良い休暇と転機に

現在怪我の治療と療養のために、更新が不定期になっております。

「覇王アンシュラオンの異世界スレイブサーガ」(小説家になろう)

「覇王アンシュラオンの異世界スレイブサーガ」(アルファポリス)

「覇王アンシュラオンの異世界スレイブサーガ」(カクヨム)

〇旧作はこちら、作者HPとハーメルンにて掲載。注意事項をお読みの上で閲覧ください。
「欠番覇王の異世界スレイブサーガ」(HP版
ハーメルン掲載版

※小説家になろうをメインにしておりますので、評価・ブクマ等よろしくお願いいたしますー

雑談

 あまり動けないので良い休暇になっております。

 事故の内容に関しては相手のこともあるのであまり言いません。意図的でない限りは私は基本的に起きたことはしょうがないと考えますし、アンシュラオンと同じ性格なので、「痛かろうがつらかろうが、死ぬまで戦え」というスタンスですから現実でもまったく同じ言動をしています。

 それより事故った私を見て、親が「〇〇〇が壊れちゃった」という発言をしたのが笑えます。いや、さすがにその表現はどうなの?とか思いましたね。下半身がなくなったとか頭が吹っ飛んだとかならわかりますけど・・・私の考え方が武人的すぎるのでしょうか?

 怪我的には左半身かな? 痛みがあるのは左足から腰、背中といったところですが、そこから右腕の痙攣とか麻痺が少しあるので、そこだけがちょっと気持ち悪いです。利き腕ですからね。まあでも、絵も描けるしキータッチもできるので作業に大きな支障はないです。

 筋トレができないので、どんどんたるむのだけがつらいですが、まずは運動できるコンディションにしてから鍛えればよいので、そこは焦らずいきましょう。


 さて、冒頭でも書きましたけど、このおかげで私も一息つくことができました。

 旧版のスレイブサーガを始めてから四年半、何回かの意図しない休止はありましたが、ほとんどぶっ続けでやっていたことは事実です。

 ここで重要なのは、毎日更新であれ二日に一回であれ隔週連載であれ、決められた時間内でずっとやっていたということです。締め切りがあるからやらないと、というパターンですね。絵の仕事だと普通ですけど、小説でもその制限があるとなかなか大変です。

 逆に言うと、そういった制限がないと書かないってこともありますけど、ずっとそこに縛られていたので一度解放されたことは、自由を愛する私にとっては非常に素晴らしいことです。

 Twitterでも少し書きましたけど、十二英雄伝を書いていた頃は、当然アップもしていないので誰にも見てもらっていませんし、その作品で有名になってやろうとかお金を稼ごうといった欲求はまったくありませんでした。

 ただただ作品を作りたい。

 その気持ちだけで毎夜寝る前の一時間、コツコツと書いていたものです。熱中するとついつい書きすぎてしまい、朝になることもよくありました。

 スレイブサーガも最初は気晴らしで始めて、思ったより反響があって楽しくなってきましたが、本来は読者に楽しんでもらいたいという一心で書いているものです。

 評価ポイントとかは完全に自己満足ですし、新版に関しても単に旧版に少しでも追いつかないといけない気がしていただけであり、実際はそこまで重要な要素ではありません。目標がないと途中で止まってしまうことが怖かったのです。

 しかし、今となっては更新する癖ができましたし、読んでくださる皆さんもいます。あの頃と比べると、これほどの喜びはないです。それだけで十分です。

 もうスレイブサーガを途中でやめる選択肢がなくなったことが一番の収穫でしょうか。最後まで描ききりたいですよね。

 正直言うと燃焼系は、とても熱くて没入感と強い満足感がある反面、最初が非常にとっつきにくい面があったんですよね。コアでマニアックな作品って、だいたいそうなんですけどね。

 パッケージを見て「なんだこれ? こんなのやらねーよ」と思いつつ、暇だったのでちょっとやってみたら「くそ面白い!」となって徹夜するみたいな。

 私の中では「ガンパレードマーチ」とかがそうでしたね。友達に借りたけどなかなかやらないけど、そろそろ返してとか言われてちょっとやったらすごい楽しくて、思わず借りパクしてしまった経験がありますw

 私もみなさんにそういった熱情を味わってほしいと考えています。その点、なろう系作品は入りやすさがあるので、スレイブサーガは燃焼系の入門編として非常に有用な作品だと考えています。


 ついでにマシュマロにまた投稿をもらったので、それに関して。

〇マシュマロから抜粋
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ふと思ったんですけど、アンシュラオンのステータスで第1階級に比べて、第3階級の割にHPとBPがやたら低いのってなんでかなぁって思いました。

旧作だと、第2階級に上がっても大してHPとBPが上がらなくて、第1階級の差がいくらなんでもエグすぎるんじゃないかと思ったんですよね。

特に、HPに関してはどこかの回でゼブラエスと比較して説明してましたが、BPに関してはもっと高くてもおかしくないんじゃないかと思いました。
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 これはもちろん意図的にやっています。だって、普通に考えておかしいですよね。

 逆に読者に「なんか上昇率とかおかしくね?」と思わせるのが目的です。筆者の私自身が「アンシュラオン、いくらなんでも全然上がらんなーw」と言いながらやってるくらいですし。キャラ当人も作中でネタにしていますね。

 つまりは作中の戦闘とかと比べて「どうにもステータスがおかしい。気になる」と思わせて興味を引かせる手法ですね。

 そうすることで作品が好きになってくれた人は、もしかしたら何か裏があるのかも?と推察を始めてくれるので、そこでまた考察する楽しさが生まれるわけです。

 ネタバレというか、旧版ですでに出ていますが、アンシュラオンにはいくつかの封印が施されています。

 返信には六つと言っちゃったのですが、六芒星だか五芒星だか、ちょっと忘れちゃったのですが強力な封印が施されています。たしか術の封印が解けた際に二つ一緒に解けた設定だったような気もしますので、やっぱり六芒星だったかもしれません。基本属性が六つですしね。

 なんでこんなことをしているかといえば、「アンシュラオンに少年漫画と同じく成長要素が欲しかったから」です。

 カテゴリーは主人公最強ですが、現状で最強とは言っていないので、最終的に最強になる、という少年漫画と同じ状況になっています。だから強敵との戦いによって段階的に強化が入ることで、逆転する展開も出てくるわけです。なにせパミエルキがいますからね。それくらいでないと大変なことになります。

 パミエルキも最初から言っていますけど、本来のアンシュラオンの才能は彼女と何ら変わりありません。でも、それだけじゃ困るのです。このあたりは物語の核心部分に触れることなので、実際のストーリーで楽しんでもらえればと思います。

 BP消費に関しては、BPとは生体磁気であり、身体が大きかったり発するエネルギー量の「総量」に影響を与える要素です。

 たとえばアンシュラオンのBPは、2500~とかですが、これは一度に放出できるパワーの限界値も示しています。

 ただし、練気と戦気術次第で何倍にもできますし、魔獣とかはBPが多めでも全部を一気に放出するタイプの能力でもない限りは小出しになってしまうので、なかなか難しい要素でもありますね。

 簡単に言えば、多ければ強い、というわけではないのです。現状で使える最強の技でも、BP消費は最高出力で500~1000程度なので、どのみち一撃で全部出すことはできません。

 それに加えてアンシュラオンは練気の質が高いので、数分もあれば満タンにできます。BPも当然ながら肉体能力のパワーアップによって増えていきますしね。

 問題は強敵戦で、相手に回復させる隙を与えないことが重要になるので、そのあたりの高度なバトルもそのうち描きたいです。

 一応キャラごとに成長率を用意していて、基本はそれに合わせて増やしているのですが、何かのきっかけで急激に増えることがあります。

 これは因子レベルとかも関係していて、たとえば旧版でサリータの能力値が劇的に上がったように、【本来そうあるべき数値】になることがあるわけです。

 ネタバレになるので控えますが、ではアンシュラオンの本来の数値は・・・という話になってくるわけです。

 このへんは重要なイベントをいくつか用意しています。ガンプドルフ戦もその一つではありましたが、もっと大きなイベントがあります。


 とまあ、だらだら長くなりますので、このへんで。

 ひとまず少しゆっくりとして肉体を癒して心を落ち着けながら、新しいワクワク感をもって新たに連載を開始していきたいと考えています。

 不定期になりますので、文字数にも囚われない方向でいく予定です。少なくても区切りが良ければ出していこうかなと。

 まずは翠清山の戦いをしっかり終わらせましょう。すべてはそれからです。

 ではまた!

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