新衣装作業：コックさんと赤ちゃん

【新衣装の進捗】

新衣装のアニメーション改変作業はコックさんと廃村ボスを終えることができました。

実は前回記事を書いた時点では忘れていましたが、村人ゲームオーバーシーンから脱出するときの縄抜けのアニメーションなど細かいアニメーションも残っていましたが、それらも含めて今日で廃村ステージのアニメーションを全て終えることができました。

次は５ステージ目の下水ステージに入ります。

【赤ちゃんのおはなし】
コックさんは後のステージでも亜種が登場するので、今回は廃村ボスの赤ちゃんのお話です。

◆特異な融合体

赤ちゃんと寄生体が融合し、強大な身体に変化した特殊な個体です。

その巨体の成長を維持するためには多くの養分が必要なため、放っておくと赤ちゃんは生き物を直接身体に取り込むようにして自分の肉体の一部にします。

そのため赤ちゃんの全身には取り込まれた犠牲者の手や顔がうごめいており、それに捕まるとその手や顔の一つにされてしまいます。

ちなみにラビアンが捕まった場合は、取り込まれ動けなくなったところを、赤ちゃんの本能なのか、おっぱいを吸われ続けることになりました。
そのゲームオーバーシーンからさらに時間が経過すれば、ラビアンも赤ちゃんの身体の一部となりますが、工数の都合で本編にはギリギリ入りませんでした。

◆村の守り神？

強力な寄生生物を崇めているのか、幼い生命を守るためなのか、赤ちゃんは廃村の谷底に鎮座し、寄生された村人達の間で神のように祀られ、守られています。

そのため普段うつろに生活を続ける村人も、小屋に侵入者が近づくと一斉に集まり排除しようとしてきます。

◆時計タワー

すでに今までもコメントなどでご指摘されている通り、がっつりとクロックタワーのオマージュになっております。

原作赤ちゃんの明らかに人智を越えた存在の突然の登場は、急激に物語が進行していく最中のさらにダメ押しでクライマックスへと加速させる素晴らしい演出でしたね。

それに捕まってしまった時にどんなことをされてしまうのだろうと想像し、気づいたらたらこんなボスを作っていました。

◆ヒットアンドアウェイ

クロックタワーみたいな赤ちゃんを出してラビアンを生体哺乳瓶にさせるのが一番の目的だったので、実は赤ちゃんの攻撃方法に関してはそこまで考えていませんでした。

じりじり近づいてくるところは１面ボスのアシュリーに似ていますが、それだけだと同じになってしまうので、プレイヤーの攻撃に合わせて後ろに下がったり、弱らせた後に登場する弱点を攻撃したりなど、少しだけアシュリーよりもテクニカルな動きを実装してもらいました。

こちらの攻撃を回避するという他のボスにはない行動をするとはいえ、攻撃方法は単純なので、このボスを倒すこと自体は難しくはないと思います。

ただヒットアンドアウェイとそれに付随した「間合い」は様々なアクションゲームの基本だし、結果的にこのボスはその間合いの重要性を認識させてくれる、それなりのボスになったのではないかと思っています。

以下はお題箱の返信です。