『かのそら』開発記 ★23NTR★ 今年最後の更新でござる！
みなさんどうもです！
まずは引き続き、プラン御加入いただきありがとうございます。とても制作の励みになっております！ さて、今年最後の更新は、ほぼ運ゲーでしかなかった『かのそら』バトル面を改良できた点と、以前にもご紹介した『回想』のコンセプトについてもう一度書いていこうかと思います。あとエッチなシーンもちょっとだけ……
★『かのそら』ゲーム内容のご紹介★
改良された『かのそら』バトル！？
バトル面はこれまでも悩みの種のひとつでした。アイテムを使用するなどの要素もありますが、やはりジャンケンがベースなのでとにかく運の要素が強すぎる。実際テストしてみても「え……何これ運ゲー過ぎん？」と思うこともしばしば。(プロローグ版のおまけバトルをプレイした方はわかると思います＾＾；)
過去のバトルの様子はこちらの記事内動画参照
まずこちらが、いままでの戦闘直後の画面です。
それぞれ敵の中心に表示されたグー・チョキ・パーのジャンケンアイコンは、その敵が持つ攻撃リストのアイコンで、プレイヤーはその攻撃に『勝てる手』を予想して選んでダメージを与えていくわけですが、所詮は勘でしか選べず前述したように運ゲー要素が強くて、あまり面白みがありません。
しかしこれが、ちょっと手を加えると意外や意外、なかなか遊べるように……＾＾
敵のジャンケンアイコンそれぞれに『予測値』という値を実装しました。(……というより可視化しただけですが＾＾；)
『予測値』はその名のとおり、敵がその攻撃を放つ頻度を数値化して、プレイヤーに予測させるものです。これらの数値は基本三段階【低い…3 - 普通…4 - 高い …5】で評価され、たとえば右側のサイコ野郎は、チョキの攻撃を放ってくる可能性がもっとも高く、グーが普通、パーが低いというのが値から予測できます。つまりこのことから、サイコ野郎にプレイヤーが勝つためには、グーを出しておくのが効率的であるという戦略が立てられるわけです。また同様に当てはめて隣の半グレならパーが有効というのもわかりますね！
この『予測値』があることにより、以前はほとんど運ゲーでしかなかったバトルが随分と緩和され、程よく考える余地も生まれて一気に遊びやすくなった印象を持ちました。
ひとつ注意点というか補足として、『予測値』は、あくまでもその敵がその攻撃を行なう傾向にあるというのを表わしているのであって、次にその攻撃を放ってくる確率ではないということです。その敵が持つ特徴と捉えていただければわかりやすいかもしれません。
上のスクショはサイコ野郎が持つ攻撃のリストなのですが、先ほど解説したもっとも攻撃の頻度が高いチョキアイコンには『ナイフ』攻撃が割り当てられています。つまり『サイコ野郎はサイコなのですぐにナイフを振りかざしてくる』危険な特徴を持った敵といえるわけです。
もちろん、こういった極端な『予測値』を持つ敵ばかりではなく、まんべんなく攻撃をしてくる敵もいるので、その場合はアイテムを駆使しながら戦うなどの注意が必要です。そして結局は予測なので外れるということも覚えておかなければなりません＾＾
『かのそら』における『回想』の真意
『回想』の仕組みについてはこれまでもお伝えしてきましたが、今回はその真意について書いていこうかと思います。少しメタ的な内容になりますが、その点はご了承ください。
――なぜ、彼女視点のエロシーンをその場その場のリアルタイムではなく、わざわざあとから回想部屋を通して見るようにしているのか？
それは演出としての側面はもちろんありますが、一番の理由はズバリ、任意のタイミングで彼女の様子を知るようにしたかったからだといえます。任意のタイミングというのはそのままのとおり、自動的なイベントの流れからなどではなく、まさに遊んでいるユーザーの意思で決定すること。要するに彼女視点のエロを見る判断を各自プレイヤーに委ねているわけです。たとえば順当にストーリーを進めながら、並行して彼女の様子を気にしてもいいですし、さっさと彼氏の視点だけを追って、最後にじっくり彼女の寝取られていく様やことに至った経緯を見てもかまわないのです。あるいは途中で気が変わったなら、そこから路線変更するのもありでしょう。
これは、前作『かのかい』が彼氏彼女二視点の流れでNTRを楽しむゲーム性だったのに対し、今作『かのそら』はNTRの楽しみ方を自分で決める試みといえます。
いずれにせよ一本道の寝取られゲーに対して自由度を高めたかったのが、回想のアンロック方式であり、この回想部屋がある真意です。
……それって物語の整合性は取れるの？ ……彼氏視点だけでさっさと進めるのはいいけどアンロックするための『記憶のカギ』は集めなくていいの？ ……逆にそれはカギを集める意味ってあるの？ たしかに疑問はあるでしょうが、どんな遊び方でも納得できるような仕組みはすでに考えておりますので、それぞれのプレイヤーがそれぞれの望む形で『かのそら』の寝取られを感じていただければと思っています＾＾
ちょっぴりエロシーン紹介
今回ご紹介する一幕は、直接的な表現ではなくで、想像の余地が膨らむものを選んでいます＾＾
※は画像内セリフ 機械翻訳用
◆彼氏視点『扉の向こう側 -boys side-』より
※ケンジ「おまえ……さっきから何してんだ？
いきなりヘンな声出したりして……
定番っちゃ定番ですが、定番だからこそ滾ってくるものがありますよね……？
副題に -boys side- があるということは……
◆彼女視点『世界一受けたくない授業』より
※ミカ「あんたなんかでイクわけないし！
うぬぼれるのもいい加減にしてくれる？
こちらもNTRエロ漫画なんかでよく見ます＾＾
立ち絵エロも、いちおうあるよということで！
ここまで読んでくださって感謝！
いつもたくさんのフォローといいね、そしてコメント大変励みになっております。さらに前回はチップまでいただいて本当にありがとうございました！
最後にみなさんが気になっているであろう、『かのそら』の完成についてですが、すでにエンディングまでは固まっており、メインはエロシーンのテキストを書き上げるのみとなりました。……ただ、ここからがとにかく長い＾＾；いやいや、泣き言はダメですね！ 来年は『かのそら』が完成する年ということだけは断言しておきます(笑)
今年はたくさんの方に支えてていただき本当に感謝しております！
来年もまた、M.GAMESをよろしくお願いいたします。
それではみなさま良いお年を！
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