【創作――アイディア】地方自治とダンジョン権利
・王国と地方自治体の関係
王国が直接統治しているのは王国で、それより外の範囲にある町や村はその付近を統治する有力者がいる。有力者は王国へ「そこらへん一帯を統治していいよ権」みたいなのを貰うために、毎月税金を払う。みかじめ料みたいな感じ。これさえ払っていれば自治の内容についてあまりとやかく言われない。これにより王国の外にある町は、色んな文化が発達している。
チャイナ系とかインド系とか、気分で特徴作れて便利そうな設定。『ドロヘドロ』の魔法使いの世界みたいな感じで、各地をマフィアが統治してる感じ。
・ダンジョンに関する権利
ダンジョンを見つけた人間にはそのダンジョンに関する権利がもらえる。その権利を持ってる人はダンジョンに一人挑戦者が現れるごとに100円とかもらえる。だから、レアなダンジョンとか見つけたらダンジョンの権利持ってるだけで不労所得で生きていける。
でも、その権利を保持するためには「ダンジョンでの遭難者を救助する義務」とか「王国のギルドと同じ構造の組織を設立、運営する義務」とか。王国がやってるギルドシステムと同じシステムを維持、運営しなければならない。それには莫大な金がかかるから、一般の発見者やフロンティア系冒険者は王国や金持ちにダンジョンの権利を売るのが一般的。
ギルド業を専門に行う民間のダンジョン運営会社とかありそう。
ダンジョンにはそのダンジョンを作った存在とかがいて、それをダンジョンメイカ―と呼ぶ。ギルドは秘密裏にそのダンジョンのメイカ―とコンタクトを取り、裏で連携していたりする……かもしれない。
この設定なら『ダンジョンメイカ―』にも流用できそうだし。どれかを作れば全体が進むエコな創作。