自分の機嫌のとり方 その1
創作活動をしていると、誰もが直面する問題がある。「感想が来ない」、「なんの反応も無い」というやつである。よほどメンタルが強いか、そもそも他人からの興味に対しての興味が無い、という人間以外はこれを回避することは難しい。どれだけ斜に構えようと、心のどこかでは気にしてしまうものである。
私も昔はそういう時期があって、作品を投稿したのに感想数は1~3個しかつかない。PVは一応300はあるのに、と、PVに対する感想数の数に悶々としていた。他の投稿作品はPV1000とか感想数二桁とかちらほらあるのに、と。しかし、よく考えればこの思考のおかしい部分が見えてくる。
例えば週刊誌の連載漫画へのファンレターと比較して考えてみよう。とりあえずジャンプと比べてみよう。といっても、正確な数字は分からないから検索で調べて見た購読者数200万部という数字を使う。それで、感想とはちょっと違うが、人気投票の応募数なんてどうかな。あれもはがきで送ってるわけだから、まあ読者の返信と考えれば同じようなものだろう。むしろ感想の文面を自分で考えなくていい分感想より多いはずだ。たぶん。
どうするかというと、購読者数を感想はがきの枚数で割ってみるのだ。この前の『ぼくたちは勉強ができない』の人気投票を思い出したからアレを使おう。先生キャラが学生ヒロインたちを差し置いてトップ取ったんだってね。おめでとうございます。
閑話休題。
あの人気投票の総投票数はたしか3000票ぐらいだったっけ? 調べて見よう。え、25755票!? うわぁ~、すごいね。予想の八倍多かったわ。まあ一人でジャンプを何冊も買って送っている人もいるだろうけど。とりあえず額面通りの数で計算してみよう。
2000000÷25755=77.6548243
だいたい77人に一人の人が、感想をくれるという計算になる。これもジャンプという全国規模で販売されている雑誌で、かつ漫画雑誌として広く普及しているからというのを加味してもこんなもんである。これを見て分かるのは、「PV100やそこらの作品に感想がつかないのはある意味普通のこと」だということだ。私の例だったら、100人に一人感想をくれればいい方だとして、300PVで感想数3つというのは適正数。理論的になにもおかしくはないことなのだ。
※眠気が限界なので今日はここまで。
続きは明日書く予定。は未定。にはしないように決定。