【進捗】スチル描きの日々、Fairy蘭丸、砂糖菓子の弾丸

　この茶色の棒は何でしょうか？

4月から『Fairy蘭丸』というアニメが始まる

　YouTubeに制作発表会の動画がありました。見ました。1時間くらいありました。
　このアニメ、制作陣が防衛部で監督がキンプリの菱田監督ということで、防衛部とキンプリを融合した明るい闇鍋アニメの予感がしてぞわぞわします。そわそわではなくぞわぞわします。変身後のキャラデザが良い。
　主要キャラ5人の声優の中ではバレッタ裕だけ知っていました。SideMで知った。この声優さんたちがイベントやライブで変身後の衣装を着るのか！？　そこも気になるところです。

桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』を読んだ

　以前から気になっていた小説。重度の百合、という噂を聞いていたが、どんよりとした田舎の青春ものだった。爽やかではなくエグいほうの青春ものだった。岡崎京子の漫画を読んだときの気分になった。
　「好きって絶望だよね」というセリフの発端がこの小説なのか！？　どこかで聞いたことある。そして、正解したらやばい問題はわりと有名なのでもう答え知っとるわ！　この小説がきっかけでこの問題が巷で有名になったのか？　
　私は「ストックホルム症候群」の意味を知っていたので大きな衝撃を受けずにすんだが、これを中学・高校生のときに読んでいたら1週間くらい引きずっていただろう。
　ちなみにストックホルム症候群の意味を知ったきっかけは、一穂ミチ『off you go』の番外編で、西口が良時に「お前それストックホルム症候群じゃないか？」と言っていたからです。
　それ以来、BLに限らず男女ものでも監禁調教もの、無理矢理あれこれされて最終的に惚れているを見ると「それって結局のところストックホルム症候群では？」「なんだぁ？　てめェ・・・」と思うようになってしまった。そしてストックホルム症候群カップルはメリバ(メリーバッドエンド)にたどり着く。「こんな形でしか成就できない恋があるのさ・・・」って『間の楔』で言っていました。