しゅれでぃんがー 2021/07/02 22:55

着替えを買い込む


 偶然新しいバイトをさっくりゲットしたのでラッキー。だったのだが、まともに着ていける服が無い。今まで使ってる服は全部現場の粉塵や泥、油なんかで汚れているし。ズボン何て全部太もも付近に穴が開いている。膝に物を置いてカッターを使ったらだいたいかすって切れちゃうんだよね。なので、作業着系が強い作業用品店に買い出しへ行ってきた。

 たまゆらとかいう店。シーズンの変わり目なんかに二着で千円セールをしてたりするので、仕事で着るだけの汚れたり千切れたりしてもいい服をごっそり買い込む。荷揚屋を始めた時は長袖(現場は鉄骨やらなんやら尖ったものがたくさんあって危ない)を12着買い込んだが、今回は半袖セール。まあ今回の仕事は危ない仕事じゃないのでいいか、ということで八着ほど購入。だが、こういう時に白い服を買っちゃうと汚れが目立って速攻で小汚くなるので白色は厳禁。黒か灰色にしなければならない。

 なんでこんなにいっぱい買うかというと、仕事で疲れていちいちマメに洗濯できないので。大量に着替えを用意することで、一週間を乗り切るためである。週に一回ぐらいは休めるので(自分は週一すら休んでる余裕も無かったけど……)、その日に洗濯をする。疲れすぎて無理な時は、コインランドリーに行って洗濯⇒乾燥機のコンボで干す体力すら削減する。干したら取り込まないといけないから、それだけのことすら疲れてできないからね。自分で洗濯しないといけない人は、働くうえでそれが本当にネックになるんだよ。だからこそ大量に着替えを買ってごまかす。汚れすぎたら気兼ねなく捨てられるのも安物上着の良いところである。


 あとはズボンも二本ほど。高いからそんなに買えないが、安物を買うとズボンはすぐダメになるのでケチるのは禁止。ズボンは多少高いのを買わないといけない。試着して胴回りを確認しつつ、しゃがんだ時膝から太ももに掛けての生地が突っ張らないことを確認すること。しゃがんだ時生地が突っ張ったりするズボンは絶対ダメ。何回もしゃがむことを想定すると、しゃがむたびに生地が引っ張られて痛いし徐々にズボンにダメージが蓄積していくし。良いことが何もない。しゃがめるズボンを買うのが作業の快適さを保つ秘訣だ。あとは、ポケットが両足のすね付近についてる六つポケットタイプがいいね。ポケットは過不足なくあると良いけど、腰と尻とすねの六つが一番ちょうどいい。

 仕事をする人間の服(力仕事系)ってのは、上半身は柄も無い無個性なシャツに、ズボンはポケットがいっぱいあるものだ。長く働いてるとだいたいそうなっていく。


 本当に私は最後の最後、ここでもたついたらもう終わり。って時に仕事が取れるなあ。運がいいのか悪いのか……。

フォロワー以上限定無料

よろしくお願いいたします。

無料

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索