雑談　スタジオセピアの生い立ちのおはなし

ということでスタジオセピアの生い立ちと、正社員を目指して就職活動していた時代をまとめました。

【体験談】正社員になりたい私が同人作家になるまで　https://ch.dlsite.com/matome/82095

スタジオセピアの勃興から大学生時代、正社員を目指して就職活動していた時代までを振り返りましてDLちゃんねるでまとめてみました。
もしよろしければ読んでみてください。
なるべく読んでクスクス笑いながら、楽しめるように意識して重くならないように書きました。

とはいえ、当時はきつかったですね。精神的にもですが経済的にも。

正社員を目指す下りで一番きつかったのは女性向けブランドメーカーの小売店の面接ですね。もう業種問わずにエントリーシート片っ端から出していたので、面接が決まると思わなかったからオシャレなオフィスに来た時の場違い感がすごい。
面接官が私にかけてきた心無い言葉はこんな感じ。
「あなたみたいなタイプは就職活動とかせずにその世界で頂点極めたほうがいいですよ。今、あなたは社会に貢献したいと言いましたね。嘘ですね？　というか、同人で食べる自信なくて会社員になりたいだけでしょ？　あなたが優秀なら一人で食べていけますよ。弊社にたからずとも。安定した会社で食べていきたいから弊社にたかりにきたんでしょう？　私ぐらいになるとすぐに見抜けるんですよ。人の本質が。あ、この履歴書はお返ししますよ。別の企業の面接で使えるでしょ？　どうぞお持ち帰りください」
今思い出しても腹立ちます。そもそも履歴書の再利用なんてできるわけない。
履歴書を他の企業で再利用していいですよーのくだりはこの人からしたら最大限の侮辱のつもりで発した言葉だと私は解釈してます。
なんでもその面接官は人生経験豊富な方で、エントリーシート見ただけでそのひとの人生が分かるんですって。
それでお説教したくて最初から受からせる気はないけれど面接に呼んだそうです。
笑ってしまいますよね(；´∀｀)ゝ”

今は楽しくゲームを作れてますし、私としては小さいころから夢だったゲームクリエイターになれたという意味で夢は実現しました。

子供の頃から夢見ていたスクエニやコナミなどへの入社こそ叶わなかったけれど、自分の作りたいエロゲを思うままに作れます。

今は作品を買ってくださるみんなのおかげで生活できています。

考えようによってはどこかの企業に就職していたら、今、このページどころかこのサークルそのものが存在せずゲームも作れない身になっていたと思うのです。
同人に足を踏み入れたのも不思議な巡りあわせというか、就職できないままずるずる続いているのも私の怠慢のせいというべきか……。

これからも新しいゲームを開発したり、頑張りますので皆さん、今後とも応援よろしくお願いします。
よりいい作品を作れるように絵のトレーニングとか精進したいと思います。