出来る人にはできない人の事がわからない

言い訳に聞こえるかもしれないが、結構本気でそう思っている。

出来る人はできているから楽しい。出来るようになったから楽しんでできるのだ。

逆にできない人は出来ないから楽しくない。何をやってもできないから楽しめないのだ。

まぁ…実はできてないと言いつつ出来ている人も多いと思うが…。

スライム一匹倒して、LVが上がる人もいれば100匹倒さないと上がらない人もいる。
それでもこれをコツコツ続けて行っていける人は、その作業自体が楽しいのだから努力ができる人だと言える。

問題はスライム100匹以上、下手をすればもっと、人と比べると何倍も努力しないと上手くなれない人は、大概途中であきらめるか何かするが、それが諦められない状態で続けて行ったが、それでもダメだったが続くと、諦め癖ができてしまう。

頭ではかなり詳細にこうしたらどうか？などを考えるが、結果、無意味に思えるか失敗するかしか見えなくなる。
医者にもいわれたが、考える前に実行とか、風呂に入れない人がちゃんと風呂に入ったときの記録をつければ小さな自信がつくといわれるが…それさえも無意味に思えるほどになっていたら、どうすればいいのか？

友達とモンスターハンターライズをやっているが、これも強敵があらわれて、何度もやられて、やっと倒せたときに、脳汁が出る人と、もう二度とやりたくないと言う人がいると思われる。自分は里クエ（簡単な一人用のストーリークエスト）くらいで丁度いいと思う人なので、疲れた二度とやりたくないと思うタイプである。

努力と言うか、モンハンなど難しいゲームを楽しめる人は脳汁が出るタイプの人なのだろう。

自分はダークソウルなどもそうだが、達成感よりもイライラが勝ってしまうのだ。

もう一度人生をやり直せても勉強はしないだろうと思うが、この勉学もまた同じようなもので、解けるようになると面白くなると言う。だが、自分はこれができてなんになる？と思う方だった。実際社会ではそれほど使わなかったし、専門的な分野でもなければ必要性はないことだろうと思う…実際の勉強はできなかったが、いまでもそう思う。

絵にしても、アズールレーンや東方などを描いている人みたくすごくうまければ、そりゃ脳汁も出るだろうと思うし、海外まで目を向けたらちょっと正気の沙汰とは思えないくらいうまい人もいる。

やはり出来ている人と、出来ない人では見えている世界が違うのだろうと思う。

ゲームのライト層と玄人層くらいに分かり合えないとさえ考えてしまう。

絵でもギターでもなんでもそうだが、楽しいがあって初めて出来るようになる。
では楽しいがない人はどうか？ずっと苦痛であり、練習しても一向に上手くならない。
やり方が悪いとか色々言う人もいるだろうが、やり方を教えてくれる人はいるのだろうか？教えてくれる人がいたとしても、まぁそれはそれであうあわないが出てきそうだが…。

逆説的に言えば、出来ない人もできる人の気持ちはわからないんだよな。
何故そんなに楽しんで出来るのか？なぜにそんなに集中して長時間できるのか？
わっからんのだ。

人生はわからないことだらけで本当につまらない。
真理を我が手にである。自分だけの真理が欲しい。
優しい人だと言われるが、実際の所どうなのだろうな…人に優しくするのは自分にも優しくしてほしいからだし、見返りを求めている時点で本当の優しさではない。
実際の所、苦しんでいるのも、心の奥底では、自分だけが苦しんでいる、自分だけでもこの苦しみから解放してくれ！あとの事などどうでもいい！と考えているのかもしれん。

自分の事さえよくわからない…まっことこの世はわからないことだらけでござる。