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不思議の国のアリスの記事 (5)

TalkingFairy 2020/05/16 17:30

不思議の国のアリスをエロゲにする

 絵物語の最後の場面は結構気合入れた絵を描いて、自分もお気に入りだったんだけど、データが見つからない。
 なーんーでーじゃー。
 処分したHDDの中にあったのかなぁ。データは全部コピーしたつもりだったんだけど。
 なんせ2008年とかのデータだし、サイトも放置してたんで消えちゃってるし。
 インターネットアーカイブにもなかったのよね。
 みなさん、データの管理はしっかりと!!


 何も画像がないのも寂しいので、新規描き下ろしです。
 TON_B版のアリス大好き紳士淑女、大歓喜!!www
 ちなみに、巨大化するウルトラマンを意識してます。

 それはそうと、アリスモチーフのゲームやゲームキャラは大量にあると思うし、エロゲにも当然あると思う。
 なんかメジャータイトルがあった気がするけどパッと思い浮かばない。
 自分だったらどんな風に作るか、ちょっと考えてみようと思います。

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TalkingFairy 2020/05/15 17:22

不思議の国のアリス その4

 きょだいな影が、太陽を遮りました。それはアリス達のいる島よりも大きなチェシャ猫です。

「うにゃーごっ。大っきくなり過ぎたにゃー」

 チェシャ猫は、サル達をつまむと口に放り込みました。
 せいきのスペクタクル、凄い見物ですが、食べられては大変です。アリスは逃げようとしましたが、サル達にさんざん擦られたので、腰が抜けて立ち上がることだってできません。

「いまいち、入ってなかったにゃー」

 チェシャ猫は、しばらくサル達を口の中でモゴモゴやったあと、ぺっぺっと吐き出しました。猫はだいぶ縮んだように見えますが、それでもアリスの何倍も大きくて怖かったので、アリスは見つからないように、静かにしていました。

「くんくん、おやー、こっちの方が沢山あるみたいだにゃー」

 チェシャ猫は鼻をならして顔をアリスの方に近づけると、ぱくりとアリスを足の方から口にくわえました。

「んああああぅぅぁぁ!」

 チェシャ猫の舌がアリスの股間をペロペロなめ回したので、アリスは変な声を出してしまいました。


「にゃはー、沢山出てくるよー。お尻の中から出てくるよー」

 チェシャ猫がアリスのお腹を押さえるたびに、アリスのお尻からはサルから注ぎ込まれたものが、どくどくとチェシャ猫の舌の上に溢れるのでした。

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TalkingFairy 2020/05/14 17:34

不思議の国のアリス その3

 ごろごろごろ。アリスは木のウロに付いた扉をみつけて、その中に飛び込んだのでした。私も穴があれば突っ込むキチガイなのかも。
 くるりくるりん。扉の先は長い坂道になっていて、アリスはこけつまろびつ降りていきます。
 リップ・ヴァン・ウィンクルが転がした玉みたいに、アリスは転がって草むらに飛び出しました。あたりにはやたらとキノコが生えています。
 ざーっと草を滑って、ついに誰かにぶつかって、やっとアリスは止まりました。
 めまいにくらくらしながら、アリスは見上げました。

「あれ?このおばさんは誰かしら?」
「んまぁ!!んまぁーーーーっ!!なんて、礼儀知らず!こやつの首をひねってしまうのじゃ!!」

 豪華な服を着て、冠をかぶったおばさんはキンキン声で命令しました。

「のぞみのままに、女王様!」

 周りを囲んだ、ぺらぺらの兵隊が一斉に声を揃えて言いました。
 みんな一斉に、アリスに飛びかかってきます。首をひねられては大変。アリスは慌てて逃げました。

「ほんきでやるのじゃ!早くしないとお前達の頭をちょん切るぞよ!」

 ぺらぺらの兵隊は必死にしがみついてきますが、兵隊が軽いのでアリスは全然止まりません。

「しぶといやつだ。とにかく動けないようにしろ!」

 ぺらぺらの隊長が叫びます。アリスのエプロンはむしり取られ服はずり下ろされ、小さなおっぱいが服からはみ出ました。

「たいちょう!首が出ました!」
「ようし!ひねれ!」


 兵隊はアリスの乳首に飛びつくと、必死にひねりまくってこねまくりました。ならんだ兵隊は、女王様に叱られないように、全員まちがいなくアリスの乳首をひねりました。

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TalkingFairy 2020/05/13 17:33

不思議の国のアリス その2

 いきなり小さくなったものだから、歩いても歩いても全然前に進みません。そのうえ周りにはキノコが沢山生えていますが、どれも大きすぎて、とてもじゃないけど下の口には入りそうにありません。

「やねの上からだとあっちの方向だっわね…。でも全然見通しが利かないわ。あの上に立ったら、少しは先が見えるかしら」

 アリスは背伸びをしてキノコの上に首を出しました。

「んんっ」

 すると何かと目が合いました。…大きな芋虫です。今はアリスが小さいのですから、普通の大きさの芋虫かもしれません。


「あなたはだあれ?」
「…お前は名乗らんのか」
「ああっ、ごめんなさい。わたしはアリス。たぶん…さっきから大きさとか色々変わっちゃって、ちょっと自信ないけど」
「そんなことはどうでもいい」
「ど、どうでもいいっ…て」
「登らんのか?」

 こっちの都合なんか、全然無視して芋虫は言いました。アリスは芋虫が何か知っているような気がしたので、キノコの上にえっちらおっちら登りました。

「お前は、何の芋虫だ?」
「にんげんよ !!芋虫なんかじゃないわ!」
「芋虫なんか、とは失敬なやつだ」
「あっ!ごめんなさい。芋虫に間違えられるなんてびっくりしたものだから」
「まだ、お前は芋虫ではないと言い張るのか」
「どう見ても、芋虫じゃないでしょ」
「そんな布切れがあっては、中にどんなものが入っているのだか、分かるわけなかろう。だがワシがみたところ、お前は芋虫だ」
「んもうっ!服をとったら、あなたとは全然違うってことが分かるわよ!!」

 アリスは服をとって見せました。

「げんじつにお前は、芋虫ではないか。顔の横にはツノがついているし、足が二本なのは珍しいが、確かに腹には足がある。そして先の別れた尻尾がある。それに顔にはワシと同じようにヒゲまではやしておる」

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TalkingFairy 2020/05/12 17:30

不思議の国のアリス その1

ロリの代名詞アリスです。
白雪姫と同様にディズニー『ふしぎの国のアリス』1951年のアニメの著作権は切れてます。
今回の絵物語は、ディズニー版よりオリジナルのテニエル風を意識しました。
アリスの服に青を配置していますが基本カラーは黄色です。

夢オチだってバレてるから、なんだってしほうだいですね(笑)



「ちこくだ!ちこく!」
「んんーっ」木陰でお昼寝をしていたアリスは、騒がしい声に目を覚ましました。
「こまった、こまった!ちこくだ、ちこく!」アリスの目の前を、すごいスピードで懐中時計を持ったウサギが走り抜けます。
 まどろみから完全にさめたアリスは、みょうちくりんなウサギに興味津々です。
「んまぁ、なんて奇妙なウサギ!追っかけてみましょう!!」
 こうきしんいっぱいのアリスは、ウサギの尻尾を追いかけて走り出しました。

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