【淫魔の饗宴　第８話】(終)

それから1000年の歳月が流れると……
少しずつ北方の暗黒領域の障壁は信仰心を失って揺らぎ始めていた。

平和を謳歌する人々はまだ知らない。
魔族が企んでいる復讐の怨念を。
決して忘れていない……女を凌○する快楽を！　その姿を見せつけられておびえる男の無力さを……

最終回のお知らせ

今回で最終回となっています。
文字通り、最後のストーリーを配信させていただきます。きれいにオープニングの下りを回収できたと感じていただけたら幸いです。

今までありがとうございました。

【淫魔の饗宴　第７話】

それから1000年の歳月が流れると……
少しずつ北方の暗黒領域の障壁は信仰心を失って揺らぎ始めていた。

平和を謳歌する人々はまだ知らない。
魔族が企んでいる復讐の怨念を。
決して忘れていない……女を凌○する快楽を！　その姿を見せつけられておびえる男の無力さを……

【Tips】夜会
この世界での文明はかなり進んでいて、貴族階級になると晩餐会は貴族たちの嗜みとなっているようだ。まだ幼少の貴族にとって社交界のデビューの場だったと伝えられている。

次回で最終回についてのお知らせ

「淫魔の饗宴」は今回と1/15に更新予定の最終回にて終了することになりました。
短いような長いような期間でしたが、お付き合いありがとうございました。
期待に沿えず、こんな形で終わりを迎えることすみません。

【淫魔の饗宴　第６話】

それから1000年の歳月が流れると……
少しずつ北方の暗黒領域の障壁は信仰心を失って揺らぎ始めていた。

平和を謳歌する人々はまだ知らない。
魔族が企んでいる復讐の怨念を。
決して忘れていない……女を凌○する快楽を！　その姿を見せつけられておびえる男の無力さを……

【前回までのあらすじ】
リディアは暗黒領域へと足を踏み入れて悪魔グレゴリーに囚われ淫綬を身体に埋め込まれて辱められてしまう。
この辱めは世界を混乱へと陥らせるきっかけだった。
神聖な巫女が穢されたことで世界は混乱へと陥ったのである。

そんな中で冒険者の一団が古びた館に向かっていた。目的はミノタウロスの退治。
いつもの仕事だとみんな考えていた。

【Tips】ミノタウロス
人と牛を掛け合わせた巨体を持つ魔物。馬力があり、とにかく腕っぷしは強い。
だが鈍重であり知能も高くないので熟達した冒険者ならタイマンで倒すことは可能だろう。
問題は群れが相手の場合だろう……彼らには意思疎通のできる知能があり、それでいて怪力という組み合わせは冒険者を多く散らせてきた。

【淫魔の饗宴　第５話】

それから1000年の歳月が流れると……
少しずつ北方の暗黒領域の障壁は信仰心を失って揺らぎ始めていた。

平和を謳歌する人々はまだ知らない。
魔族が企んでいる復讐の怨念を。
決して忘れていない……女を凌○する快楽を！　その姿を見せつけられておびえる男の無力さを……

【前回までのあらすじ】
村の用心棒クレアはゴブリンを相手に優勢に戦い進めたのだが、村のおてんば娘ミシャの乱入で乱される。ミシャを人質にされ犯されクレアは犯され、小さなミシャもまた凌○の限りを尽くされるのだった。

【Tips】コークス領・中央教会
コークス領は北部にまたがる暗黒領域との境界の領地を指す。首都はシドニア。
北方で最も栄えた首都でその中央には３つの尖塔を持つ中央教会が鎮座している。
教会の権威は絶大で、代々の巫女は最北の暗黒領域の創生神の石碑「神の輝石」を守る役目を担っている。
創生神の石碑には悪魔を人間の領域に入れない封印が施されているという。

【Tips】暗黒領域
人の立ち入ることが難しい荒野であり、光の神により力の弱い人間を守ろうという慈悲から作られた結界。
ここより北方の荒野には凶暴な魔物や妖魔が跋扈している。
たまに無謀な冒険者が立ちいることもあるが帰ってきたものはついぞ聞いたことがない。
魔物の種類も下等なゴブリンなどの妖魔から、人語を理解する高等悪魔まで多く存在しているという。
だが、人間の信仰心が薄れて結界が弱まっていることを中央教会すらまだ認識できていないのであった。

【淫魔の饗宴　第４話】

それから1000年の歳月が流れると……
少しずつ北方の暗黒領域の障壁は信仰心を失って揺らぎ始めていた。

平和を謳歌する人々はまだ知らない。
魔族が企んでいる復讐の怨念を。
決して忘れていない……女を凌○する快楽を！　その姿を見せつけられておびえる男の無力さを……

【前回までのあらすじ】
村の用心棒クレアはゴブリンを相手に優勢に戦い進めたのだが、村のおてんば娘ミシャの乱入で乱される。
ミシャを人質にされ犯されるクレア。
蹂躙の限りを尽くされたクレアとミシャ……ゴブリンはまだ満足などしていなかった。
二人の命運やいかに？

【Tips】製材所
ノーラの村の近隣ではオーク材がよく採取できる。農耕中心だが、北方の土地では交流が少ないので木材もまた貴重な資源なのだ。
自給自足の暮らしのために村で投資して作られた製材所はそれなりに整った設備といえる。
木こりたちは日々伐採し、大枝はしっかりと束ねて保管している。
材料にならない木くずも燃料などに再利用できるのでしっかりと補完しているようだ。