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イラスト素材が手に入るプランです!の記事 (44)

執事服を着るなんて聞いてないのですが

【執事服を着るなんて聞いてないのですが】(お試し本)

「なぜ私が執事服を着なくてはいけないのですか…?」

私は雇い主へ聞いた。

「ごめんね。これも仕事だから」

雇い主は言った。



「いつ、そうなったのです?」

私は気を落ち着かせて聞いた。

「昨日くらいかな、あはは」

雇い主は笑いながら言った。

「あははじゃないですよ!

 やるなら早めに言ってくださいと何回言わせるのですか」

笑う雇い主へ詰め寄り、いつも言っているのにと怒った。

「ごめんね。今度は言うから」

雇い主は、詰め寄った私の耳元で囁いた。



「んっ…今度はいつになるんですか…//」

私は驚いて、不意に声が出た。

「可愛い声だね。今度は今度だよ」

いたずらに雇い主はニヤリとした。

「本当に言ってくださいよ。言ってくれなければもうしないからね」

冷静になり私は念を押した。

「悪かった。言うように気をつけるよ」

雇い主は反省したようだった。




【最後に】

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人間でなくなる前に俺が魔界に連れていく

【人間でなくなる前に俺が魔界に連れていく】(お試し本)

「俺と一緒に魔界へ」

俺は人間を翼で覆い、耳元で口説いた。



「僕は、死ぬの…?」

震えながら人間は俺の腕を掴んでいた。

「お前は人間としては死ぬ」

声を低くし、正直なことを言った。

「死ぬんだ…」

人間はあっさりと自身の状況を受け入れていた。

「うむ。人間から悪魔として生まれ変わり魔界で暮らすのだ」

俺は人間の未来を告げた。



「魔界は苦しいところ?」

魔界のことについて聞かれた。

「今よりは苦しくない、お前を守れるところだ」

俺は魔界について人間に話した。

「よかった。君を信じるよ」

安心したようで良かった。




【最後に】

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君の集めた服は僕だけのもの

【君の集めた服は僕だけのもの】(お試し本)

「なっ!?なんだ!このひらひらする服は!?」

目を覚ました僕は、服が変わっていたのに驚き混乱した。



「やっと起きたか」

君は退屈そうな顔をしていた。

「起きたけど服は?」

周りを見渡し君に聞いた。

「見てわかる通り、服は着替えさせたよ」

見ればわかることを君は言った。



「なぜ、メイド服に着替えさせた?」

僕は座り込み聞いた。

「つまらない服より良いだろ」

君は僕の姿を見ていた。

「つまらないって、Tシャツにズボンと普通だと思うのだけど」

いつもの格好を思い浮かべながら言った。

「普通過ぎてつまらないの」

口を尖らせて君は言った。

「だからって他の服はなかったのか」

僕は呆れながら他の服を探した。




【最後に】

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人間と遊ぶことを楽しんでいる人魚たち

【人間と遊ぶことを楽しんでいる人魚たち】(お試し本)

「やっと水面に近づいてきたね」

僕は君に言った。

「そうだな、あと少しで人間を引きずり込むことできる」

君は人間に会えるのを期待していた。



「まったく悪い顔してる。人間さんを驚かしてはだめだよ」

にやりとする君に注意した。

「別にいいじゃないか」

君は注意を受け流し泳ぐ。

「良くない。君のせいで溺れちゃう人間さんもいるんだから」

僕はもう一度注意をした。

「バ、バランスを崩すのが悪い」

笑いながら君は言った。

「もう、沈んだら危ないんだから。いつも助ける身にもなってよ」

毎度、助けていることを僕は言った。



「優しいお前がいるから、驚かすんだ」

君は自分勝手なこと言っっていた。

「理不尽なことを…」

僕は頬を膨らませた。




【最後に】

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天使の持つ本に綴られていること

【天使の持つ本に綴られていること】(お試し本)

「ようこそ、人間さん」

目を覚ました人間に私は挨拶をした。



「初めまして、ここはどこなのでしょう」

人間は目を覚ましてすぐで混乱していた。

「ここは天界、天使の住む場所です」

周りの景色を見渡しながら伝えた。

「じゃあ、あなたも天使?」

人間は私に指をさして聞いてきた。

「そう、私も天使です」

白い羽を広げて、誇らしげに言った。



「僕は死んだのでしょうか?」

声を小さく聞かれた。

「はい、残念ながら…」

私は、あなたの名前が書かれた本を見せた。

「これは・・・?」

人間は本を見て首をかしげた。

「あなたの全てが書かれている人生本になります」

私は本を両手に持ち、説明をした。

「なるほど、僕の全てが」

うんうんと頷いていた。




【最後に】

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