こんばんは!あと二日で3月も終わりですって!ヒエ……怖…
今回は、前回の記事でチラッと話していた、自作ゲームの「目覚めたら知らない男が枕元にいた」(以降、めざしら表記)が出来るまでの簡単なまとめ記事になります。
一部キャラのネタバレ等があるので、プレイ済の方向けの記事かな~?と思ってます。
備忘録を兼ねての簡単なまとめになりますが、よろしければお付き合いください。
大体の流れ
まずこのゲーム、何故作ろうと思ったのかと言えばGWに少し時間があったので
「GW中にゲーム作っちゃおうかな!?( ◠‿◠ )」
(↑ゲーム制作者あるあるの激甘作業見積もり)
と、思い立った事がきっかけです。
当然、立ち絵やスチルを自分で描いてシナリオも自分で書いて…という作業内容で、GW中に完成するはずも無いのですが、この時点ではプレイ時間10分程度の本当に短い物を作る予定でした。
イケるだろ!と、激甘見積もりで作り始めたのですが、まあ当然ですが完成しません。
GW中に進んだのは律の立ち絵とスチル一枚くらいだったと思います。
間に合わなかったのは仕方ないとしても、今年のティラノゲームフェスまでには出したいな~と思って、ゆっくり制作を続けていく事にしました。
せっかく制作時間にゆとりが出来たので、
「女の子の家にストーカー男が侵入してきて、男を刺激しないようになんとか外部の人間に助けを求める」
という内容から、
「隠れVtuberの女の子が目を覚ますと知らない男が部屋に居座っていて、さらに相手は一筋縄ではいかないガチ勢で、さらに…」
と、内容をモリモリにしました。
おかげでシナリオ完走するまでにかなりの時間がかかってしまったのですが、プレイヤーさんから頂いた感想で「シナリオの構成が良い」とお褒めの言葉を頂く事が多いので、頑張って良かったと思っています。大変でしたが…!
シナリオとスチル描く作業を平行しつつ、
7月の終わりに声優さん募集→8月の頭に決定→頂いた音声の編集…と、8月はかなり作業が立て込んで忙しかったという思い出があります。
一応、ティラノゲームフェスの締め切りは8月末までだったのですが、9月中~10月の開催まではゲームのブラッシュアップ期間という形で猶予があったので、ギリギリですがなんとか完成版を公開する事が出来ました。
ただ、今回は本当にギリギリ過ぎたので、泣く泣く諦めたスチルや立ち絵などもありました。
どうしても入れたかった要素は、今月行ったアップデートで実装する事に。
このギリギリ参加、今回一の反省点としてしっかり覚えておきます。今度はちゃんと優等生参加したい…!
ゲームの元ネタ?
「めざしら」には元になった物があります。と言うか、ほとんど私が過去に公開した物をサルベージして作られています。
まずはこちら…
向かって左の二人は、2021年にTwitterで「作りそうで作らないかもしれない冒頭だけチビっと作ってるゲーム」という投稿の際に公開したキャラ達です。
中学生の女の子に…
怪しげな成人男性という、なんとも危うい組み合わせ…
この時はの二人で短編ADVでも作ろう!と考えていたのですが、頓挫。
ただ、この時点で考えていたお話の流れは面白いな~と思っていたので、今作めざしらに大まかな流れを引き継いで、主人公を成人済の二人に変えてもっとドロドロした内容に煮詰めていきました。
勿論、キャラの職業やら家庭環境やらは違うのですが、男性キャラは裕福で女の子は結構つらい境遇…という根底部分は一緒です。
ついでに言うと、主人公の元カレくんも元になったイラストがあります。
こちら…
左は何となく描いてTwitterにアップしていた、性格悪そうな神父さまっぽいイラストで、そこから手を加えて右の立ち絵になりました。
どちらにしても性格悪そう感でていて、お気に入りです( ◠‿◠ )
と…上に書いた通り、めざしらは作り切れなかったゲームや何気なく描いたイラストを再利用しつつ、シナリオをモリモリして完成したゲームです。
再利用したネタやイラストではありますが、最終的には良い具合にまとめられたのではないでしょうか。
最初に公開した男性&中学生の二人も、ビジュアルは気に入っているので今後どこかで出してあげたいな~と考えています。
キャラクターについて
最後、主人公二人についてお話します。
- 色羽(cvたねまき様)
今作の主人公でヒロイン。
ゲームを遊んで頂いた方には大体伝わっていると思うのですが、この色羽というキャラは意図的に「危機感の欠如」と「迂闊さ」を強くしています。
現代に生きる女性でこれは本当に危ないよ…!というような行為を、色羽は(意図せず)何度も繰り返してしまうのですが、これには二つ理由があって…
一つ目は、色羽が田舎育ちで基本的にはのほほんとしていて、性善説を信じているという点。
二つ目は、隙が無いと色羽の周りの男たちが動きづらい(お話を動かしづらい)という点です。
一つ目はそのままの理由なんですが、二つ目はゲームの都合上…という感じですね。
色羽が警戒心が強くてめちゃくちゃしっかり者だったら、色羽を狙う男達が都合よく動けない。
さらに言うと、それだけ隙があって危うい子だからこそ、やっかいな男達を引き付けてしまう性質を持っている…という感じです。
そんな危うい色羽を演じて下さったのは、たねまきさん。
Twitterでは以前からお知り合いだったのですが、今回ご縁を頂きお願いできる事に。
以前から、わーーー!なんて華憐で清廉な声の方…いつかゲームに出て頂きたいなぁ…!と思っていたので、ご縁を頂きとても嬉しかったです!
華憐で清廉なだけではなく、物語後半では悲痛な台詞も素晴らしい演技力で演じて頂き、感謝しかないです…!
- 律(cv控田まりお様)
今作のもう一人の主人公とも言える男性で、色羽のストーカー?
律はもうアレですね、言動を考えるのが楽しかったです。
かなり用心深くて用意周到、そして行動力の鬼なのですが、作中では大好きな色羽を前にかなりテンションがブチ上がっています。
ここまでブチ上がったキャラは初めて作ったかもしれません。…と思ったけど霧と太陽の王の仕立屋も同じくらいキマってました。
プレイヤーからは分からない色羽の行動理念より、律の行動理念は終始一貫しているため、本当に動かしやすいキャラクターでした。
そして全部色羽のためにやっている…と言いつつ、律は律で自分の都合の良い状況になるように色々(END6とか)しているので善人とは言い難いですが、色羽と二人で幸せになりたいという気持ちは本物です。狂気と純愛が同居しているようなキャラクターに仕上がりましたね。
そんな律を演じて下さったのは、控田まりおさん。
応募の際にサンプルボイスの狂人キャラを拝聴して、うお~これだ~!!と思って律役をお願いしました。
控田さんから音声を頂いた際に、ご本人は「やりすぎたかも…」と仰っていたのですが、想像していた以上にイメージに合っていて、理想以上のボイスを頂いてびっくりしました…!
律の台詞はキマってる笑いから脅すような声音まで、かなりテンションの振れ幅が大きいので、大変だったかと思うのですが、どの台詞もとても素敵に演じて頂きました!
おわりに
以上、「目覚めたら知らない男が枕元にいた」と言うゲームが出来るまでのまとめでした。
大分端折って書いたのですが、それでも長めになっちゃいましたごめん。
まだ話していない元カレ君や例の彼君の設定やら、お話したりない事もあるのですが、それらは全て制作中の副読本にまとめて書いておこうと思います。
本当はこの副読本も、ゲームのアプデと合わせて販売したかったのですが、どうしても間に合わず…
後々DL販売と、もし紙媒体で欲しいという方がいたら超少数ですが印刷して販売…も考えていますので、気になった方はお手に取ってい頂ければ嬉しいです!( ・ᴗ・ )⸝
それでは、長くなってしまいましたがここまで読んで頂きありがとうございました!