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猿轡の記事 (13)

五月雨時雨 2024/06/10 19:49

騎士達は無慈悲な袋の中で淫猥な手駒へと作り変えられる

普通の山賊ではない。そう確信が抱ける程の魔法具達によって、国から討伐を任された二人の騎士は奮闘虚しく返り討ちとされ捕虜の立場へと貶められてしまった。
間違い無く、こいつらは山賊と身分を偽った敵だ。無法者には手が届かぬはずの代物である魔法具を数多く操る男達に敗北し、それらの魔法具に小さく刻まれた隣国の紋章を目にした騎士達は、お互いを標的としない国家間の条約が一方的に破られたことを悟り怒りと焦りをその胸に募らせた。
だが、幾ら騎士達が怒り焦ろうとも山賊に化けた隣国の男達は全く動じない。時に欺く為に必要だからと自身の国からやって来た商人の馬車からも略奪を行っていた偽りの山賊達は、敵意を漲らせている騎士達を油断を欠片も挟まない眼差しで見つめるばかりだ。
一切の武装の解除を強要する魔法具の力で剣と鎧だけでなくその下の衣服も没収された裸体を、山賊の根城として認識していた山中の洞の地面に仲良く情けなく横たえさせている騎士達。凶悪な犯罪者に用いる物として限られた者にのみ使用を許可されている拘束をもたらす魔法具の力で左右の腕を胴体の真横に沿わせ両足を隙間無く密着させた体勢を口の引き結びと共に強要されている無様な騎士達。そんな滑稽な姿になり果てた二人の男を拘束の魔法具に不備が無いかを確認する意味も込めてしばし観察した隣国の男達は、騎士達が自身の得物である剣を奪還する以前に立ち上がることすらも叶わない状態に計画通り陥っている事実を確信すると、最後の仕上げとして巨大な薄茶色の袋を取り出しその袋に抗えぬ二人の騎士の裸体を迷い無く詰め込んでしまった。

「んーっ! んむぅぅーっ!!」
「うっ、ふぅぅっ!」

騎士達が開けなくされた口で拒絶を叫んでも、男達は全く取り合わない。袋に放り込まれ折り重なった形となった二つの裸体をよじらせつつ騎士達が眼差しと唸りで抗議を示しても、男達はそれを無視して袋の口を閉じ、二人の理性と矜持を破壊し自分達に都合の良い手駒へと陥落させる魔術を残酷に起動させてしまった。
袋に手を添え念じた男の意に従って、袋の表面に薄桃色の魔力が走る。特殊な性質を有する植物で編まれた袋が、自身に注がれた魔力を受けてその性質を無慈悲に発揮させ始める。
逃げ場を奪われ、逃げ出す為の手段を没収された騎士達はもう、密着させられた裸体を間抜けに跳ねさせながら苦しむことしか出来ない。強烈な発情と快楽を無から生成し触れている者の肉体に流し込む淫猥な袋に閉じ込められた騎士達はもはや、恐怖に染まった甘い悲鳴を上げながら望まぬ悦びに狂わされるしか無い。
肉欲とは無縁な鍛錬の日々を過ごしてきた雄々しき肉体を男娼よりも熟れた物へと一瞬にして仕立て上げられた哀れな騎士達は、お互いの火照りきった裸体を狭い袋の中で嬲り合いながら洗脳の効果を持つ魔法具による支配を無防備に受け入れる精神状態となるまで絶頂を迎えるだけの存在でしか無いのだ。

「んみゅぅぅっ! ふぎゅぅぅぅぅんっ!!」
「んもっ、ぶむぅぅ! うふっ、むおぉぉぉぉぉーっ!!」

我慢さえも許されぬまま、騎士達が早くも一回目の絶頂へと到達する。もう一人の裸体を精液で汚し、絶頂由来の痙攣で上乗せの悦びを無自覚に引き寄せながら、騎士達が次の射精へと為す術無く上り詰めさせられていく。
そうしてイき地獄へとどうすることも出来ずに堕ちていく二人を離れた位置から袋越しに眺めながら、山賊に化けて騎士を誘い出し捕らえた隣国の男達は二人が完全な崩壊に至らないよう様子を休み無く伺いつつ、淫らな慈悲欲しさにどんな命令にでも従う手駒に作り変えた騎士達の家に住み込み情報の提供と引き換えに餌となる甘い至福を恵む者を誰にするかという話し合いをすぐ近くで淫蕩な悶絶が繰り広げられているとは到底思えぬ冷静さで行うのだった。

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五月雨時雨 2024/06/03 21:34

男は砕け堕ちる時までわずかな悦びを惨めに追い求める

左右の足を隙間無く揃え、両腕を身体の側面に密着させる。そんな気を付けの体勢に固められた裸体を必死にもがかせながら、男が危機と屈辱からの脱出を試み続けていた。
どんなに手足に力を込めても自由は取り戻せない。塞がれた口で言葉にならない絶叫を幾ら発しても救いは訪れない。嫌というくらいに思い知らされた絶望の情報に心を打ちのめされながらも、男は一人きりの地下室で試行錯誤を休み無く繰り返し事態の打開を追い求めていた。
だが、男がどんな行動を取っても状況は変わらない。衣服を剥ぎ取られた裸体へと巻き付けられた透明なラップの縛めと、その上から重ねられた黒いテープの拘束は男がなりふり構わずに暴れてもぎちぎちと軋む音を立てるのみで緩む気配すら見せない。
裸体を厳重に縛るラップとテープの檻に閉じ込められ、更にその上から手も足も出せぬ状態となった身体を地下室の中央に位置する丸い柱へと括り付ける追い打ちのテープを執拗なまでに与えられた男はもう、柱を背にして立った姿から離れられなくされた肉体をただただ、無慈悲に嬲られるしか無い。
口を閉ざすテープの上へと鼻も同時に覆う形で重ねられた頭部を柱へと縫い付ける役割も担う数枚の白布を湿らせている淫猥な薬品が混じった呼吸を強いられている無様な男はもはや、わざとラップとテープで包むこと無く露出させられた男根が痛々しく勃起し疼きに疼いている様を為す術無く見つめながら、我慢しきれぬ呼吸に合わせて己を更なる発情という淫らな地獄へと追いやることしか出来はしないのだ。

「んんっ、ふうぅ、む、ふぶぅ……っ!」

ラップの内側に蓄積した自らの汗がもたらす熱気と滑りが、男に不快を味わわせていく。その不快を大きく上回る男根の内部で忙しなく蠢くもどかしさが、男の理性を常に削り落としていく。
もし腕が思い通りに使えたならば、男は躊躇い無く男根を慰める摩擦を一心不乱に注いでいたことだろう。仮に右腕のみに自由を残された状況を用意されていたならば、男は裸体を包囲するラップとテープを振り払う為の格闘ではなく男根を鎮める快感を手繰り寄せていたことだろう。
けれど、今の男に己の男根を情けなく扱く手段は無い。悲痛に見開かれた目から大粒の涙を零しつつ許しをねだっても、それを聞き入れてくれる存在は何処にもいない。
恥を捨てて縋り付く相手すらもいない孤独な地獄に放置された男は、惨めに前後させることも叶わない腰を狭い範囲で揺らしながら、出口を遮断され溜まる一方となった自身の淫欲に壊し尽くされるしか無いのだ。

「んぅっ、むぶぅっ、ふみゅぅぅ……っ!」

自分をこの責め苦へと置き去りにした敵達への憎しみを滾らせていた脳に誰にも届かない助けてを響かせながら、憎しみと怒りで満ちていた思考を射精への渇望に欠片も残すこと無く塗り潰されながら、男は滑稽極まりない腰振りを行って張り詰め切った男根をみっともなく踊らせて余計にもどかしさを加速させるだけのかすかな刺激を生み出し、それを正気が砕け堕ちるその時まで汲み取り続けていた。

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五月雨時雨 2024/06/01 21:26

残酷な男は眠気に負けるまで生殺しの快楽を容赦無く味わわせる

鼻の穴と男根を除く全てへと執拗に巻き付けられたラップによって、男の裸体は両腕を胴体の真横に沿わせ両足を後ろに曲げた体勢から離れられないよう身動きを封じられてしまった。そしてそのラップの上から加えられた黒い粘着テープによって、男はすでに自由を奪われていた裸体から視界の自由さえも没収され、無様にのたうち回ることすらも出来ない姿へと追いやられてしまった。
ラップとテープ、二種類の檻に閉じ込められた裸体はもう何処にも逃れられない。テープの黒にほぼ全てを包まれた裸体を木で作られた背の低いテーブルの上へと追い打ちのテープで縛り付けられた仰向けの男はもはや、逃げることはもちろん無防備にさらけ出された男根を隠そうと試みることさえ許されない。
見ることも、しゃべることも、手足を使うことも叶わない。そんな状態に追いやられた今の男は、自分を捕らえありとあらゆる選択肢を削ぎ落とした男が生み出す無慈悲な責め苦に拒絶を示すことも出来ぬまま、間抜けに悶絶を引きずり出されるだけの存在でしか無いのだ。

「んっ、んぐぅっ! ぶみゅぅぅ……っ!!」

テーブルに縫い付けられ振り乱すことも不可能にされた頭部を震わせ、それ以外の部分が行う痛々しい痙攣に合わせてラップとテープを耳障りに軋ませながら、男がくぐもった唸りの色を限界を表わす物へと変化させる。
もうすぐ、絶頂に達する。その事実を無自覚に主張しながら、男が鼻をみっともなく鳴らしつつ男根の脈動を一層激しくさせる。
その愉快その物な痴態をベッドに寝転がった姿勢で堪能しながら、残酷な男はテレビのチャンネルでも変えるかのようなくつろぎの態度で右手のリモコンを弄り、ベッドの左側に設置したテーブルの上で惨めに苦しむ男を襲っていた悦楽をまた、出口に至る直前で無慈悲に引き下げてしまった。

「うぎゅぅぅ……! ぶ、むうぅ……っ!!」

男根の根元と、亀頭の真下に緩く食い込んでいた黒いローター型のベルトが、リモコンから飛ばされた残酷な指示に従って己の振動を微弱な物に移行させた。
目前に迫った射精という解放を手繰り寄せるには物足りない。けれど、男根を萎えさせるには刺激が強すぎる。そんなもどかしい振動を注がれながら、男が黒に閉じ込められた裸体を情けなく跳ねさせ絶頂を延々とおあずけされているせいで体内に蓄積した欲望をどうにかして誤魔化すかのような腰振りをみっともなく繰り返す。
そのただただ滑稽なだけの身悶えを悠然とした佇まいで鑑賞しながら、無慈悲な男は前後左右に踊り狂っている男根に愉悦の視線を浴びせつつさっき弱めたばかりである淫具の責めを再び強め、男に次の寸止めを前提とした快感を与え始めた。

「むぎゅぅぅぅーっ!? うっ、んふうぅっ!!」

再度男根に訪れた苛烈な攻撃に絶叫しながら、男が生殺しの悦楽を終わりにしてくれと必死に全身で訴えかける。破裂しそうなくらいに膨張している男根から透明な蜜を涙のように溢れさせながら、限界以上に追い詰められた男が壊れかけの理性でなりふり構わずに慈悲をねだる。
それら一切の懇願を寝る前の娯楽として消費する残酷な男は心地良い睡魔が己の内で増幅するのを感じながら、自分が朝に目覚めた際に待っているのは終わり無き生殺しに壊れた男かそれとも精液が尽きてもとまらない淫具に断続的な絶頂を強いられ壊れた男かとぼんやり考えつつ、意識が途切れるその時まで右手のリモコンを操作し射精寸前まで追い詰めての没収を何度も何度も味わわせていくのだった。

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五月雨時雨 2024/06/01 20:47

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五月雨時雨 2024/05/30 20:58

いつも通りの悶絶は躊躇い無く引きずり出される

守りたくても守れない箇所へと追いやられた尻穴を奥深くまで貫いた異物が、男の腸壁に絶え間無い振動を流し込んでいる。
捕らわれた日から加えられた淫らな躾によって雌の素質を暴かれ性器へと貶められた尻穴が、とめどない刺激に望まぬ悦楽を味わわされ続けている。
その屈辱的な責め苦から逃れたくても、男は逃れられない。甘い至福に屈して無様に勃起させられた男根を揺らめかせつつもがいても、男は尻穴に嵌まり込んだ異物をどうやっても追い出せはしない。
胸部と二の腕を短く結合し胴体の真後ろで交差させた手首をその位置に固定させている上半身の縄に腕の自由を奪われ、左右の足首とすね、そして太ももを一つに括る下半身の縄に足を縛められた男はもう、容赦無く尻穴を苛む甘い地獄にただただ翻弄させられるしか無い。
すでに一切の抵抗を不可能にさせられている裸体を四本の脚を床に金具で一体化させられた椅子へと追い打ちの縄で厳重に縛り付けられた惨めな男はもはや、視界を閉ざし口を塞ぐ黒色をした粘着テープの下で表情を悲痛に歪め淫らにくぐもった悲鳴を地下室中に響かせながら椅子の座面に取り付けられた男根型の淫具が生み出す快感に狂わされるだけの存在でしかないのだ。

「んぅぅーっ! んぐ、ぶむぅぅぅーっ!!」

どんなに意識を逸らしても、尻穴を淫蕩に痛め付ける偽の男根の攻撃には抗えない。監禁される立場に置かれる前には想像すらもしていなかった己の状態に改めて絶望を募らせつつ、男がまた絶頂に達する。
テープに閉ざされた口で鳴き叫び、嫌でも呼吸の度に己が吐き出した精液の淫臭を嗅がされることとなった鼻から間抜けな音をプスプスと奏でながら、色の薄まった精液を力無く迸らせた男が男根を萎えさせる暇はもちろんわずかな休息も許されぬまま、尻穴を震わせる紛い物の男根の力で新たな絶頂へと押し上げられていく。

「うっ、うびゅぅぅ! んもっ、もぼぉぉぉーっ!!」

これ以上、射精を迎えさせられたくない。壊れかけの理性から紡がれる切羽詰まった哀願が地下室を満たす。
しかし、男を捕獲し毎日淫獄を与えて愉しんでいる無慈悲な男はその願いを受け入れない。自分が地下室へと戻ってきたことを察する余力すらも無くなった男を眺めて残忍に微笑む支配者の男は、いつも通りに悶え苦しんでいる男から更なるいつも通りの悶絶を引き出す為に、上着の左ポケットに入れた残酷なリモコンを何の躊躇いも見せずに左手で操作した。

「んぎゅぅぅぅーっ!?」

途端、男が椅子に縫い付けられた裸体を痙攣させながら一際甲高い困惑色の絶叫を放つ。頭部を後ろに反らしながら、言葉にならない声で愉快に唸りつつ脈動する男根から精液を分泌させる。
その最高に見応えのある飽きの来ない痴態を満喫しつつ男の尻穴を満たした機械仕掛けの男根の駆動に変化をもたらすリモコンから左手を離した男は、振動だけでなく荒々しい首振りを開始した淫具が繰り広げる地獄の快楽に心と身体を掻き乱されている限界の男の右横に歩み寄り、汗ばんだ髪を掴む左手でようやく自分が帰ってきたことを把握して戦慄する男を至近距離で観察しながら、駄目押しの追撃の為に右手を透明な蜜と雄の白濁に塗れている無防備な男根に迫らせていくのだった。

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