しゅれでぃんがー 2021/02/28 21:03

日記 胸が痛むような文章

 最近ようやく積みゲーが減ってきて、そろそろ何か書こうかな、という気分になってきている。しかし、まだちょっと残っているので、時間がかからなそうな作品を触っておこう。ということで今日は『Wondalice -ワンダリス・前編-』を遊んでいた。

 たくさんの着せ替えに原作のようなシナリオの無軌道さに目を奪われる。色々なところにエロシーンが隠されていて、丁寧に作りこんでいるのだなあというのがひしひし伝わってくる作品だった。

 前編ということは、後編もあるのだろうか。そう思って作品一覧を見ると、ミニゲーム的な作品が一つだけ。それ以降の動きがあるようには見えない。ならば、Ci-enアカウントはあるかな? と確認したらあったので拝見。しかし……どうやら、開発は凍結しているようだった。


 最新の記事でなにやら「自分は出来ないけど他の人はゲーム作ってね」、というニュアンスを感じる書き方をしている(リンクは置かないので気になる人は「かるあみ」というサークル名で検索してね)。何かあったのか。記事を一つずつ遡る。全体をざっと確認して感じたことは、なにかゲーム開発でとてもつらいことがあったのかもしれないな、ということだった。

WonDice! -ワンダイス!-』という作品の開発日誌という形で綴られる記事は、なんというか自身の中で気持ちの整理をつけるためというか。身辺整理のような気配を感じさせる。今まで自分が得た物を全部ここに置いて、何処かへ旅立とうとしているかのような文字だった。どうやら、ワンダリス完全版が作られることは二度と無いのかもしれない。

 しかし、それを引き留めるのは酷である。創作活動とはつらく苦しい物だ。もうやりたくない、という人に対して、続きが見たい、というのはあまりにも可哀想である。言う方の気持ちももちろん分かるが、私にはとても言えない言葉だ。嫌なことはもうしたくない。なら、それは尊重されるべきなのだから。


 ゲームから去った人といえば、私が思い出すのはスレイヴ・カンパニーさんだ。この方は、ツイッターでゲーム開発から手を引いた理由をちらっとこぼしていた。すぐにツイ消ししていたので、私もそれに触れる気は無いが。やっぱ、創作活動は大変な作業だなあ。ゲームを完成させる人ってのは、それだけでものすごい人だなあとただただ思うしかなかった。


 読んでいるだけで胸が痛くなる、血がしたたるような記事だけど。私もゲーム開発に興味があるので、ありがたく拝見させてもらおう。

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