しゅれでぃんがー 2020/05/05 14:32

お家を直そう:「かさばるゴミをまとめよう」の巻

 ゴミ業者さんに依頼するにあたり、ゴミの嵩を圧縮しなければならない。なので、それについて今回は語ろう。

 ゴミの処理は基本的にヘーベー(㎡)数で値段が出る。だから、トラックに乗せた時点のヘーベーがそのゴミの処理の値段となる。だから、ゴミを小さくして小さくして、ヘーベー数を圧縮することが節約につながる。一番いいのは粉みじんにすることだけど、人間の力では不可能だし、もしできても粉末状のゴミを家の中からトラックへ運ぶのだってすさまじい手間暇がかかるので現実的ではない。だから、手で持てるぐらいで嵩張らない大きさが一番良い。

 ということで、まずは今寝ているベッドを解体しようと思う。


(一枚目はベッドの下にある板。これの下は空白スペースなので、ドラマとかでなんか隠してたりするのを見たことがあるかもしれない。かなりのスペースを取るベッドも、仕組みとしてはけっこうちゃちかったりするものなのだ)

 床板部分を外してどけて、四隅を止めるビスをインパクトドライバー(以下インパクト)で外していく。しかし、インパクトの力が強すぎてビス穴がなめる(ビス穴がつぶれて回せなくなること)から、眼鏡ラチェット(メガラチェと呼ぶ。眼鏡の形に似てるからそういうのかな?)で緩めてからインパクトで外す。これらの工具は自分で給料からねん出した費用でコツコツ買い揃えているやつだったりする。前の巨大ハンマーとかね。

 色々あってようやく分解完了。これでかなりの圧縮となる。ビス止めの家具ってのは、横にしたり差し込んだりできないからどうしても嵩張るのだ。

 次に、プラスチックケースを圧縮する。これらは前に自力で粉砕しようとハンマーで殴ったり蹴ったり踏みつけたりしたのだが、粉砕する前に俺の両足や両腕が砕け散ると判断して断念した。これらは壊すのではなく、中身にゴミを詰めることで圧縮する。


(ゴミの中にゴミを詰める。これがゴミを捨てる時の基本である。これを怠るとすさまじい料金を請求されるので、手間暇はかかるがやるべきだ)

 そうして一部屋分のゴミも圧縮。疲れたー。



(それでもめちゃくちゃ残ってるけどね……)

 最後にいらない本棚も解体。巨大ハンマーでどーん!


(板状にすれば運びやすいし嵩張らない)

 野良のゴミ業者に見積もりを頼んだら、30万とか言われたのでやめた。車転がしてゴミ降ろしてゴミ持って帰って処理するからその値段なんだろうけど、それにしたってボリ過ぎである。内約見せてくれませんかねぇ、と思わず言いそうになった。まあ、それが分かるのも、俺がほぼ同業みたいなことしてるからだけど。一般人は騙されるだろうね……

 今週、別ルートでゴミの処分をしてもらえることになったのでこれらのゴミは今週末には全部消え去る。だいたい10万前後でまとめられる目算にはしているのだが……また貧乏生活だね。そのルートだと、俺が自分で家からゴミ降ろして積み込みも俺がすることになるから、なかなかにヘビーなのだけど。それで20万以上節約できるなら安いものだ。


今回使用した道具

軍手『グリップ』
 荷物運搬目的ならこの軍手。ある程度の防刃性もあるのでとても丈夫。

ミニバール(30cm)
 普通に使うならこのサイズのバールで充分。

マキタのインパクトドライバー
 高いけど一台あれば自宅でできるDIYの選択肢が大幅に広がる。必須。

ハンマー
 買うのであれば、くぎ抜き型のやつがお勧め。

巨大ハンマー
 解体作業にはこれが必須。1.5kgぐらいあれば充分。思い切り殴る!


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