シナリオファクトリー version1.5 公開
シナリオファクトリー version1.5を公開しました。
変更内容としては大きく以下のようになります。
・新しいシナリオコマンドの追加
・データセットの機能アップ
・HTMLパックの付属
一番の目玉は「HTMLパック」でしょうか。このHTMLパックは、上記動画のように簡単にWebページを生成することができるサンプル集となっています。
こういった会話調のページや
このような問題集ページみたいなものに応用できます。
また%d表記と%c表記の機能を拡張し、生成できる文章の幅を拡げています。
%dstockや%cstockで、一度出力された乱数やカウント値を再利用することができます。
具体的な利用方法としては、乱数で選択したキャラクタ等の再利用があげられます。
例)敵をランダムに選ぶ
敵一覧.rpl
$敵1,ドラゴン
$敵2,オーク
$敵3,ゴースト
入力)$敵%d[3]が現れた! $敵%d[3]を倒した!
とすると、%d[]が表記される度に違う乱数が発生するため、前後で違う敵が表示されてしまいます。
出力)ドラゴンが現れた! ゴーストを倒した!
そういう場合は%dstockを使うと、最新の乱数が保持されるので再利用が可能です。
入力)$敵%dstock[3]が現れた! $敵%dstock[]を倒した!
出力)ドラゴンが現れた! ドラゴンを倒した!
同じ様に$cstock[]で、直近のカウント値を取得することができます。
ファイル出力機能
シナリオファクトリーで出力した文章を、直接ファイルに出力する機能です。
置換機能やカウントを併用することで、例えば"置換_キャラ.rpl"のようなファイルを大量生産することもできるようになります。
データセット機能アップ
[データセット(.json)]に次の機能が追加されています。
・置換ファイルの指定
"置換":"置換ファイル"
・推奨値の設置
”推奨":"2,3,3,2"
というように推奨値を設定しておくとデータセット選択時にその値が簡易作成画面に反映されます。
・ヘッダ/フッタ ファイルの追加
"ヘッダ":"ヘッダファイル"
"フッタ":"フッタファイル"
指定したテキストファイルがデータセットの前後に挿入されます。これらのファイルは置換されません。
・見出しの追加
"見出し":"見出し"
タイトルや前置きなど、データセットの最初に追加される文字列になります。
その他
その他、変更の詳細につきましてはMoonCatのサイトをご覧ください。
というわけでシナリオファクトリーをよろしくお願いします。
シナリオファクトリー
以上になります。
文章生成において必要な機能はこれで大体整ったと思います。そろそろデータパックの作成に集中しないと思う今日この頃。