誕生日
である。39歳になった…ゲバラが殺された歳になった。
自分がこんなになるとはおもわなかったし、この歳まで生きるとは思っていなかった。
尾崎豊が死んだ歳である25歳くらいには死んでいる予定であった。
…まぁ生きているのだから生きるしかないのだろう。
生きたくても生きれない人もいるし、死にたくても死ねない人もいる。
人生は理不尽である。
それにしても…時間が過ぎるのが早い早い。
産まれてから20歳になるまでの時間と、20歳から80歳になるまでの体感は同じだとどこかに書いてあったが…その通りかもしれない。
20になってから39まであっと言う間であった…まぁ、色々ありはしたが、なんとか生きている。相変わらず生きている意味だとか、制作ができないなら死んだほうが良いかもしれないなどと考えるが…地活(地域活動センター)でうんこ製造機にはなりたくなかったが、なってしまっているというというと、最期にはみんなうんこ製造機になると言われたなぁ。
そうなんだよなぁ…自分は一応五体満足だ。絵が下手だと思い込んだり、他人と比べたりしてなんもできなくなっているが、生活自体は出来ているし、貯金もまぁできている。
地活の人のなかには衝動的に物を買ってしまい、月初めには既にお金がないひともいたりする。
金を貸してくれないかと言われたりもしたが、地活では貸し借りは禁止されてますからだめだというと素直に引き下がってくれたが…そんな人もいる。
車いすでしゃべるのもうまくできないと言う人もいる…そんな人にも生きる価値があるのかないのかというと、自分はできればそうなりたくないが…懸命に生きているのをみると価値がないとまでは言えない。
なかには自分が回復したりしたから、と、ああしろこうしろと言ってくる人もいるにはいる。その人は煙草を吸ったほうが良いといってきたり、合法的に医療大麻が手に入るようになったという話をしたりしていたが、本人は覚醒剤の使用で精神病になったといっていた。
19や22歳の人が心理カウンセラーの学校にいっていて、見学にきたりしているが、生きているだけでストレスだよねと話したり、20歳も年が離れているのかと感慨深く思ったりすることもある。
訪問看護を付けている人もいるし、ヘルパーを雇っている人もいる。
自分は人に頼るのが苦手だが、そこは迷惑だからと思ってしまうからなのだけれど、頼ってもいいんだなぁ、と思ったりもする。
統合失調症の人が多いが、同じ病気でも様々な人がいる。
幻聴の大半は自分の悪口を言われているように聞こえると言う。
幻覚は昔の事がフラッシュバックしたりするとか…。
医者は統合失調症にしたがるのか、最終的にそうなるのかわからないが、自分もいまでは双極性障害が消えて、総合失調症パーソナリティ障害となっている。
医者は気にするなというが、まぁ、困っているのは鬱の方なので、リフレックスやサインバルタなどを服用していて医者も意欲を改善する薬をだしてくれているが、まるで効果がない。
が、こうして文章も書けているし、生活もできている…それだけでいいのかもしれない。
39歳…中年まであと一年か、とりあえず、お疲れ様とおめでとうだな。