ざこきゃら堂 2021/02/18 00:23

帰ってきた巫女様受難シリーズ(新テクスチャテスト)

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巫女の身体が揺れていた


吊らたまま、移動している

その生贄用の衣は、名も知らぬ里の娘がをまとうはずだった

生贄の日は、妖魔の砦へと続く扉が開かれ、
囚われの人々を救う機会でもある


巫女は、思い出す

指定の場所には石像があり、里の者たちが、小声で謝りながら巫女を鎖で縛った

鎖と衣は、巫女から魔力を奪い、気を失っていたのだ

巫女は、娘の身代わりになり、石像に魔法で吊られながら、怪しき場所に連れていかれたのだ


(……仲間の気配がする)

無事に、妖魔の住処に乗り込めたのだ

巫女がすることは、妖魔たちの注意を自分に向けること


『おまえは、里の娘ではないな』

(気をしっかりもたなくては)

「ええ、私は、あなたを退治しにきまし……」


下半身の衣を、石像がやぶく

「……」

『くくく、最後まで言わないのか?』

ビリッと音がする


「妖魔よ。人々を苦しめるのは、おやめなさい。囚われの里人をすぐに解放するのです」

『ふむふむ。辱めには動じぬ…わけではなさそうだが』


「!! がはっ」

巫女の腹に強い衝撃


『起きるがいい、巫女。くくく』

「……っ……!」
気を失っていたらしい
広げられた足を、とっさに閉じようとするが、ビクとも動かない

『話の途中だったな。さて。説教の続きを聞いてやろうではないか』

(……私の目的は……)


「…………ふふ……」

『? 何を笑う』

(妖魔の目を自分に向けること……)
「いくたのアヤカシと対峙してきました。あなたは、下位の妖魔……」


『おまえの言う通りだ。褒美に冠を授けよう』

「……うあっ!!」

『我は、か弱き妖魔であるため、この程度の魔力しかもたぬ』

鎖は棘にかわり、巫女から血しぶきが上がる

『くくく、あまり動くと、血が流れすぎて死んでしまうぞ』

「…下位の妖魔よ……後悔をしますよ…あ……」


「ん…ふっ!?」
石像のぎこちなく動き、指が口に入ってくる
何か液体が流れてくる

「…ん…あぁ……」

下半身に、別の石像が頭をうずめてきた

『くくく、身体が疼くであろう、なあ。巫女よ。なくがいい』

「ああああっーーーー!!」
傷の痛みが、さらに強まり、ありえない長さの舌が秘部に入り込んでくる


「……あ…ぐ……ふ……」
意識を失っては、身体を揺さぶられ、下半身からの鋭い痛みで、目を覚ます

『思ったより、よい見世物ではないか』
妖魔から、自分に向ける怒りと、悦びを感じた


『同じ状態にしろと、言ったではないか、上下が逆だぞ』
『かわいそうに。巫女が苦しがっておる』
『くくく…ははははは!!!』

「……ぅ…ん……」

おぞましい黒い触手が巫女を犯していた

『すまぬな巫女よ、身体の具合はどうだ? 回復魔法は苦手でな』


『思った通り、おまえは、よい装飾品となりそうだ』

ジャラジャラと鎖の音


『くくく、酒を飲み終えたら、また、おまえの説教を聞いてやる』

石像の舌は、巫女の秘部を、責め、傷つけ続けていた

『なんだ、また気絶しているのか』

「……ん…ふっ…!!」

妖魔の憎しみと興味は、巫女に完全に向いていた

(これで……いい……)

再び、巫女は、気を失った…
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「和風テクスチャ、大変だったけど、作りました~(´・ω・`)」
と、お披露目するつもりだったけのに、

最近の流れで、せっかくだから
「生贄の娘の身代わりになってみた巫女様」
というテーマで、ショートストーリー作ろうと思ったら、えらい長くなってしまいました

このあと、救出された巫女様が、仲間たちから、正座説教される展開になるかと
(「やばい」と思ったら逃げて、合流しようという作戦だった)

↓このくらいのささやかな感じのつもりでした

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