鈴本良行 / シーマヤ 2020/08/13 17:16

※ネタバレあり ストライク・ザ・ブラッド最終22巻の感想

※注意
当記事はストライク・ザ・ブラッド22巻のネタバレを含んでいます。

ストライク・ザ・ブラッド最終22巻を読破しました♪
というわけで有償特典の収納BOXに突っ込んでみたところ・・・
・・・あれ? 外伝の2冊が入らないぽ・・・


これは「外伝まだ出すかもしれない」という前向きな考えでいいのかしら?

以降、最終巻への想いをなんもかんがえずにダラダラ書きます、
そういうのが嫌な方はブラウザバックしてね!




長年応援していたストブラが完結・・・
なんか感無量というか、自分が応援してたものが打ち切りとかそういうの無しで
応援されてるままの状態でしっかり完走したっていうのが凄く嬉しいです。
まあ、終わっちゃうこと自体はちょっと寂しいですけどね。

22巻の感想・・・
正直「あと1冊でしっくり終われるのか?」
と思っていたのですが、案の定むっちゃ分厚かったです。
まあ第一シリーズのラストである15巻よりは薄いんですけどね。

最初の方は物語の動きがあまり無いのでちょっと退屈でしたが、中盤以降は怒涛の展開で感情が揺さぶられまくりな感じでした。

特に雪菜が古城を裏切り絃神島を沈めようとするシーンはもう泣きそうな雪菜とかもう見てられない古城何とかしてって感じでウルウルしながら読んでました。
雪菜が古城を裏切るのは2冊前でもやっていましたが、あの時は唯里が介入した事によりガッツリ古城を裏切った感が無かったんですが、それを最終巻でしっかり描写したかったのかなと思います。

どんなに古城の事を想っていても、まじめな性格ゆえに状況が状況なら雪菜は古城を裏切るんですよね。
「古城のために古城と対立した浅葱」の役目を今度は雪菜が実行しようとし、
 ・以前それで戦った浅葱
 ・自分の気持ちに正直になって古城側に付いた紗矢華
 ・以前雪菜に敗れ、再戦したかった雫梨
 ・自分の裏切を一番見せたくなかった古城
上記のメンバーをメインで戦わせたのはホント感情のぶつけ合いが生々しく見れて面白かったです。
・・・個人的には「ここで終わらせて分冊しても良かったかな?」とも思いましたけど。

眷獣弾頭を東京に打ち込むか撃ち込まないかのシーン
あの古城でさえ自分たちの計画を隠すために頑張って芝居してたと考えると、ちょっとクスッってきますよね。
その分何も知らされてない雪菜がガチで恐怖していたので上手いこと誤魔化せたてのはなかなか上手いし、視聴者への緊迫感を上手く出せてたのではないかなって思います。
・・・古城が内心「バレるんじゃないか? 失敗するんじゃないか?」とビビってたのが容易に想像できます。
事前に絃神島を沈めようとし、古城に捕虜にされて捕まってたという状況が、何も知らされていないのに上手く説得力を持たせてましたしね。

・・・この時は雪菜は捕虜になって捕まっている状態なので、アニメにする時は是非いやらしい感じの拘束をお願いします。

ラストバトル
流石にそれまで活躍しまくっていたので、もう雫梨の活躍は見られないかなーって思っていたのですが。
しっかり役割が残されてて良かったです、何気に紗矢華とのペアは初めてでは?

・・・そして11人同時吸血のシーン・・・どうせ最後なんだからアニメでは無茶苦茶エロい感じでお願いしますw
逆に最後の雪菜への吸血シーンは・・・シリアスな状況ですしちょっと抑え目にして欲しいなって思います。

最後はラスボスがホント小物になって「ざまあみろ」って感じですっきりしますが、その分「ラスボスがこんなでいいのかな?」とも思いましたが。
まあ基本ストブラは水戸黄門、決め台詞出してしまえばあとはテンプレ展開で、
「まあストブラだし、こうでなきゃストブラじゃない気もしますし」てことでOKでしょうか?

なお、決め台詞以降は当然のようにあのBGMが脳内で流れております。
中盤の雪菜達を倒すシーンでも脳内で流れちゃったのですが・・・
「いやいやここはそういうシーンじゃないだろ!」
て思って慌ててかき消しました(笑)

長々と駄文を書きましたが、ストブラ完結という事でなんか書きたかったんです、
執筆して頂いた三雲先生、その先生を支えてくれた電撃文庫の皆様方・・・本当にありがとうございました(ぺこり)

そして僕はもう紙の文庫を買う事はもう無いかもしれません、置き場所の関係です(汗)
書籍で購入し続けたストブラですが、ストブラ買った時に貰ったブックウォーカーのクーポン券が、僕を電子書籍派に仕立て上げたというある意味僕の人生を変えてしまった作品となってしまいました。

まあ、同人誌出してる段階で既に人生書き換えられた感はあったのですけどね。

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