TalkingFairy 2020/05/08 17:24

白雪姫 その4

「あら、鍋の火をかけっ放しで離れちゃうなんて、慎重なドックが珍しいわ」

 白雪姫は暖炉の鍋を、かき回しました。そこからはとてもいい匂いがします。

「シチューみたいね。味見もしておこうかしら」

 姫は鍋の中身を掬って飲んでみました。とても美味しくて、お腹も減っていたので、鍋の中身を半分位食べてしまいました。

「な、なんだか体が熱い。風邪かしら…」

 姫はベッドに体を横たえました。

「すごく…火照ってる。それに…あっ」

 白雪姫は自分の大事な部分に手を当てました。すると、みるみるうちに敏感な部分から、何かが溢れてきます。
 離さなければと思っても、姫は手を動かすのを止めません。
 そのとき、ちょうどドックが戻ってきました。

「ああっ…ドック、わたし、私おかしくなっちゃったの?」

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