しゅれでぃんがー 2021/12/13 08:57

【プロレタリア―DIY】細々した改良


 色々と細々改良。





 最近、現金取引が発生する会社の仕事をしてないから使っていないのだが。コイントレーをちょっと前に改造した。穴を一か所だけ空けた状態だと、カバンに吊り下げる時歩く振動でかなり動くから危ない。そのうち受け渡しで駐車場を通る時車にひっかけて損害賠償とか請求されそう。冗談抜きで怖い話である。

 D社は現金取引をオンにすると、毎日一回パートナーハブ(営業所とかエリア拠点のこと。フードデリバリー会社はエリア拠点のことをこう呼ぶ)で清算しないといけないので。決まった時間に決まった場所へ行くのが大嫌いな身としては、あまりやりたくない。受けられるオファーの数が1.5倍ぐらいになるんだったら考えてもいいとは思っているが……なんにしても、バイクを買わないことには始まらない話かな。



 側面反対側にもドリルで穴を空け、二点留め。在庫のリングをしこたま使って組み上げた。この形にしたら歩く振動でも一切動かなくなったので、とても安全。人にあたったり人のカバンにひっかかったり、車とかにこすったら最悪だからね。負荷がかかる瞬間が無いから、穴空けても割れないし。我ながら良い改造だと自負している。





 D社はピックアップとドロップ時に帽子を被ることを希望している。これはあくまで【希望】であって、【強○】ではない。どういうことかというと、日本では業務委託の会社(個人であろうと委託する場合会社扱い)に対して、何かを命令することを許可する法律が無いからである。だから、帽子を被ることを強○する契約というのがそもそも結べないんだよね。犯罪だから。

 これは似たような話に警備員で面白いのがある。警備員というのは【他人を逮捕する権限が無い】。もっともらしく警察官と似たような服を着て仕事をしているが、彼らには何の強制力も無いのである。だから、極端な話こっから先にはいかないで下さいと言われても無視して進めるし、実際無視して路駐する人間とかもいる。それに対し、警備員ができることってのは【やめてくださいと言い続けること】しか無い。何故なら、相手に何かを強○させる権限を法律が与えてないからだね。だから、警備員側がして欲しくないことをする人間に対して、人数集めて取り囲んでやめてと言い続けるしかできないんだよね。あの仕事が成り立ってるのは、ひとえに日本という国に住む人間が学校教育と国民性により比較的モラルが高いからなんだよね。


 閑話休題。ただ帽子を被るだけ、といっても手間は手間。自転車に乗ってる時に被ってると風で飛んでいく危険があるので、ピックアップとドロップの時しか私は被っていない。義務じゃないなら被らなくていいじゃん、と思うかもしれないが。D社は業界の中では現在ダントツで金払いが良いので、ちゃんとお金を払ってくれるお客(会社であろうと貴賤なく客は客)なら、金額に見合う分の要望は聞いてもいいと私は思っている。それに、【ひとめで分かる目印】を身に着けるのは大事なことだ。U社の仕事を受けていた時も、私はずっとそれを思っていた。

 制服も何もなく仕事ができるということは、簡単になりすませるということだ。そうなるとどうなるかというと……具体的に書くと、模倣犯が発生する可能性があるので書けない。まあ、想像は付くと思うけど。万が一そういうやつらが発生して、ドライバー全体が世間に不信感を持たれてフードデリバリーという仕事自体が衰退してしまう可能性がある。それは遠い未来かもしれないし、今日発生する可能性もあるのだ。だからこそ、【目印を身に着けていない人間に対して不信を持つ】というのは店舗側も大事な事だと思っている。実際、リフォーム屋の親方は世間でリフォーム詐欺が流行った時、仕事が無くなって同僚二人は別の仕事に去っていったと話していた。業界を荒らされると、容易に生活が傾くのだ。

 まあ、ドロップの時は百件に一回ぐらい被るの忘れることもあるけど。ピックアップの時は、もし帽子を忘れても仕事を中断して家に取りに戻るぐらいには帽子を被ることを私は徹底している。単純に、帽子見ただけでピックアップに来たと認識してくれるから手間が省けるというのもあるけど。一般人と同じ見た目だと、会社名を店員に伝えないといけないからね。【店員に到着を口頭で伝えないといけない】ということ自体が無駄。それが省けるから帽子はすごく便利だと思ってる。


 だが、そろそろ配達回数も300回ぐらい行ったかなーと思ってるけど。ピックアップとドロップの時被るとして、配達回数×2回被ってるわけだから。単純計算で600回以上被っては脱いでを繰り返してるわけで。帽子の管理も荷台から出す→被る→荷台に戻すという工程を毎回繰り返してるわけだから。単純にめんどくさいんだよね。その程度、と思われるかもしれないが。毎回行う作業で、今後もやり続けるわけだから。極限まで工数は減らしたいわけである。

 ゆうパックのハンコをつけるびよよんを見つけた時、思いついたことがあったので試してみた。






 帽子の後ろ部分に百均で買ってきた大きいカラビナをつけて、それにびよよんをつける。で、普段スマフォをネックホルダーで首からぶら下げてるから、そのネックホルダ―にびよよんを取り付け。こうしたら帽子を【身に着ける】ことができる。文字通り、肌身離さずというわけだ。びよよんは長いから暴れないように上着の間に挟んでいる。取り扱いがしやすいように、今後はジッパー系の上着を買い足していこう。着回しもいいかげんしたいし、仕事着の傾向も決めたいと思ってたからね。


 地味ながら、大きな改良。これで帽子に関してのストレスも無くなった。働きやすさがまた一つ改善されたね。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索