MoonCat 2019/08/27 15:39

シナリオファクトリー version1.5 公開

シナリオファクトリー version1.5を公開しました。

変更内容としては大きく以下のようになります。
・新しいシナリオコマンドの追加
・データセットの機能アップ
・HTMLパックの付属

一番の目玉は「HTMLパック」でしょうか。このHTMLパックは、上記動画のように簡単にWebページを生成することができるサンプル集となっています。

こういった会話調のページや

このような問題集ページみたいなものに応用できます。

また%d表記と%c表記の機能を拡張し、生成できる文章の幅を拡げています。

%dstockや%cstockで、一度出力された乱数やカウント値を再利用することができます。

具体的な利用方法としては、乱数で選択したキャラクタ等の再利用があげられます。

例)敵をランダムに選ぶ

敵一覧.rpl
 $敵1,ドラゴン
 $敵2,オーク
 $敵3,ゴースト

入力)$敵%d[3]が現れた! $敵%d[3]を倒した!

とすると、%d[]が表記される度に違う乱数が発生するため、前後で違う敵が表示されてしまいます。

出力)ドラゴンが現れた! ゴーストを倒した!

そういう場合は%dstockを使うと、最新の乱数が保持されるので再利用が可能です。

入力)$敵%dstock[3]が現れた! $敵%dstock[]を倒した!

出力)ドラゴンが現れた! ドラゴンを倒した!

同じ様に$cstock[]で、直近のカウント値を取得することができます。


ファイル出力機能

シナリオファクトリーで出力した文章を、直接ファイルに出力する機能です。
置換機能やカウントを併用することで、例えば"置換_キャラ.rpl"のようなファイルを大量生産することもできるようになります。

データセット機能アップ

[データセット(.json)]に次の機能が追加されています。

・置換ファイルの指定
 "置換":"置換ファイル"

・推奨値の設置
 ”推奨":"2,3,3,2"
 というように推奨値を設定しておくとデータセット選択時にその値が簡易作成画面に反映されます。

・ヘッダ/フッタ ファイルの追加
 "ヘッダ":"ヘッダファイル"
 "フッタ":"フッタファイル"
 指定したテキストファイルがデータセットの前後に挿入されます。これらのファイルは置換されません。

・見出しの追加
 "見出し":"見出し"
 タイトルや前置きなど、データセットの最初に追加される文字列になります。

その他

その他、変更の詳細につきましてはMoonCatのサイトをご覧ください。

というわけでシナリオファクトリーをよろしくお願いします。
シナリオファクトリー


以上になります。


文章生成において必要な機能はこれで大体整ったと思います。そろそろデータパックの作成に集中しないと思う今日この頃。

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