しゅれでぃんがー 2020/10/20 20:24

日記 休息

 例の友だちだが、現在傷病手当で一年ほど休業するらしい。ゲーム会社で精神をやられてしまったらしい。来年の十月まで、給料の三分の二が振り込まれるそうだ。それについては、本人の権利であり法律を上手く使っているだけなので何とも思わない。ゆっくり休めばいいと思う。

 ルームシェアのおかげでこれに踏み切れたようが、こちらもリフォーム費をあちらのボーナスで借りたので相互互助。教員時代、とりあえず心療内科に行ってうつ病の診断書を出してもらい、校長と教頭へ直接面談して退職した自分としては。こういうのは得意である。とりあえずうつ病の診断書もらえば大概のことは通るから。そして、心療内科に行って眠れないとか仕事がつらいと言えばほぼ確実に即診断書がもらえる。診断書発行料は高いが、ある意味うつ病の診断書は金で買える紙切れである。出せば退職、傷病手当申請余裕でできる最強のカードである。なお、確実に「薬はいるか?」とも聞かれるのでその辺はご自由に。私はもらわなかった。たぶん睡眠薬とか精神安定剤だろう。


 つらいサラリーマンを経験した人間は、ある程度長期の療養が必要である。でないと、心が回復しない。しかし、ここには罠が潜む。休み過ぎて動き出せなくなり、その間に働かずもらえる収入の期限が切れて、一気に人生が詰んでしまうのだ。

 私は介護していた時の最後の年金が丸々もらえたが、そのあぶく銭を元手に次の手を打つことを怠ったので。じつに十年近く、あらゆる料金の滞納と借金まみれの状態から抜け出せなかった。なにせ、月給の仕事は生活が破たんするのでできない。(その時はPitapaの存在を知らなかったので通勤費用が無いし、飯代も無かった)そうなると選択肢が殆どない。頼れる親類や家族もいないし、唯一仲が良い真ん中の姉も自分の生活で精いっぱい。迷惑はかけられない。こんなことを書いていると、また嫌な気分になってくるのでこの辺にしておこう。

 ゆっくり休むのはいいのだが、毎日寝てゲームして飯食って寝て、の生活をしていると時間の経過があっという間である。活動する精神力も日々衰えていく。そうならないよう、時々様子を見ておかなければならない。まあ家賃払ってくれれば私は別にいいのだが。払えなくなった時、強制退去に応じない可能性があるので不良債権化する恐れがある。血も涙も無い思考かもしれないが。私は、金についてはドライなのだ。昔馴染みだからほっとくのも可哀想だし。


 まあ、基本的には不干渉。私もデスクトップパソコン欲しいし、やりたいことも沢山ある。願わくば。友だちも回復して自分でお金が稼げるようになったらいいなあと思う。少なくとも、もう搾取と理不尽に脅かされないように。

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