しゅれでぃんがー 2022/05/10 19:42

【ジュークボックス】照り焼きタレと収集癖

 今日は照り焼きタレの材料を買いにスーパーへ。タラの切り身がふたきれ半額だったので購入。タイだけ焼くのも味気ないか、と思ったから、魚の数を増やすことにした。皮つきと皮無し一枚ずつ。無い方が食べやすいのかな。


 醤油とみりんと上白糖を買う。醤油はなんとなく濃口。世の中減塩が流行っていくが、調味料は味が濃くてなんぼだろう。量を減らせば味も薄まるさ、という精神。料理酒は味に対してどんな変化があるか分からないので買わなかった。何故入れるのか、は、買って試さないと分からないのだが。まあまた今度。


 ついでに二階で調理ハサミと味噌を溶く用のお玉の親戚みたいなやつを購入。使う頻度は分からないが、あって損は無いだろう。道具は置き場所を決めて、使ったらきちんと戻さないと無くす。無くすとお金が無駄になる。が、私は調理場の収納を良い感じに仕上げてあるので散らかすことは無いだろう。









 シンクのすぐ下にある引き出し。工具箱を眺めるのと同じような気分。ようするに、うきうきして嬉しいということだ。昔はナイフとかフォークとか入ってた気がするが、調理台の下なんだから調理器具を贅沢に入れておいた方が使いやすかろう。


 上白糖はそのまま置いとくと使いづらいので、いつぞや買ったまま放置していた百均のタッパーに詰め直す。計量スプーンはコンビニでもらったプラスチックスプーンだ。量は大さじならだいたいで良いだろ、という発想。これは良いのか悪いのか。


 まずは照り焼きのタレを作る。タレの作り方をネットで検索。みりんと醬油が2で、砂糖は1、が黄金比らしい。計量器が無いので適当なお椀にみりんをなみなみ注いで銀のボウルに入れ、醤油も同じ器に入れて混ぜて。上白糖も同じ器に半分入れて投入。これで2:2:1。きっとそう。そういうことにしておこう。







 できたタレにタイとタラの切り身を浸して沈める。漬かりが足りない気がしたので食器を上に置いた。とりあえず一時間ぐらい置いておこう。続いて、スーパーで安売りしていた少量イカ二パックを塩もみする。塩もみすると水分が出て塩もしみこむらしい。塩をまぶして手で揉んで、これも一時間ぐらい置いておく。


 一時間後。焼いてみた。タレが一瞬で焦げそうになる。中火ぐらいじゃないとヤバいな……。魚は五分ぐらい焼いたら充分らしい。これもネット調べ。便利な時代である。







 いただきます。見た目は茶色すぎて悪いけど、焼き魚って感じで美味しい。が、味が中まで染みてないので物足りない。漬かりが足りないな……。こういうのは一日漬けるのがいいらしい。


 同居人にちょっとあげたら好評だった。が、うんちくが始まってしまって微妙な顔になる。同居人は話し始めたら五分から二十分は止まらない。話が長いのだ。役に立つことも言ってるのだが……とにかく長くてかなわない。


 いわく。自炊というのは、仕込みと調理のサイクルが大事らしい。明日の食事の仕込みをして、それが終わってから今日の食事の調理をする。それを毎日繰り返せば、自然と自炊が継続されていく。なにせ、一日でも欠かせば仕込みが腐る。だから、外食や弁当なんて食べている暇は無い。そこまでやって初めてエンゲル係数を下げる効果が得られるのだそうだ。なるほどなー。


 今日から俺もやってみよう、ということで。タイとタラを一切れずつ残してタレに漬けておき。残ったイカもラップして置いておく。これが明日の仕込み。で、明日は明日でまたスーパーに行って、安売り品を見て何を作るか考えつつ。買ってきた材料で明後日の料理の仕込みをして、終わったらまた照り焼きを作る。これを食べきれば節約した、と言えるだろう。これが自炊の初歩なのだろうか。


 タレはまたタッパー買ってきて冷凍保存しておこう。そうすればあと二回ぐらいは使えるだろう。食べ物はいずれ腐るものだから、腐る前に片栗粉で溶いてあんかけにでもして消費しよう。材料は余すことなく使い切り、節約を加速させるのだ。





 道具を集めるのは好きだし、料理も美味しい。最近弁当に飽きて食欲も無くなってたし。しばらく頑張ってみよう。

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