人生の歩み
堅実なようでいて行き当たりばったり人生の創作と会社員人生について
高校生の頃
愚かにも大学に行く意味を見出せず、いっさいのテスト勉強を放棄した高校時代。ギリギリで進級はできていたが、社会人になっても高校生の期末試験で赤点をとって進級できなくなるという夢を見る程度にはテストというものが嫌い。
1年生の時にオリジナル合同コピー本で同人デビュー。 ピエロの首が取れるマンガや温和な侍が主人公の爆弾マニアテロリストとゴミの出し方にうるさい軍人が登場するマンガを描いていた。 2年生の時に金沢印刷でオフ本を合同で作った。
専門学生の頃
大学に行く意味を見出せずデッサンも高校の授業でしかやったことがない分際で愚かにも安易に絵画の専門学校に進学する。
同人活動は版権でコピー本とかを作るようになった。表紙が切り絵で一冊一冊手作業。学生だからど暇だったのだ…。
千葉に住んでいるくせに何故かイベントは前橋とか高崎とか宇都宮とか水戸とかに行っていた。コミックライブ。なぜシティーに行かなかったんだと当時の自分を叱りたい。
なお、この学校は数年前に潰れました。(なので最終学歴の母校がない)
社会人1社目
時代は就職氷河期と呼ばれていたが、スーパーでパートでもしてればいいかーと思って、いっさいの就職活動をしなかった。だが、学校の進路アンケートに適当に職業希望欄に書いていた「広告系」 という文字のおかげで印刷会社のデザイナー兼イラストレーターとして入社。
就職希望者が私一人だけだったので、先生が超がんばって面接をしてくれる企業を探し出してくれたらしい。今にして思えば恩師すぎる…。
初仕事はサインペンとマーカーで描いたイラスト。そして入社一日目にMACを壊す。けして私のせいではない…。
郵便局の冬のアルバイト募集ポスターコンペにて二年連続で採用される。当時の基準からするとマンガキャラチック。 今は萌えキャラがまったくめずらしくなくて時代の移り変わりを感じる。
二等身の人畜無害な絵ばかりを仕事で描くのにストレスを感じて、同人誌では等身が高めのまったく違う絵柄でマンガを描いていた。 しかし消えない在庫に心が折れてオフでの同人活動をやめる。当時はオンデマンドなんてものはないのであった。
警察の広報誌で四コマを描いていたり、合併して今は存在しない某市の子供向け広報誌に女の子キャラとロボットキャラを描いていたりした。 当時のこどもたちがキャラクターの絵を描いて投稿してくれたのはよい思い出。
ゆるゆる楽しく仕事をしていたが、ちっとも増えない給与。将来に不安を感じる。(年収200万円台だったかと)「デザイナーは時間給じゃ測れないから!」という 謎理由につき残業代というものはなかった。 イラスト以外はだいたい似たような仕事をしていたDTPオペレーターだと残業代出るのにね!
会社を辞めることを正式に伝えた翌日あたりに、新人一年目の子に残業代分であっさり自分の給与を抜かれていたことを知る。ちなみに自分の方が残業はしていました!おやおやおや〜??
人は過去を脱却し生まれ変われると信じて、異業種へ転職活動を開始する。
社会人2社目前半戦
趣味でFlashアニメを作っていたので、Flashクリエイターになりたくて転職活動をするも決まらない。
WEB系ならなんでもよくなっていたが、拾ってくれた会社は開発ベンチャーだった。
「開発」…聞きなれない響きにびびるも、貯金が10万くらいしかなかったので、アルバイトで雇ってもらう。
とりあえず初日に持参したペンタブでイラストを描いたことで、使える人間アピールに成功。正社員にしてもらう。
その後、「データベース」「CSV」という単語も知らないままに客先に連れていかれて、PHPで問合せシステムを作ったのが プログラマーとしての初仕事だった。
プライベートでは個人製作でアニメを作り続けネットで発表。
しかし膨大な手間のわりに、どうしても完成するのにせいいっぱいで低クオリティー。そして大して反応はもらえないという状況に 心に闇が生じ始める。
最後に半年かけて10分アニメを作り、夏コミで合同本に付属するCDとして出す。
ここで力尽きアニメ制作を断念することになる。
なお、地方の印刷会社→都内のITベンチャー企業に転職したことにより入社早々に給与が前職(経験7年)から上回る。未経験なのにな…。
給与が低すぎる場合は危険を顧みず異業種行っちゃいなYo!っておすすめしておきます。経験積もうが給与上がんないところは上がらないです!!
社会人2社目後半戦
アニメ制作で心身ともにぼろぼろになりいっさいの創作活動をやめようとまで思いつめていた(三日ぐらい)が、 友人に勧められた「バカとテストと召喚獣」をきっかけに「女装」「男の娘」という新たな世界を知る。
それまでせいぜいゆるいBLどまりだったのが、いきなりちんちんばかり描くようになったため、友人夫婦に「仕事のストレスかな…」 と本気で心配される。
2011年、たまたま個人アニメのほうで申し込んでいた冬コミで、エロ同人作家デビューを果たす。コピー本。11冊売れたことに感動をする。
女装、男の娘ジャンルで活動を開始。
↑11冊売れた本というのがこちらですー!
一方、本業が儲かっているのに、飲食業と美容室の経営に手を出した社長の悪手により会社が傾く。一気にブラック企業へ。 身の丈に合わない膨大な金は人を変えるのだ……。
社内にある日謎の中国人集団が現れ、謎のチンピラも現れ、会社に不穏な空気が流れる。
当時の技術者全員、一人100万ぐらいでよその会社に売り払われるとかなんとかあったかもしれない。
とりあえず転籍しないと給与がでないかもしれないといわれて転籍する。その後、この会社は潰れた。
社会人3社目
本業転籍後、一方でプライベートではリイド社で商業漫画デビューをする。ジャンルは男の娘。
↑リイド社スカウトのきっかけになった本の販売ページですー!
しかし、男の娘ジャンルでやっていくことに漠然とした限界を感じ、商業の仕事がなくなったのを区切りに緊縛少女にジャンルを変える。
放課後の緊縛という同人誌をきっかけにジーウォークからスカウトされる。
↑放課後の緊縛はこれですー!
株式会社ジーウォーク経由にて隔月24ページで電子書籍配信で連載。単行本も出してもらえた。やったね!
↑この時出した単行本の販売ページですー!
しかし、その後特に商業の仕事はしていないのであった…。
システムエンジニアとしてやっていくことに限界を感じ(限界を感じてばっかだな)、リーダー職方面も若手起用方針により、見込みなさそうなことから、別の職業を目指して転職活動を開始。
そう…人はいつだって生まれ変われると信じて!!
続きは今の話なので無料プランの方限定にしておきます。大した話は書いていないです。
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