【キャラ紹介】ナアタ
名前
ユレンヒ・ナアタ・ロゼアナイツ
役柄
経営ヒロイン
種族
ドルイド
性格
寡黙でダウナー。
過去の衝撃的な出来事からネガティヴな思考に陥りやすい。
説明
ファフニア地方の森で人目を避けるようにして暮らしている。
森に入る木こりや狩人がときどき彼女を見かけるものの、すぐ謎の魔法によって消えてしまうという。
目撃証言はずっと昔からあるが、彼女と話した者は少ない。森で怪我をしたところを助けてもらった者は簡単な治療を施された後で「帰って」とだけ言われた。拒絶とはまた違う、諦めのような何かを感じたと話す。
彼女のイベントを進めることで拠点からいつでもアクセスできる畑を入手でき、追加で彼女自身に作物を育ててもらえるようになる。
物語
ドルイドという種族は世界樹の森に生まれる。自然界にある属性と世界樹を崇め、森の奥でひっそりと暮らす。
海賊の時代、獣人の国ダーリーアの狂王によって世界樹の森は黒炎に包まれた。水で消えない炎は天を衝く大樹すら呑み込み、国は海へと沈んでいく。世界樹の巫女であったナアタは森と運命を共にするべきだった。しかし家族に生かされ、一人別の土地に移って植物を育て始めた。
それから数えきれない星が巡った。かつて荒野だった地はナアタの手によって生命が芽吹き、木々が茂っていた。
だが、それで終わりとしてくれる誰かなどいない。ゴールの見えない時間はやがて苦しみに変わっていた。
くすんだ使命感に苛まれながら、毎日思うこともなく森と畑を世話する。
やがて、誰かが終わらせてくれることだけ願って。