五月雨時雨 2024/06/20 21:13

少年は堕ちた仲間達を眺めつつ別の手法で堕とされる

幼き裸体の急所へと容赦無く塗り込まれた残酷な薬品が、絶え間無い地獄を生み出して少年をいたぶり続けている。
非道な薬品をたっぷりと塗布された乳首が辛い。球を連ねたかのような見た目をしている細い棒を用いて同じ薬品を奥深くまで丹念に擦り込まれた腸壁が苦しい。
気が狂う程の痒みを塗られた箇所に生み出し、苦悶をもたらし続ける。そんな悪趣味な薬品を施された少年は、自力ではどうにもならない頑丈な金属で作られた拘束を耳障りに軋ませ口を閉ざした状態に固定する黒色をした粘着テープごしにくぐもった絶叫を休み無く放ちつつの身悶えを抑えたくても抑えられない状況へと追いやられてしまっている。

「んぅぅーっ! むぐぅぅぅーっ!!」

下半分を覆う形でテープを貼り付けられた顔を痛々しく歪ませ、大粒の涙と共に誇りを捨てた哀願の唸りを発しながら、少年が乳首と尻穴を嬲る痒みからの解放をなりふり構わずにねだる。足を肩幅に開かせ、腕を斜め上へと伸ばしきった形に維持させる金属製の拘束台に囚われた無様な裸体をめちゃくちゃによじらせ丸出しとなった小ぶりな男根をみっともなく踊らせながら、少年が×字に引き延ばされた手足を痒みに苛まれている乳首と尻穴に近付けさせようと無意味な努力を滑稽に繰り返し続けている。
痒みに恥部を蝕まれ、その苦しみに折られた心から許しを請う意思を示している。自分と敵対していた際に見せていた気高さはおろか、縛めと痒みを加えられた直後に見せていた反抗の態度すらも跡形も無く失った少年が、愉快に悶絶を披露している。
その事実を悠然と噛み締め表情に浮かぶ冷酷の色を際限無く深めながら、悪の組織を束ねる総統の男は本能を剥き出しにしたおねだりを寄せる少年を高揚の材料として扱いつつ、より大きく膨れ上がったその高揚のままに腰を一層激しく往復させ始めた。

「んぁっ!? ふぁぁぁんっ! ○○しゃまぁっ! おぢりきもぢいいれしゅぅぅぅーっ!!」

手足の自由を金属の拘束に奪われ乳首と尻穴を痒みに襲われている少年を設置した部屋の中央を眺めながら心地良さげな喘ぎを零していた別の少年が、驚愕と至福に染まった嬌声を甲高く上げ肘から先と膝から先で身体を支える四つん這いの姿勢を取っていた汗と精液に塗れた裸体を痙攣させつつ絶頂へと上り詰めていく。
その様子を近くで観察しながら、同じベッドに裸体を乗せた三人の少年が羨望の思いを眼差しと言葉で紡ぎ、痒みに狂わされている少年に言及しつつのおねだりを行った。

「○○様のおチ○ポ様、すごいぃ……僕も、同じくらいじゅぼじゅぼされたいですぅ」
「○○様にお尻ずんずんされてるの見てるだけでぇ……お尻のうずうず苦しくなっちゃうぅ。お願いしますぅ、次は、俺にずぼずぼしてくださいぃ」
「あっ、やぁぁんっ。俺も欲しいのぉ……お尻の疼きが辛いんですぅっ。だから、俺に先に下さいぃ。あっちの子みたいにおかしくなっちゃうからぁ……っ!」

全身をはしたなく火照らせ、体内に留めきれない欲望を誤魔化したい一心で腰をくねらせ、我慢しきれずに己の尻穴や乳首を指で捏ね回しながら交尾の順番を三人の少年が競うように待つ。その光景を涙に霞む視界と、痒みで打ちのめされ削り落とされつつある理性で認識し改めて敗北を思い知らされながら、他の四人を率いるリーダー格の存在であったヒーローの少年は自分達を罠に嵌めて生け捕りにした悪による細工で淫猥な知識と思考を植え付けられ自分の記憶すらも淫欲に流されてしまったかつての仲間達に絶望しつつ、他の四人を壊した洗脳とは全く違う痒みを用いた方法での陥落を、悦びに満ちた乱交を鑑賞させられながら促されていくのだった。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

記事を検索