MARO/グローバルワン 2024/04/16 08:21

銀河英雄戦艦アトランテスノヴァ シャレーダーグローバルワン セラフグローバルワン

銀河英雄戦艦アトランテスノヴァ
シャレーダーグローバルワン
セラフグローバルワン

火星から生き残りの人々が
地球から送られてきた輸送船団で地球に向け
次々に脱出していく、地球政府の決断は
迅速だった

火星に人類が安心して生活できる
居場所などもう何処にも存在しないのだから

5世代も続いた火星の人類永住政策もこれで
真っ白な白紙に戻ったのだった。

地球に向け逃げ帰る船団を見送りながら
次々に飛び立つ光を見送る誠矢達

「仕方がない・・火星を守るにはハヤテ
 一隻だけじゃ到底無理な話だった」

それは地球政府だって最初から解りきっていた事
だけど何も被害無しで火星で生活をする人々を説得し
強○的に退去させるなど出来る訳がなかった
成るべくして成った結果だ受け入れるしかない

誠矢は勝流水の言葉に悔しさが
滲み出ているのを感じる

「勝艦長・・」

地球に帰る船団を背にし庇いながら
ハヤテは浪将軍と対峙する
今から科学者同士の
頭脳戦がとり行われるのだ

「お待たせした彼がハヤテの設計者だ」

勝艦長の紹介に春吉は

「私がハヤテの設計主任の春吉だ」

堂々とこの人浪と向き合った

<あなたがハヤテの設計主任か・・
 ハヤテは素晴らしい艦だ私は此ほどの
 宇宙艦を見た覚えがない>

春吉は苦笑いでその世辞に答える

「戦っている敵にそこまで褒められるのも
 おかしな話だ」

ウルフシューターは春吉と言う名の
ヒューマノイドに、鎌を掛けてみる

<ところでハヤテには女性も乗って
 いるようだが・・扱いが簡単なのか
 それとも人員不足なのかな?>

春吉はその質問にハハーンと言う
心の声をあげる

<その両方だよ・・何しろ誰でも良いから
 多少使える人材を男女問わずに集めたんだ>

ウルフシューターは長い鼻に皺を寄せる

『・・この科学者・・とんだ化け狸だな・・
そう簡単に尻尾はみせんか
戦艦の姿を見れば自ずと設計者の
思想が見えてくる・・』

<ずばり聞くがハヤテはアークなのか?>

春吉は何のことか解らないと言う顔をして

「ああ・・銀河連邦のあの与太話を鵜呑みに
しているのならそれは間違いです」

「アークなどという奇想天外なものは
 この宇宙に存在しない!それは
 我々科学者の常識ですよ?」

ウルフシューターは驚いてみせる

 <それは可笑しいですな、
 アーク伝説は地球の宗教上に
 出てくる聖櫃!
 実在するからこそ銀河連邦も
 地球を危険視するのでしょう?>

春吉はその指摘に

「ですが・・根拠となる証拠が一切出ない
 銀河連邦も何ヶ月掛けて地球を調べたのに
 遺跡の痕跡所か破片一つ発見出来ていない
 だからそんな物は無いとしか答えようがないな」

ウルフシューター将軍は横目で
火星から地球にリープする輸送船が
残り僅かである事を確認し
艦隊に火星基地の制圧を命じる

無数に火星に降下していく
惑星制圧部隊の揚陸艦を見ながら

『これで木星に続き火星も・・
ガルスグレーサーの支配圏に入った』

今からハヤテが戦っても
火星基地を無傷で
奪還する事は実質不可能になった
こうなれば大人しく地球に帰り
任務の失敗を報告するしかない。

<どうやら時間が来たようだ>

ウルフシューター将軍は暗に
地球に帰還するようハヤテに告げた

<勝艦長・・いずれ日を改めて再び
 お会いしたいものですな>

その言葉に勝流水も

「私もだ将軍・・次に会うときは恐らく
 凄まじい戦いになるでしょう」

<その時は容赦しませんよ勝艦長>

「それはこちらの台詞です
 ウルフシューター将軍」

二人の名将の遣り取りは何とも迫力がある
見応え十分な光景だった
ジョン・スミス通信長が通信を終了すると

ハヤテは徐々に火星圏から離脱を始めた
そのあまりに堂々とした態度に
他の事情を良く知らない
ウルフシューター艦隊の将兵などは

「何だあの駆逐艦は!?
我等・・無敵艦隊の真っ直中で
あんなに自信満々に悠々と」

「たった一隻の駆逐艦風情が・・
いい気になって将軍閣下の気紛れで
生かされていることを
全く解っていないな!此だから未開の
原始人は嫌なんだ!」

「ガルスグレーサー軍の怖さを
解らせてやろうか?」

等と口走る将兵が多数いる

それを後目に神風型駆逐艦ハヤテは
地球に向け進路を取りリープした

ウルフシューターの
旗艦スペースヴォルフと
第13ミサイル艦隊司令
は只それを見送る。

「やれやれ命拾いしましたな・・」

ウルフシューター将軍の
副官は流石たいしたもの
将軍の態度だけでハヤテが
相当な化け物だと解った

「将兵共が多少騒いでおりますが
後々自分達が閣下に命を救われたと
理解できる事でしょう」

ウルフシューターもこの副官の
優秀さには感心した

「私の態度だけでそこまで察するとは・・
 流石は私の副官だ」

副官は謙遜しつつ

「やはりとんでも無い船でしたか・・?」

正直副官にはその大きさでしか戦艦の
実力を推し量れないが、ウルフシューターが

いつでもこの場を離脱する準備をさせていた
事から、もしもの時は他を見捨てでも
離脱する構えだったことを知っている

「あれが暴れ出したらもうどうしようもない
・・それでも奴のデーターだけは・・本国に
持ち帰らなければ下手をすれば国の存亡に
関わるだろうからな」

この希代の英雄をして其処まで言わせる
あの船に副官は興味津々になる

「ガルスグレーサーがあの一隻に
ですか・・それは幾ら何でも過剰なのでは?」

ウルフシューターはこの副官が
わざとそう言う言い方をして
自分から話を引き出そうと
しているのは十分理解した上で

「推論だけで予測を立てるのは
あまり好きではないのだが・・
まあ良いだろう・・」

理解者が一人でも多い方が
此からのハヤテとの戦いで有利に
なるのは間違いのない事だ・・

「まあ正直驚かされた・・ハヤテのブリッジを
見ただろう?・・アレは巨大戦艦のそれだ」

副官もそれは感じで解る・・
とても駆逐艦のブリッジには見えず
ジロジロ見てしまった

「アレは・・何処か別の場所の映像を
ハヤテを通して我々に見せていたのでは?」

当然の推測である、誰でもそう考える

「まあトリックを疑うのも解る・・
だがな・・現実にあの船は存在する
この目で確認したのだから間違いはない」

「あの船の全長が・・1330メートル
 あれば・・全て丸く収まるのだがな」

副官は笑いながら

「ハヤテの全長は133メートル・・
その全長には10倍ほど足りませぬな」

笑いながら副官の顔が固まった

「ま・・まさか・・」

ウルフシューター将軍は此以上ない
真剣な顔でこう言った

「なっ あまり口に出せない
 言えば正気を疑われる推論に
 なるだろう?」

「はあ・・」

ウルフシューターから引き出した
ハヤテの話題は酷い与太話の類として
副官の中では終了した

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★付箋文★

第13ミサイル艦隊旗艦
ミサイル戦艦スペースヴォルフ

全長562メートル
全高280メートル
全幅135メートル

兵装
大型ミサイルを主体とした攻撃を
得意とし、主砲50センチ3連連砲3基
副砲22センチ3連装砲2基搭載
戦艦としても実力を発揮する。
乗員 士官、兵員6,666名

設計者はこの艦の艦長ウルフシューター将軍
自身で彼はこの艦を最高傑作だと自負している
_____________________
★付箋文★

地球が銀河連邦に加盟したのは100年も昔
そもそもリープ航法を実現するのに
地球人類は時間が掛かりすぎた

太陽系進出時に世界大戦を2度も経験し
ムーの末裔が宇宙を目指す人類進出の
邪魔立てを繰り返した末の顛末が
地球の宇宙時代到来の致命的な遅れを招く

そんな折り、大戦の影響もあり
地球がまだ多数の国家に別れていたとき
銀河連邦が突然地球人類に接触し

圧倒的な軍事力の差を見せつける格好で
地球を強○的に銀河連邦に加入させてしまう

それも不平等極まりない条約内容での
加盟国入りに、当時の軍事大国及び
多くの独裁国家が銀河連邦に抵抗したが

全て圧倒的な軍事力により銀河連邦に
押さえ込まれてしまった
屈辱外交ここに極まれりである

当時の覇権国等はどうしても納得行かず
何度も異議申し立てを行ったが
所詮巨大な銀河連邦の前では
もみ消されるしかなかった

地球の宇宙戦艦保有数は厳しく制限され
法律も日本と同じ憲法に無理矢理統一された
その主な理由は{憲法9条}が奴○にも等しい
酷い内容の平和憲法である事から銀河連邦にとって
実に都合良く利用されてしまったのである

地球統一国憲法第9条1項

第9条地球統一国民は、正義と秩序を基調とする
銀河平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は、銀河間紛争を
解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
②前項の目的を達するため、陸海空宇宙軍
その他の戦力は、これを保持しない。国の
交戦権は、此を認めない。

此を押しつけられた当時の日本以外の
諸外国、特にアメリカは曰く、

このような法律の元では国の独立自治を
維持することは困難であり直ちに撤廃を
要求し激しく抵抗したが、

銀河連邦裁判の回答は
日本は第2次世界大戦に敗北してから
この法律を遵守し続け
実に800年間も平和を維持したのだから

その実績を考慮し
日本を地球の盟主として任命する
尚此は銀河連邦の決定である
反論する国は粛正対象とする!!

此が回答だった、この結果
世界中の軍事国家が暴発し、その結果
予告通り銀河連邦により一斉に粛正された。
地球の文明権は日本以外全滅となる

此が地球史に残る地球統一国家誕生の
あらましなのである。

銀河連邦と地球統一国とが結んだ
銀河安保体制とは

銀河連邦は銀河条約機構に参加している
惑星国家などの同盟国に対して、
その安全を保証する。とされている

尚、これ以降 
地球は銀河連邦の庇護下に入り
以来100年以上も形ばかりの
平和と繁栄を謳歌して来たのだ
____________________

太陽系防衛軍設立のあらまし

地球防衛省・防衛隊は地球の平和と独立を守り
地球の安全を保つことを使命とし、地球国民の
生命・財産と地球圏の領土、宇宙域を守り抜く
ための取り組みの他、地球国内外での大規模災害

・銀河平和協力活動を含む様々な事態に対応する
目的で設立されました。

まあ此だけの束縛を受けて、それで
自分達の手に負えない相手
ガルスグレーサーが地球に
手を出した途端に、銀河連邦に
全てを卓袱台替えしされ
見放されたとしたら・・

地球政府が・・憲法改正を行い平和維持目的の
防衛隊と言う肩書きをやめ防衛軍に名を
変更したのも無理からぬ事でしょう。

____________________


疾風 (神風型宇宙駆逐艦)


艦歴
発注 西暦2986年度艦艇補充計画
起工 2997年11月11日[1]
進水 2998年3月23日[1]
竣工 2998年5月11日[1]


性能諸元
排水量 基準:1,2700t 公試:1,4000t
全長 133メートル
全幅 9.16メートル

機関 グランディディエライト号艦本式缶4基
艦本式グランディディエライト2基2軸

速力 光速の50~80%
航続距離 ∞
燃料 水素:∞
乗員 1540名

(完全密閉型宇宙艦設計)
超高密度装甲オスミウム

兵装
主砲50センチ・アレキサンドライト・カノン3連3門
副砲35センチ・アレキサンドライト・カノン3連2門
45口径12cm2連装砲40門
銀河式53cm連装宇宙魚雷発射管30基
(宇宙魚雷100本)
留式77mm機銃2挺
爆雷180個

石版核(モノリスコア)シルバニアによって
ハヤテ内部の物質は全て10分の1に圧縮・縮小される
此れを称してシルバニア現象と呼ぶ。

大規模破壊兵器システム兵装・

アークウエポンシリーズ
(聖櫃兵器)
超重力竜巻砲
S・ジェット・トルネード・カノン

超重力圧懐砲
S・グラビティトゥクラッシュ・カノン






★付箋文★8:18 2024/04/16



https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/s/link/work/aid/maromaro/id/RJ388668.html

https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/s/link/work/aid/maromaro/id/RJ381200.html

https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/s/link/work/aid/maromaro/id/RJ060623.html

https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/s/link/work/aid/maromaro/id/RJ004000.html

https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/s/link/work/aid/maromaro/id/RJ004116.html

https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/s/link/work/aid/maromaro/id/RJ004209.html


シャレーダーグローバルワン


https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/s/link/work/aid/maromaro/id/RJ344944.html

https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/s/link/work/aid/maromaro/id/RJ316302.html


https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/s/link/work/aid/maromaro/id/RJ300207.html



シャレーダーD09 シャレーダーD09

シャレーダーD08 シャレーダーD08


シャレーダーD07 シャレーダーD07

シャレーダーD06 シャレーダーD06

シャレーダーD05 シャレーダーD05

シャレーダーD04 シャレーダーD04

シャレーダーD03 シャレーダーD03

シャレーダーD02 シャレーダーD02


ターゲット04

シャレーダーセカンドNO.32アフリカ奪還作戦I シャレーダーセカンドNO.32アフリカ奪還作戦I


シャレーダーセカンドNO.40 シャレーダーセカンドNO.40

シャレーダーセカンドNO.39 シャレーダーセカンドNO.39

シャレーダーセカンドNO.38 シャレーダーセカンドNO.38

シャレーダーセカンドNO.37 シャレーダーセカンドNO.37

シャレーダーセカンドNO.36 シャレーダーセカンドNO.36


シャレーダーセカンドNO.35 シャレーダーセカンドNO.35

シャレーダーセカンドNO.34 シャレーダーセカンドNO.34

シャレーダーセカンドNO.34

これは大阪に生き残る
200人の運命を賭けた
絶望と希望の脱出劇

それは悪霊と化した妹とする
恐怖の鬼ごっこ
その恐怖の時間を
逃げまわる婦警隊副隊長
泉真紀子、だがこれは
巨乳隊長が考えた作戦だった
その間に 一番の大物
アーモンに罠を仕掛ける
隊長と侍ディーヴァガイ
そして木星は最悪の戦場と
化してしまうのだった。
シャレーダーセカンドNO.33 シャレーダーセカンドNO.33

シャレーダーD01 シャレーダーD01 シャレーダーD01 シャレーダーディストラクション      フェーズ01 シャレーダーディストラクション      フェーズ01

人造悪魔ダークネスに
よって世界は激変した!
そんな最中
大阪に取り残された女達が
最後の希望として頼ったのが
最強最悪の武闘派警官の二人
今、最も危険な獣達が
檻から解き放たれる!

婦警隊の副隊長を務める
泉真紀子 彼女はかって
その俊足を活かして
引っ手繰り屋をしていた
彼女を更生させたのは
婦警隊長 亘理洋子

泉は洋子に変わって囮役を買って出た
恐るべきダークネスの大目玉ボス
サイクロプスの追撃の末
囚われの身となり、触手責めにより
洗脳快楽○問を受けるのだったーーー

と言う訳で突然始まった
シャレーダーディストラクション
全40話と言う長編のため
残り数話の所で長らく止まっていましたが
やっと全話のペン入れも終わり
此から再スタート致します・・・
エロ無しは一般でも発表しますが
18禁モードが読めるのは
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だけ ですので宜しくネ!ダス





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