手描きとAIの融合研究
新作の販売開始を待っていたら
AI作品審査は数ヶ月かかるらしいとのことなので
現在研究中の、手描きとAIの融合 について語ります。
左が私の手癖で描いた絵で、
右がAIを参考にデッサンを修正した手描き絵です。
どうでしょうか?
だいぶ良くなってませんか?
AIを参考にしても、私の絵柄は維持されてると思います。
で、どこをどう直したのか、つらつら説明しようかと思ったのですが
かなりの量だったので、一番重要な「顔」だけ解説します
顔…というか頭含めてですが、AIは左右の目が右下がりで、
顔の中心が膨らむよう、立体的に描いてます。
一方で私の絵というと…左右の目が右上がりに描いていて
平面的に描いてしまっています。
ピカソのゲルニカのようなキュビズム感がある(悪い意味で)
こうならないように注意するポイントとしてはラフを描く際に、
頭にお面をつけて描くと良いのではないかと思います。
以前、どっかのお絵描き講座でも言っていたんです。
ポイントはお面の上端しがスパッと切れてる、野球のホームベースのような
お面で、この上端しの部分のお陰で球体を立体的に捉えることが出来ます。
※緑のこういうお面
さて、線画が完成して、次に塗りをどうするか?
これに関して色々思案を重ねた結果…
まず、いくつか出力したAI絵の良いところを繋ぎ合わせてキメラを作ります。
そしてそのキメラを私の線画に合わせて変形します。↓
う~んこの時点で、めっちゃ俺好みになってます
ぽっちゃり?ムチムチ?
最後に私の線画を上に重ねて、手作業で粗を直し完全に融合させます。
完成です。下が一番最初の私の手描き絵です。
絵が描ける方は、AIを教師としてみてはいかがでしょうか?
ただこれ、生産性はほとんど普通の手描きと変わってない気がする…
久しぶりに長い時間、絵を描きました(爆)