新衣装作業:男村人と寄生体
【新衣装の進捗】
ひたすらに続けております新衣装用のアニメーション改変作業ですが、4つ目のステージである「廃村」に入り、男村人(ゲームオーバーシーン以外)と、飛び出す寄生体のやられアニメーションがおわったところです。
男村人のやられアニメーションは、ホールドから押し倒して、口から寄生体を出し、ゆっくりとラビアンの口に狙いを定めた後、それを無理やり口内に押し込むという手順が多くドットの枚数も多いアニメーションなので時間がかかりましたが、前回記事からなんとか2エネミーの進捗を保ちました。
【男村人のおはなし】
◆ひとだ!!
ある実験により生み出された不完全な寄生生物が人間に宿った姿です。
寄生された人間は寄生体が出す命令に従う狂人のようになりますが、元の生物としての意識はわずかに残っており、食事などの生命活動の維持のための行動を行います。
そのため遠目でみると普通の人間のようにも見えますが、その顔は寄生体が「舌」のように出入りするための穴が不自然に開き、元の人間の顔から大きく変形してしまっています。
◆寄生体の行動原理
寄生体は完全に宿主と適合すれば恐ろしい力を持つ個体に変化する可能性があり、より適合率の高い寄生先を探しています。また宿っていた身体が完全に死んでも、寄生体は新しい寄生先を探します。
◆元ネタなど
ご存知、バイオ4にそっくりですね。もちろん大きく影響を頂いてはいますが、元からバイオ4オマージュをやるつもりだったわけではありません。
この廃村ステージは「人間型の敵に監禁されておせっせ」を行うステージにしようという目的がまずあり、人間型の敵としてはゾンビが既に登場していたので「操られている人間」などの、人間を襲う人間を何かしらで登場させる必要がありました。
ただ、ビジュアルとして普通の人間に見えるものを出すのは少々問題がありました。
まず問題の1つは、普通の人間を「殺す」主人公ではないということです。
人間を襲う人間を作る方法としては、例えば魔法で洗脳されている人間などでもよいのですが、魔法だと洗脳が解けて元の正常な人間に戻りそうな雰囲気がして、それを敵として「殺害」してしまうのは、ラビアンのシスターという清廉なキャラクター付けだと少し合わない感じがして、今回のほぼストーリーがなくシンプルに敵を倒していくだけのアクションには合わない設定だと思いました。(テキストとかで心情を説明できるなら、人間は斬れない!とかの葛藤はそれはそれで広げられそうですが)
次に、普通の人間を敵として出しても奇妙な感じを伝えにくい、という問題です。
小さいキャラドットだとごく普通の人間に見えてしまう恐れがあり、先程の普通の人間を殺害しているように見せたくないという話に加えて、ゲームとして敵に出会った時に普通の人間だとあまり奇妙な感じがしなかった、という経緯があり、今の不自然に穴が開いている形に落ち着きました。
このあたりのお話は、過去の記事にも載っています。
次回はおそらく、ゲームオーバーシーンの作業に入るので、次回はそのあたりの設定のお話もできればと思います。
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