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音声同人の記事 (103)

ほわいとばーど 2024/06/04 00:00

【小説】JKリフレ♪”クール系塩対応女子”即おち♪わからせ!脱童貞!から結婚しちゃうお話(7)

「手に、クリーム、つけて...」

美咲ちゃんは、掌にクリームを擦りつけ、耳を優しくマッサージしてくれた。

その手は小さくて柔らかい…。

「ん、ふう、ああん、ふう」

…なんだか、ただマッサージしてくれているだけのはずなのに。

「んしょ、ああん、ふう」

何でこんなに色っぽい声を出しているんだろう?

「お客さん、気持ちいい?」

「うん…すごくいい」

彼女の吐息とマッサージでメロメロになっていた俺は上の空で答える。

美咲ちゃんの顔が近い。

息がかかるほど密着している。

女の子ってこんなに柔らかいんだ……肌もきめ細かいし……

「とっても、セクシーで、ドキドキするよ」

「...え?セクシー?

いやいや、そんなわけないし」

彼女は少し狼狽えた顔をする。

「えっちっぽいわけないし

真面目にやってるだけ」

「いや、俺はかなりいい感じだけど」

「……そか?まあいいけど

お客さんもえっちだね……

お客さん、エロいこと考えない、いい人だと思ってたのに

やっぱ男の人は、みんなエロばっかだね」

美咲ちゃんは、ちょっとがっかりしたように言った。

「まあ、俺もエロいかもしれないけど……」

「うちのどこに、そんなエロがあるんだか...」

美咲ちゃんは笑った。

俺はドキドキしていた。なんか違うぞ。

さっきと彼女の笑い方が……色っぽいというか……

これは演技なのか?

もうわからない。

俺の頭もだいぶボーッとしてきたようだ。

「……あ、まじで

お客さん、感じてるの?

だって、顔、赤いし」

美咲ちゃんが耳元で囁く。吐息がかかる。

「い、いや……気持ちいいからだよ」

「ふうん、そう……まあ、マニュアルには、耳にはいっぱい、ツボがあって、感じやすいって書いてあるけど...」

美咲ちゃんは、またマニュアルをチラ見する。

「そんなに顔赤くして……へえ……」

彼女は意地悪な目で俺を見る。さっきとは笑い方が違うような気がする……

何というか、人が変わったような?

「うちのマッサージで、感じてくれたのは、お客さんが初めて、だよ」

「え、あ、そ、そうなの?」

彼女の言葉にドキッとする。

「ふふ、店長には怒られてばっかだったし

初めてやりがいを感じてるよ」

彼女は嬉しそうに言う。

可愛い笑顔だった。

「俺、美咲ちゃんを指名できてよかったよ」

俺も本音で答える。

正直言うと、かなり最初はがっかりしていたから……それは黙っておくことにした。

「...え?

…その、あの...

…ありがと。褒めてくれて」

美咲ちゃんは照れていた。

…なんだか彼女のことがもっと愛おしく感じるようになった。

「……ちぇ、らしくないな

ちょっと嬉しいって思ったし

なんだろ、変な感じ

お客さん、お世辞、うまいんじゃないの?

ま、いっか」

美咲ちゃんは、そう言って耳のマッサージを続ける。

俺はもっと彼女に近づきたい気分になるが……

今は彼女の耳マッサージに身をゆだねよう。

本当に気持ちよいと思えた。

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ほわいとばーど 2024/06/02 22:35

【小説】JKリフレ♪”クール系塩対応女子”即おち♪わからせ!脱童貞!から結婚しちゃうお話(6)

「ふーーーー」

耳に息を吹きかけてきた。

身体もくっついている。

この柔らかい感触は…?

美咲ちゃんの体温を感じることができるし、彼女の太ももの肉付きもわかるし……

最高だった。

制服のスカートの裾がちらりと見える瞬間もあり、刺激的だ。

「どう、かな?

気持ちいい?

もう少し優しくする?」

美咲ちゃんは、俺の耳に息を吹きかけながら聞いてくる。

「うん、すごくいい」

「……ありがと」

彼女は呟いたが……聞こえないくらい小さな声。

なんかドキドキしてきた。

今まで感じたことのない感覚だ。

顔が近いのもいいし……

どんどん惹かれていく感じがする。

俺がこういうお店が初めてだから?

それとも彼女が可愛いから?

わからないが、俺は彼女の魅力にハマり始めていた。

「ふーふーふー」

美咲ちゃんが耳元に吐息をかけてくれる。

「……ん、好き?こーゆーの」

「え?」

「お客さん、こんなことされて、気持ちいいのかなって」

「うん……すごく好き」

俺は頷く。

すると……美咲ちゃんは、初めて微笑んでくれた。

「ふふ、確かに顔は、けっこう、緩んでる

いいじゃん、お客さんとうち、相性いいのかも」

「そうかな」

「うん、多分」

彼女は頷いて……それからまた耳元に囁きかけてきた。

「それじゃ、もうちょっと...

ふー、ふーふー」

美咲ちゃんの息かけは続く。

俺との距離がだんだん縮まっているのを感じる。

吐息で耳がしっとりしているのがわかるし、彼女の身体の体温が伝わって、心が癒されていく。

そして耳元では、微かな息づかいと共に吐息がかかり……すごくゾクゾクする。

女の子に優しくしてもらうのが、こんなに気持ちいいとは…

JK恐るべし。

「ふうん、こんなんでいいんだ

楽でいいな」

美咲ちゃんは独り言のようにつぶやく。

俺の反応に満足しているようだ。

彼女なりに試行錯誤してくれているのが、ちょっとかわいい。

「ふう、こんなもんかな

気持ちよかった?」

「よかったよ、美咲ちゃん」

「…そう、何か、安心した」

彼女も緊張していたのだろう。さすがに連続クレームは嫌だったに違いない。

「それじゃ、添い寝したまま、お耳のマッサージ、するよ、いいね」

「あ、おねがいします」

ベッドは少し狭いが……密着度は上がり、美咲ちゃんの匂いもわかる。

甘い女の子の香りだ。ドキドキするが幸せな気分だった。

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ほわいとばーど 2024/05/26 05:05

【小説】JKリフレ♪”クール系塩対応女子”即おち♪わからせ!脱童貞!から結婚しちゃうお話(5)

「それじゃ、おまかせコース、ってことで

そこ、横になって待ってて

準備するから」

美咲ちゃんは、荷物置き場になっているクローゼットを開ける。

口調は変わらずに素っ気ない。

「あ、はい」

俺はおとなしくベッドに横たわる。

素っ気なくはあるけど、雰囲気は悪くないし、少しは打ち解けた気がする……

これからどうなるんだろう?

「緊張、してる? お客さん

いーよいーよ、もっと気楽にしてて」

美咲ちゃんは、再び俺の横に腰掛ける。

「あ、うん」

「うちも、別にそんなに上手いってわけじゃないし

この仕事、よく知らんし」

「そ、そうなんだ」

「...そう、マニュアル、あるから、それ見てやってるだけ」

「マニュアルがあるんだ」

「店長が読んどけって、これ」

美咲ちゃんはスマホを取り出すと、俺に画面を見せる。

そこには……

『ラブ・エステティック接客マニュアル』というタイトルが書かれていた。

「……これ、見てやってるんだね」

「うん、研修入れて、お客さんで三人目」

「そっか……」

「...んで、前のはクレームだから

とりあえず、最後までお願いしますね」

「あ、はい」

俺は頷く。

さっきから口調は変わらないが、『最後まで』という言葉には重みがあった。

もしかしたら……

「クレーム入ると、お金、出ねえし

今、すごく困ってて

罰金とか、ありえんから」

「罰金?そんなにきついの?」

「……うん、仕事してるのに損するのは困るじゃん?お客さんには関係ないけど」

「うん……」

俺は複雑な心境だ。軽い気持ちで指名しただけだが、何だか彼女の期待を大きく背負ってしまった。

「ちゃんとするし、お客さんにも、満足してもらえるから、絶対…

だから...その...

とにかく、はじめるよ」

美咲ちゃんは、スカートをたくし上げながら言う。

「わかりました」

「えーと、オプションフルコースだと、いきなり添い寝か

んじゃ、横空けて」

美咲ちゃんは靴を脱いでベッドに寝転がる。

彼女の下半身が目に入る。

ハイソックスに包まれた細い太ももと膝小僧。

とても可愛いのに……態度がなあ…

制服の下のことをつい考えてしまう。

考えていたらドキドキしてきた。

「おっと、いきなり密着はダメなんだ

えーとね、焦らし?みたいなのが大事らしくて...」

彼女は、ベッドの上でマニュアルをチラ見している。

「お客さんの好みに合わせるけど...」

「いや、任せるよ」

「いいの?

あ、そう

...ん、な、なんでもないから」

やっぱり慣れてない?

慣れない塩対応女子と慣れてないお客の俺。

なんだかコントのようでおかしくなる。

「じゃ、マニュアル通りに...」

彼女は、いきなり俺の耳に近づいて、耳元で囁いた。

「もっとくっついて欲しい?」

耳からゾクッとした感覚が広がる。

「いや、これでいいよ」

「そ、わかった」と美咲ちゃんは頷く。

そして……

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ほわいとばーど 2024/05/26 00:00

【小説】JKリフレ♪”クール系塩対応女子”即おち♪わからせ!脱童貞!から結婚しちゃうお話(4)

…カチャリ。

ドアが開いた音がしたので振り向くと、そこには黒髪の女子がいた。

目が大きくて、肌が白くて…とても可愛い女の子だ。

制服姿で、少し恥ずかしそうにしている姿は……なんかグッとくる。

だが…

「あ、ども」

彼女はペコリと頭を下げた。

「よ、よろしく……」

俺も慌てて頭を下げる。

「そっち、座っていい?」

彼女は、俺の座っているベッドを指差して言う。

「あ、うん」

俺が頷くと彼女は俺の隣に腰掛ける。そして……

「お客さん、初めてだよね?」

「そう…だね、友人の紹介で」

「初めてで、ウチをご指名とか、すごいね」

「あーいや、うん、そういう気分だったから」

「へー……そうなんだ、ふーん……」

彼女はじーっと俺の顔を見る。

距離が近い。ちょっと緊張する。

「あー、美咲でーす、名前」

彼女が名乗る。いかにもつまらなそうな口調だった。

「みさき、ちゃん、だね、憶えた」

「うーんと、何見て指名したの?」

「えっ? ネットで」

「ネット、あっそー」

彼女は少し驚いた顔をした。

口調は変わらず素っ気ない。

これが塩対応ってやつか。

「あのプロフみて、何がよくて指名したんだか...

物好きだね、お客さん」

「あはは、そう?」

俺の笑いは乾いていた。気まずい。

「だって、前のお客、態度悪りーって

クレームになって

干されてたから、うち」

「えっ、そうなの?」

俺は一気にテンションが下がった。

クレームになるくらい態度が悪いというのはキツイ。

なんかガッカリだ。

(指名するんじゃなかった)

という雰囲気が滲んでいたのか、美咲ちゃんは俺にちょっと申し訳なさそうな顔をする。

だが、彼女の態度は変わらなかった。

「そんなわけで、割と今月、まじきついんで

オプションはありありで

ちゃっちゃと、しちゃう感じでOK?」

美咲ちゃんは、俺の隣に座ったまま、事務的な口調で言う。

「あ、うん」

俺は逆らわず返事をする。ここまで来て、揉めたりするのも本意ではない。

「あ、こーゆーお店も、初めてな感じ?」

「初めてだよ、この歳になるまで恋人もできたことないし」

自虐的に答えると彼女は……

「ふふっ、そうなんだ」と悪戯っぽく笑った。

「初めてで、ウチを指名したん?」

「そ、そうなるね」

俺は照れ笑いをする。なんか距離が縮んだ感じがするのは気のせいか?

「...ま、別にいいけど」

美咲ちゃんは、さっと立ち上がった。

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ほわいとばーど 2024/05/25 21:00

【小説】JKリフレ♪”クール系塩対応女子”即おち♪わからせ!脱童貞!から結婚しちゃうお話(3)

春か…

電車や街では、リクルートスーツの集団や、ピカピカの制服姿の学生が溢れている季節。

なのに俺は疲れていた。

毎年、同じことの繰り返し。

春の楽しさは、花粉症のせいでちっとも味わえていない。

恋人も…いない。

友人に薦められて買った仮想通貨は、今は入金はできるけど出金はできないと言われ、更に落ち込んだ。

こういう時は何をしてもダメだ。

今の俺には気分転換が必要だ。

普段なら絶対にしないような、いつもと違う事をして気持ちを変えたい。

でも、遊び慣れていない俺にとって、夜の街はただ怖いだけだ。

怪しい呼び込み、ぼったくりの噂のあるメイド喫茶、狭くて汚いガールズバー…

どこに行ったって、金を毟られて、ただ嫌な気持ちになるだけなのはわかっていた。

結局、俺は、仮想通貨を推薦してきた悪友に頼ることにした。

彼は、ある有名JKリフレ店にハマっているらしく、紹介割引クーポンをくれた。

JKリフレ店【ラブ・エステティック】…

有名店なだけあって、料金は高かった。

WEBの予約ページは、ほぼすべての時間が予約でいっぱい。

今夜の俺は、誰でもいいから、慰めてほしい、という気分。

唯一、予約できる「美咲」というリフレ嬢を指名した。

顔写真、スルーサイズ、日記はNGで、できるプレーはおまかせコースのみ。

この娘に予約を入れる方が珍しいだろう。

かなりの地雷臭がする。

でも俺は、どうでもいいというか、投げやりな気持ちになっていたからか、逆にこれだけ塩対応なプロフィールの女の子に、興味を持っていた。

もしとんでもない地雷だったら、悪友に文句を言ってやろう。

それくらいの軽い気持ちで、俺は【ラブ・エステティック】を訪れたのだった。

お店は、有名繁華街駅から徒歩十分。

オフィス街の片隅、雑居ビルのワンフロアに入っている。

俺のような人間は場違いで、他の客は全て一流企業のサラリーマンやエリートビジネスマンばかり。

俺は緊張しながら受付を済ませ、待合室で待った。

順番が来てボーイに案内された部屋は…

なんか、思ってたのと違った。

もっと、ピンクとか、白でふわふわした部屋を想像していたのに、通されたのは、黒と茶色を基調にしたシックな内装の部屋だった。

ちょっと豪華なビジネスホテルの部屋って感じ。

そして…

部屋には誰もいなかった。

ここで待っていればいいのかな。

少し緊張が解けた俺は、ベッドに座ってほっと一息いれる。

ベッドの前に置かれた鏡に自分が映っている。

ここでこれから…妄想するとドキドキしてきた。

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