MARO/グローバルワン 2024/06/05 08:41

銀河英雄戦艦アトランテスノヴァ シャレーダーグローバルワン セラフグローバルワン

火星に残された
ガルスグレーサー臨時基地司令部を
任されたブルドッグ少佐は
突然火星に出現した50機からなる
宇宙戦闘機の大部隊に驚愕した

「一体何処から現れた、あの戦闘機部隊は!?」

50機もの戦闘機が突然現れるとは
レーダーに空母艦らしき艦影は確認できない
どうやらリープしてきた艦影が1隻あるが
駆逐艦サイズだ・・とても50機も宇宙戦闘機を
搭載出来る訳がない

130メートルの船に18メートルの
戦闘機が50機も物理的に搭載できる道理もない
『恐らく何処かに空母が隠れている筈だ』
索敵は続けつつ臨時司令を任された
ブルドック少佐は敵の正体を聞くことになる

「艦の識別完了しました・・
未確認艦は・・ハヤテ・・
地球の新鋭宇宙駆逐艦ハヤテ!
又1隻で火星に現れました!」

『この前来た時には何も出来ずに
逃げ帰ったのに・・我等の狼将軍が
温情を掛けたのを良いことに調子に乗り・・
馬鹿な奴だ!とは言え・・今の状況を
閣下にお伝えせねばならん』

ブルドック少佐は通信官に命じ
ウルフシューターに連絡を入れた、だが・・

「申し訳有りません原因不明の
通信障害が発生しており只今
スペースウルフとの通信が繋がらない
状況と成っております」

ブルドッグ少佐は火星の通信状況は
良好だと聞いて敵の通信妨害ではなく
単なる自然現象だと理解した
宇宙に置いて通信が繋がらない
自然現象は少なくない、どうせ
時間が足てば自然に回復するのだ

「仕方ない・・将軍への御報告は
敵を撃退した後で良かろう」

ブルドッグ少佐にしてみれば
ハヤテ1隻を片づけるのに
さほど手間は掛からないと言う
自信があった

火星に残ったウルフシューターの
第13ミサイル艦艦隊の艦数は10隻
ミサイルの強力無比な破壊力は
駆逐艦1隻でどうにか出来る代物ではなく

ミサイル一発でも被弾すれば駆逐艦など
容易く吹き飛ぶのだから戦力差はハッキリしている
それに・・

ミサイル艦にはミサイル空母と言う
種類が有ることも敵艦は知るまい!
ブルドッグ少佐は3隻のミサイル空母艦にも
出撃を命じた

「ミサイル空母艦も出撃だ・・何と言っても
駆逐艦は戦艦殺し、動きが素早いからな・・
だが戦闘機なら駆逐艦よりも遙かに敏捷だ!
戦闘機で取り囲みダメージを与えてから
ミサイル攻撃で一気に撃沈してくれる!!」

ミサイル空母に搭載される戦闘機の数は
1隻でも最大50機、それが3隻ある
3隻の空母なら150機の大編隊だ戦力として
申し分ない!

ハヤテのサンダーシャーク隊は
のべ150機の大編隊を相手取る事になるのだ

火星に残された艦隊は決して侮れる
敵ではなかった

_________________
★付箋文★

「150機か・・制空圏を奪い取るには
奴等を全機撃墜するしかない・・」

ハヤテの方に何機呼び寄せられるかが
鍵だと大城誠矢は唾を飲み込む

「・・火星コロニーを
無傷で取り戻すのがこの作戦の
勝利条件だからな・・」

無茶な作戦ではある・・だが
火星くらいは無傷で奪還したい!

それくらい地球人は多くを
侵略者ガルスグレーサーに奪われた
もうこれ以上何も貴様等に奪わせない
それが大城誠矢の決意だった
{否!誠矢だけではない
ハヤテの戦士達は皆同じ思いだ}

ブルドック少佐が命じる
「ミサイル空母戦闘機部隊に命じる
全機発艦せよ!」

宇宙磁気傷害によって
ウルフシューター将軍と連絡が付かないのは
少々気にはなるが何の問題もない、
通信が回復すれば敵の駆逐艦を
撃沈したという何時も通りの報告をするだけだ

「それにしても・・只の駆逐艦を・・
それも1隻を撃沈しても何の功績にもならない
・・この1隻に全艦出撃させたと言う方が
逆に恥ずかしいくらいだ・・全く面倒・・」

ブルドック少佐は未確認の空母の可能性に
思い当たった・・『そうだ!空母だ・・
あれだけの戦闘機を搭載できる空母となれば
かなりの大物ではないか?』

『駆逐艦など2の次だ・・隠れているであろう
空母艦を炙り出す!そうだ・・そのためには
あの駆逐艦を痛めつけ助けを呼ばせればいいのだ』

我ながらの名案にブルドック少佐は大いに
満足する、これはウルフシューター将軍に
誉めてもらえるぞ!

種族の特性か・・・彼等獣人種族は
上位者にたいしての忠誠心が
異常な程高いのだ。

______________________
★付箋文★

神風型駆逐艦ハヤテ
その速度と機敏性は特筆すべき物がある
戦艦の主砲で狙ってもその素早さで
中々当たらずかえって味方に誤射する
デメリットさえある

ミサイル艦で攻撃し追尾機能を頼っても
そのミサイルでさえ逃げながら
多数の砲塔で迎撃する
小さく小回りが利きある程度の
打撃力があるのだから手に負えない

「しかし機銃だよな?」

ハヤテがミサイルを迎撃するのに使う
機銃の威力が少しおかしい・・
まあ気にするほどではないが
射速が速すぎるのだ

「やはり戦闘機で追いつめるしかないか・・
よし爆撃機を20機ほど向かわせろ!
奴を追いつめとどめにミサイルをぶち込む!」

駆逐艦の天敵は戦闘爆撃機と相場が決まっている

「どんなに機敏でも所詮は船
空飛ぶ猛禽にはかなわないのだ
海鳥に刈られる哀れな小魚・・
それがお前だハヤテ」

ハヤテほどではないが神懸かり的な
操艦をする駆逐艦はある
ガルスグレーサーはそれらを戦艦の驚異と
見なし対抗策を編み出していた
それ即ち駆逐艦殺しである。

超高速で動き回るハヤテに余裕で
追いつく戦闘爆撃機
搭載された機銃で射撃しても
ハヤテの装甲はそれを弾き返す

「駆逐艦とはいえ
流石に24ミリでは傷も付かないか!
だがこの爆雷は駆逐艦の装甲では
耐えられまい!」

爆撃機2機がハヤテを追いかけ
其れを待ち伏せる18機が
一斉にハヤテに向けて爆雷を
正面から矢継ぎ早に撃ち込んだ
ハヤテはこれを正面から喰らってしまう

「爆雷の威力は間違いなく駆逐艦なら
一発で沈む威力だ!あれだけ喰らえば
只では済むまい」

ブルドック少佐が勝ち誇った笑みを
浮かべたが・・その笑みは途中で
驚愕に変わった

「馬鹿な・・何故沈まぬ・・?」

『この方法で沈まなかった駆逐艦など
今まで居なかったぞ!一体何隻沈めたと
思っているのだ!!なのに奴は
どうして平気で飛び回って・・』

「あり得ない・・何発もの爆雷を
まともに喰らったくせに・・幾ら何でも
頑丈が・・過ぎるだろ?」

だがハヤテは爆撃機から逃れようと
必死に飛び回っている確実に効いてはいるのだ
爆撃機の連携は上手くいっている・・

こうなればやはり爆雷の数を更に増やし
動けなくしてからミサイル攻撃で止めを
刺すのが駆逐艦淘汰の常套手段である。

ミサイル艦のミサイルの威力は爆雷の
比ではない・・これの破壊力は
戦艦の重装甲でさえ絶対に耐えられないのだ

「爆撃機でハヤテを誘導しろ!

ミサイル艦の威力を奴に見せてやるのだ!!」

直進から錐揉みしての直下行
中に乗る乗組員は船に掛かる重力で
圧死している筈が・・信じ難いが未だに
平気で飛び回っている

「本当に・・あれは船か?」

全長130メートルのデルタ翼のついた
有翼艦に見えるが・・本当は
戦艦に偽装した戦闘機ではないのか?

『もしそれでも・・爆雷をああも喰らって
平気で逃げ回るなど説明が付かない・・
異常だぞ・・あの船は不気味だ
常識が悉く通用しない』

ブルドック少佐は今一つ
ハヤテの力が掴めないでいた
駆逐艦なのに戦艦より丈夫で
戦闘機に負けない運動性能を持つ・・

まあその程度で有れば問題はない
数で圧倒すれば良いだけの話だ・・
だが不気味だ・・

未確認の空母の存在も気になるし
やはり速いうちに
沈めておいた方が良さそうだ

ミサイル艦隊の攻撃ポイントに
爆撃機隊が上手くハヤテを追い込んだ

「よし!対艦ミサイル全門発射だ!!」

ブルドッグ少佐の命令により
ミサイル艦の搭載する全てのミサイル攻撃が
小さな目標であるハヤテに襲いかかる

一発のミサイルの大きさがハヤテの
半分にも及ぶ大型ミサイルの壁が迫り
絶体絶命の危機がくる。

_________________
★付箋文★8:36 2024/06/05

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シャレーダーセカンドNO.34 シャレーダーセカンドNO.34

シャレーダーセカンドNO.34

これは大阪に生き残る
200人の運命を賭けた
絶望と希望の脱出劇

それは悪霊と化した妹とする
恐怖の鬼ごっこ
その恐怖の時間を
逃げまわる婦警隊副隊長
泉真紀子、だがこれは
巨乳隊長が考えた作戦だった
その間に 一番の大物
アーモンに罠を仕掛ける
隊長と侍ディーヴァガイ
そして木星は最悪の戦場と
化してしまうのだった。
シャレーダーセカンドNO.33 シャレーダーセカンドNO.33

シャレーダーD01 シャレーダーD01 シャレーダーD01 シャレーダーディストラクション      フェーズ01 シャレーダーディストラクション      フェーズ01

人造悪魔ダークネスに
よって世界は激変した!
そんな最中
大阪に取り残された女達が
最後の希望として頼ったのが
最強最悪の武闘派警官の二人
今、最も危険な獣達が
檻から解き放たれる!

婦警隊の副隊長を務める
泉真紀子 彼女はかって
その俊足を活かして
引っ手繰り屋をしていた
彼女を更生させたのは
婦警隊長 亘理洋子

泉は洋子に変わって囮役を買って出た
恐るべきダークネスの大目玉ボス
サイクロプスの追撃の末
囚われの身となり、触手責めにより
洗脳快楽○問を受けるのだったーーー

と言う訳で突然始まった
シャレーダーディストラクション
全40話と言う長編のため
残り数話の所で長らく止まっていましたが
やっと全話のペン入れも終わり
此から再スタート致します・・・
エロ無しは一般でも発表しますが
18禁モードが読めるのは
ダウンロードサイト
だけ ですので宜しくネ!ダス





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