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ヒトツカミ 2024/06/20 21:24

スカトロ漫画の全集作り 15

続いては18番「委員長はガマンできない」の修正です。
この作品の表紙ですが、塗りが厚塗りでなんか重いですね。影を黒くしてることが重さの原因だと思います。

軽い感じのタッチに塗り直してみました。汗も追加して力んでる感じもだしました。

続いて漫画の方ですが、眼鏡の描き方に間違いが2つあります。真四角なのはまぁデザインとして見逃せますが、つるが横髪の上を通って耳に掛かっています。普通に眼鏡を掛けたら横髪の下側を通りますよね。(横髪の上を通ってかけてる人も結構いるで間違いではないですが、このキャラは横髪の毛量が多いので下を通った方が自然に見えます)そしてそのつるですが、眼鏡の真ん中に付いていますが実際の眼鏡は上らへんに付いてます。地味目な修正です。

そして髪のハイライトですが、より立体的に見えるように立体に沿ってハイライトを入れました。この立体に沿って入れるハイライトは身に付けたい技術の一つですね。これをうまく描けるようになれれば、黒髪美少女の魅力が何倍にもアップしますから。まだまだ立体に沿って描けてないので、修練が必要です。

そしてこの漫画の重要なシーン、男子の前でバケツにうんちをする所なんですが中腰で後ろ斜め上からのアングルが難しく、上手くかけなかったシーンです。顔もいまいち可愛く描けなかったのでこの漫画はここが心残りでした。

描き直してだいぶよくなったと思います。

ラストページでは男がスマホに写した排泄シーンの写真を見る場面があるのですが、この漫画ではラストだけカラーになっています。もちろんそこも修整しています。


さすがにラストページなのでモザイクを入れてますが、全集では見えてます。

ヒトツカミ 2024/06/16 21:55

スカトロ漫画の全集作り 14

絵柄の変化

続いては17番の「拝啓、漏らしちゃいました。」の修正です。
この作品、前作の「夜の王様」と比べるとわかるんですが、絵がだいぶ変わりました。


前作は描いてる途中、自分の画力のなさに嫌気がさしていました。そのため何か手を打たなくちゃいけないと思い、やったことが液タブの購入です。

液タブ自体はそれまでも持っていたんですが、ヤフオクで落札した1万円くらいのWACOM DTU-710というという中古品でした。かなり古い型で、画質が1280×1024ドット、ペンの質圧感知が512という感じです。この液タブはドットが大きく強く質圧をかけないと線が描けないものでした。そのため肩の力を抜いて描かなくてはならない下描きには向いてなく、アナログの漫画原稿用紙に鉛筆で下描きを描いて、それをスキャナーで取り込んでそれからこの液タブでペン入れをするという段階を踏んでいました。

この工程を変えてみたくて買ったのが、当時10万円くらいしたワコムのCintiq 13HDという液タブです。画質は1920×1080ドット、ペンの質圧感知が2048と4倍にアップしました。実際に使ってみたら中古の液タブとは別物でした。画面の綺麗さは勿論ですが、軽く質圧をかけただけで線が引けることに感動しました。これで下描きが液タブ上でできることになりました。

紙に描くのと液タブで描くのでそんなに変わるの?と思うかもしれませんが全然違いました。液タブなら大雑把な形を描いてレイヤーの透明度を薄くして色を変え、さらに少し細かくした形を描いてまたレイヤーを薄くしてというように、段々と下描きのディテールをアップして下描きを描くことが可能だからです。

これをアナログでやろうと思ったらトレース台で下から光を当ててやることになるんですが、線が黒くて見にくいですしかなり大変な作業です。しかもデジタルなら顔を大きく描き過ぎたと思ったら、投げ縄選択で縮小させるというように下描きの微調節が可能です。紙に描いたときに頭の大きさが変と気付いても、縮小とか出来ないですからね。

要するに下描きの精度がグンッとアップしたんです。それに加えてペン入れも質圧感知が高くなったことでより繊細に描けるうえに、画質が良くなったために色塗りもしやすくなったので、絵柄がこの作品からガラッと変わったんです。

描き文字に目が行く

そしてこの作品の修正なのですが、相変わらず全体的にグレーが濃いです。そして描き文字が全頁で少し凝ってるものが多いんですが、それがあまりよくない気がします。描き文字はあくまでわき役なので、目に留まり過ぎるのはよくないかなと。あと団子頭に布が覆ってあるんですが、なぜかハイライトが描いてあるので消します。

修整前は文字に目が行きがちでしたが修正後は絵に目が行くようになったと思います。

この作品は液タブを買っただけあって気合が入ってますね。購入額の10万円分を取り戻そうとして描き文字にまで気合が入っていたんだと思います。ただ描き文字って丁寧に描き過ぎると目に引っかかる感じになるので難しいです。

ヒトツカミ 2024/06/13 17:49

スカトロ漫画の全集作り 13

荒れた作画

続いては16番の「夜の王様」の修正です。
前回から1週間ほど間が空きましたがこの作品、かなりの場面の修正が必要なくらいキャラの作画(主に顔)が荒れていたからです。大人の女性の肉体を描きたくてバーを舞台にしたのですが、全く上手くはいきませんでした。みどりちゃんという新人店員の女性をなんとか大人の色気のある身体を描こうとしてるのですが、描いてる最中にあまりの自分の画力のなさに絶望しながら描いていた当時の記憶が今でも蘇ります。後半に連れてみどりちゃんの変顔漫画になっちゃいました。

なんで大人の女性を描けなかったのか考えてみると根本的な画力の無さもありますが、キャラデザに失敗してるのも大きいと思います。ざっと考えられる理由としては、

・髪の形が記号的過ぎる
特に髪のハイライトを一本線で表現してるのがサラサラ感を無くしている
髪のサラサラとした質感は女性的な魅力を引き立ててくれます

・目が大きすぎる
大人に描きたいのならもっと小さく描くべきだった

・パイパンにした
陰毛を生やした方が大人っぽくなる

修正で出来るのは髪のハイライトと陰毛の追加です。目を小さくしても体格に合わないためチグハグ感がでてしまうためです。

みどりちゃんの顔を9割描き直し

髪のハイライトの変更や陰毛の追加のほかに、みどりちゃんの顔の部分の書き直しが大量に必要でした。漫画の序盤以降、みどりちゃんは恐怖や酔いからずっと変顔になっています。変顔は変顔でもいいんですけど、美人の面影がある変顔じゃないとエロくならないので、このままほっとくとこの作品はエロ漫画ではなく変顔漫画になってしまいます。なので一週間かけて36ページある漫画の中の9割の顔を描き直しました。



   ↓修正のタイムラプス

7月に発売できるのか問題

全集を7月に発売する予定でしたが、自分が思ってた以上に古い作品の作画が荒れていて修正に時間がかかっています。今回の「夜の王様」はその中でも一番作画が荒れていた作品のため一週間ほど時間がかかった特殊な例ですが。ざっと見た感じ21番「ドSのミサコ」までは作画の修正がそこそこ多く、それ以降は1作あたり2~3日の修正で済むんじゃないかという見立てです。あと29作の修正が残ってますし発売が8月、遅れに遅れた場合9月にずれ込みそうです。パッケージ作りや審査も全集だから時間がかかりますしね。

ヒトツカミ 2024/06/07 21:51

スカトロ漫画の全集作り 12

続いては15番の「肛門デッサン」の修正です。
これは08番「地獄の一週間」で登場したキャラを使った「宮森さんと吉田くん」というシリーズものです。この回で野田さん(後ろの女の子)というキャラが登場し、その後も何度か登場しています。何度も描いてるため、今見ると表紙の野田さんの顔がだいぶ今のイメージと違います。

野田さんの顔を描き直しました。それから前にいる宮森の右目が小さいので大きく修正し、色も調整しました。

漫画の部分ですがやはりグレーが全体的に濃いのと、宮森の特徴である大きなリボンがグレーで塗ってあるため、髪のグレーと同化していまいち目立たなくなっています。

グレーを全体的に薄くしてみたのですがなんか締まりがない画面になってしまったため、野田さんの半ズボンを黒く塗りました。漫画に黒いべた塗り部分があると、ギュッと画面が引き締まる効果があります。なんで締まりが無くなったかというと、宮森の髪・野田さんの髪と服・さらに絨毯や背景の効果までグレーで表現していたため、画面全体がのっぺりとしてしまったんだと思います。線画でモノの質感が強く出てる絵柄とかならグレーが多くてものっぺりとはしないんで、絵柄によりますね。

ヒトツカミ 2024/06/05 21:30

スカトロ漫画の全集作り 11

 髪が重い

続いては14番の「哀れ...2」の修正です。
これは06番「哀れ…」のキャラを使った初のシリーズものになります。とはいってもこれ以降再び登場したことは無いですが。さて何作か描いてきたためか、絵柄がデフォルメの利いたコミカルな絵柄に段々固定しかけてますね。そのため修正箇所も割かし少なめでした。

一番気になった点としては、リサ(女の子)の髪の毛のグレーの濃さですね。茶髪なのでグレーで塗ってますが、ここまで濃く塗るとずっしりと重く感じ、茶髪の良さを消してしまってます。

髪のグレーの濃さを濃度75%から濃度45%に変えました。これで茶髪っぽい軽さのある髪になったと思います。

そして表紙ですが、お尻のお肉が上に来過ぎている感じがします。

お尻のお肉を下に垂らして色も調整しました。

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