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フリー素材の記事 (10)

あばしりばんがいち 2021/12/06 00:00

憧れだけに惑わされたの 辛さ逃れの逃げ道にして

追っ付け2体追加。
わりといい具合に仕上がったのでサクッと公開です。

マイルフィック」と「グレーターデーモン」。
どちらもウィザードリィネタですね。

マイルフィックはFC版ウィザードリィではパズスのイメージが当てはめられていますけど、その繋がりというかaVAshiriの中で勝手に関連付けしている「妖怪大戦争(1968)」に登場したバビロニアの吸血妖怪ダイモンをわりとそのまんま描いてみた感じです。
テーマはサイズなりの情報密度。元ネタは全身を羽毛で覆われているのですが、イメージとして羽毛と鱗の中間みたいな解釈でゴワゴワした感じを意識してみました。
概ね上手く行ったと思うのですが、ポーズがちょっと愉快な感じですね。陽気そう。

グレーターデーモンは最初普通にベタなのを描こうと思っていたのですが、元ネタがあまりに完成度高すぎなので、正面から挑むのを止めてしまった感じですね…
イメージとしてはここから「動」に以降する直前みたいな雰囲気でポーズを付けてみました。
色々趣味丸出し(他との体型差とか)なところに着地してしまいましたが、もともと突っ込もうと思っていた表現は全部詰め込めたので満足です。

余談ですが、最初肌の色はもっと「いかにも」な淡い色を入れていたのですが、赤をハッキリさせた方が灰色との相性もいいかと思い、こういう配色に落ち着きました。
サイズを考えるとこれぐらいパキッと色が別れていた方が見栄えもする気がします。

これであと残すところ枠は4体。

わりとサクサク埋まっていってますね。
ちなみに、モンスターを1枚の画像に収めるにあたって少しばかり余白が出来てしまったので、ボス専属の手下のSサイズモンスター(32×32)も少し描き足したりしています。
枠を拡張してMサイズのものも追加すべきかな?などとも考えているのですが、どうするかは未定です。

では今回はこんなところで。

ありがとうございました。

あばしりばんがいち 2021/12/04 00:00

オフェリア 手を伸ばして そうよ窓の外は冷たい

なんとなくそういう気分だったのでモンスターを描いたりしましたよ。

今回はLサイズに加えてさらに大きなLLサイズ(96×96)のモノも登場です。
これは単独でドーンと出てくるようなタイプの完全なボスモンスターサイズですね。

そちらはとりあえずで3体。
サイズ感のお試し(このサイズで出来る事の模索)みたいなところでモチーフモンスターをチョイスしています。

まずはLサイズのみなさんから。


向かって左から、「オートマトン」、「ウェンディゴ」、「ウォーロック」、「ウィッチ」。
あえてこれまでとは少し毛色の違うネタをチョイスした感じの面々ですね。

続いてLLサイズです。


左から「ヒュドラ」、「タロス」、「ヘカーテ」です。
図らずも全部ギリシア勢ですね。

オートマトンなどと言ってますが、いわゆるキラーマシーンとかああいう系のやつです。
ただし魔法等で制御されているタイプではなく、異星であったり古代文明であったりといった、主流の技術体系とは異なるテクノロジーによってもたらされた自動機械というイメージのものです。
デザイン的にはバッフ・クランの重機動メカを下敷きに、80年代感のあるところでまとめてみました。

ウェンディゴはビッグフット感を出してくる感じにはしていますが、よく見ると何か得体のしれない悪霊そのものという雰囲気で、遭遇したら死ぬなーこれみたいなモンスターを目指してみました。
ファンタジー系モンスターというよりはUMAとかそっち寄りになってしまったかもしれません。
ちなみに「そういや氷系いないなぁ」と思ったのでチョイスしたネタです。

ウォーロックはいわゆる魔女の男版ですね。火吹き山の人をイメージしています。
わかりやすい悪の魔法使いということで長い顎髭があるデザインになっていますが、
表現がもう一つ上手く行きませんでした。

そしてウィッチです。説明するまでもなく魔女ですね。
ただし黒衣にトンガリ帽子というデザインから外して映画「妖婆 死棺の呪い(1967)」に登場する、魔女の取り憑いた娘(死体)をモチーフにしてみました。
これは元ネタをかなりストーレートに描いてますが、構成要素として前に描いたヴァンパイア・ロードと被ってるところがあるので、布表現に差をつけてみました。
一応前上手く行かなかった部分のリベンジ的なところもあったのですけれど。スリットを入れて脚を出してるのは逃げです。

ヒュドラはLLサイズを採用すると決めた時にまずこれからと決めていたネタです。
ゲームに登場する場合、ドラゴン寄りのものが主流だったりしますが完全に蛇として描いてみました。
いかにも毒ありまっせみたいな模様を入れたり、ツチノコっぽいぼってりした胴体にしてみたりで個性を主張させてみましたが、海蛇に寄せてみても面白かったかもしれません。

タロスはもっと「アルゴ探検隊の大冒険(1963)」のものに寄せたかったのですが、気がついたらロボロボしくなっていました。
デザインや表現というところで狙い通りに行かなかった感じですが、色合いは気に入っています。

ヘカーテはポーズ的にも元ネタからストレートに引用していますが、単純に女神というところよりも魔女の元締めとしてのイメージを優先し、換骨奪胎してあります。
ネットで色々と資料とにらめっこしながら方向性を決めていったのですが、ブラック・マリアに寄ってしまった感があります。
ご覧の通り裸マント2号ですが、魔女の元締めかつ女神というところから熟れ熟れボディです。デスやメデューサと比較すると一目瞭然の違いをつけてあります。
地味にこれもヴァンパイア・ロードのリベンジ要素ですね。

さて、これでとりあえず前回と併せて15体。
LLサイズをあと6体追加したら一先ずFIXとしましょうかね?
気になるところを微調整しつつ、まとめられるようならまとめてサッと出すのが吉かもしれません。

こっちにかまけてていいのか?というところもありますが、それはそれ。
吐き出せる時に吐き出すのが精神衛生上にもよろしいでしょうからね。

とりあえずぼちぼちやってまいりましょう。

では今回はこんなところで。

ありがとうございました。

あばしりばんがいち 2021/11/29 00:00

量り売られて手放す毎日に 嫌気さすなら速く飛べ高く

気分的に少しクサクサしていたので気晴らしにモンスターを描いてみましたヨ。

こういう趣味性の高い行為は良い気分転換になります。
…まぁ普段から趣味性の高い事しかしてない気がしますが、そこは気にしない気にしない。


幻想目録におけるLサイズ、つまり64✕64の大きめサイズでボスキャラクターを意識して描いてあります。
以前出した素材集は徘徊モンスター括りでしたからね。

ちなみに向かって左から、「ホブゴブリン」「オーガロード」「デス」「サイクロプス」
「メデューサ」「ヴァンパイアロード」「ケルベロス」「クイーンマミー」といった感じになります。

ホブゴブリンはよくあるゴブリン亜種をダイレクトにやらず、ロビン・フッドをイメージしたかっこいい感じにしてみました。
むかしロビン・フッド=ホブゴブリン説みたいなのを書いてある本を読んだ事があり、それを下敷きにした感じですね。
一応ボスモンスターという括りですから、相応のキャラクター性が必要だと思いましたので。

オーガロードはファミコンRPGの大型キャラにありがちな、矩形内にみっしり詰まってる感じをとにかく出したかった感じです。
それにあたって意識したのがビックリマンシールです。等身こそ違いますがポーズの付け方とか構図としての詰め込み方、バランスのとり方等色々参考にしてみましたがいかがでしょう?元の天才的仕事には及ばないとは思いますが、雰囲気は出せたかなー…ぐらいの感じですかね?

デスはヴァルキリーのネガな部分を強調して、ベタな死神像とブレンドした感じで仕上げてみました。
裸マントですよ、みなさん!(顔が骸骨ですけど)
あまり日本のRPGでは馴染みがないモンスターかと思いますが、aVAshiri的にはその昔ガントレットというゲームで痛い目見せられたわりと印象深い相手です。

サイクロップスはかなりストレートにやってますね。
ネタ的なところでいえば、象の頭蓋骨のネタを盛り込んでみたぐらいでしょうか?
あと細かいところですが、肩にXマークをこっそり入れてみたりもしてますw

メデューサもこれまたド直球です。
顔つき等はマイルドにしていますが、姿や配色などは「タイタンの戦い(1981)」に登場したものをイメージソースにしてあります。
半人半蛇は前にラミアを描いていますので、デザイン的にもほぼほぼポーズ違いみたいなものですが、お腹から下のぽってりしたラインと、蛇状の髪のもっさり感がわりと上手く描けたなぁと満足しています。

ヴァンパイアロードというとだいたいぴっちり正装した紳士や美男子が登場しがちですが、そこをあえて外して薄物一枚の貴婦人という線で描いてみました。
前者がドラキュラからのイメージとするなら、こちらはカーミラを元にしたレズ吸血鬼映画的なイメージを元にした感じですね。
透けドレスは腰の絞りないものをあえてチョイスしてありますが、今のaVAshiriの腕ではあまり上手く活かせなかったかもしれません。

ケルベロスはこのサイズで描いた事を少し後悔しました…
矩形みっしりはオーガロードの時と同じく狙いとしてやってる事なのですが、こちらは構成要素が多すぎて窮屈さが先に立ってしまったかもしれません。
3つの頭それぞれの顔つきや、ごんぶと目の怪獣めいた体つきなどはわりと上手く描けたとは思うのですけどね。蛇がうねるタテガミはいっそ外してもよかったかもしれません。

クイーンマミーはこの手のキャラに付き物の綺羅びやかな装飾品等をあえてつけずに描いてあります。
「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017)」の女ミイラ、アマネットを元イメージとして、まばらめの包帯からチラ見えする肌というところに重きを置いた方向性でやってみた訳ですね。
高貴な雰囲気は杖に前投げです。

と、まぁつらつら語ってみましたが、気晴らし云々抜きにしても素材集が徘徊モンスターのみで途切れてるのも確かに気にはなっていたのですね。
今回はとりあえずさっと8体ほど描いただけですが、今後もぼちぼち足してゆきたいと思っていますし、それなりの数が溜まったら幻想目録第二弾ボスモンスター編を出したいな~とか、漠然と考えています。

女怪人のアレよりはましですが、使い所の難しい需要があるかどうかも不明なものではありますが、どうか気長にお待ち下さい。

…なんか興が乗って案外さっさと出してしまう事になるかもしれませんが、このまま忙しさにかまけて立ち消えする可能性もあったりなかったり…

とりあえずがんばりますよ?

では今回はことなところで。

ありがとうございました。

あばしりばんがいち 2021/11/12 00:00

あまりに小さい星だから君の目には何も見えない

まだありましたよ、出しそびれネタ。
出しそびれというか、まぁ無理筋過ぎるなという判断で出さなかったネタなんですが。

実は幻想目録からの流れで続けてすぐに別系統の素材集を出す予定があったのですね。
幻想目録の方を直球とするなら、変化球というべきものを。

題材はモンスター娘。
…これだけ聞けば「うん?別に変化球でもなんでもないのでは?」と感じる方が大半かと思います。
しかし折角出すならある種の独自性は必要かなぁということで(これ系の良いものはすでに大量に存在していますから…)、aVAshiriなりの味付けを施す感じになったのですね。

単なるモンスターを女体化するのではなく、もう一段要素を噛ませて毛色の異なる路線を模索してみたのです。

その「もう一段噛ませた要素」とは…?

特撮怪人風。

はい、もうこの時点でどこに使う素材なんだ?感がすごいですね。
変化球どころか自己満足の大暴投です。
aVAshiriの作品には少なからずそういう傾向はありますが、これは特に酷い。
とりあえず何体か描いてみたのですが、まぁやっぱ無理だなコレ?となってお蔵入りとあいなりました。
そのまま長らく放置していたのですが、折角ですからここで供養したいと思います。

サイズは64×64で、幻想目録では一番大きなLサイズと同じものを基本に置いています。
そのお陰かデザイン上の表現の自由度は高く、描いていて楽しくはあったのですが、
先に述べた通りどう使っていいのか自分でも見当がつきませんね…

ちなみに単純にモンスター(マジシャン等の職業系も含んでいます)を怪人化するというだけでなく、実はさらにもう一段階ネタを挟んでいて、お仕事・コスチュームという要素も入っています(例:大サソリ=中華系暗殺者風コスチューム)。
…間違いなくそれも扱い難さに拍車をかけてしまってますね…

とりあえずこれらは供養と共にフリー素材として放流しますので、
使いみちがあるようでしたらどうぞご自由にお使いくださいませ。

ちなみに鞭持ってるやつとギター担いでるやつは姉妹怪人という想定で描いてます。

ではどうでもいい情報が出たところで今回はこんなところで。

ありがとうございました。

あばしりばんがいち 2020/11/30 00:00

荒野を渡る風、飄々と

興が乗ったので、ちょっとした習作としてRXまでの歴代ライダーを一気に描いてみましたよ。
本家仮面ライダー倶楽部のそれとは割と別物になっちゃったのでとりあえず1号から順に手をつけてみました。

需要無視の自己満で解説を垂れ流してみてますが、お暇な方だけお付き合いください。


まずはダブルライダーから。
こういう文脈でやる場合、「新」に準じたデザインにすべきなのでしょうがここはあえて、旧1号(後期)と旧2号で。
実は仮面ライダー倶楽部のゲーム中で登場するのはこの旧デザイン基準なんですよね。
パッケージでも1号は旧デザインで改造サイクロン(セミカウル状態?になってるもの)に乗ってるデザインになってます。
ただ2号はパッケージ絵だと新基準のデザインで新サイクロンに乗ってます。ゲーム中では新2号じゃないですけどね?


続いてV3、ライダーマンついでに新1号2号も。
後から新の方を描いてて気がついたのですが、仮面ライダー倶楽部のゲーム中に登場するのが旧デザイン基準なのは何もマニアの拘り的なものではなく、視認性の問題もあったのかな?と思ったりしました。
本編中、新1号2号は手袋の色と身体のライン以外は共通でデザイン的な差異は基本ありません。それをゲーム中の小さいキャラに落とし込もうとする場合、パッと見の区別が付きにくいという判断があったのでしょう。故に1号の方を旧基準にしてヘルメットのセンターラインを塗りつぶして違いを明確にしたのではないのでしょうか?
そういう事を踏まえ、今回2号は客演時のバリエーションとして有名な黒ヘルメット版を意識し、1号と比べて暗い色をベースにしています。

V3はマスクの形状の複雑さに悩まされましたが、がんばった甲斐もあってわりと自信作になりました。特徴の落とし込み方としては本家にも負けてないのでは?…どうでしょう…??うーん…
しかしこの色チョイスでまとまりのいいデザインに収めてるセンスはすごいなと改めて感じました。

さてゲームでは仲間はずれになってしまっていたライダーマンです。
もともと簡易ライダーという感じで情報量がそれほど多くないデザインですので、とても描きやすかったです。
もっともスタンダードなロープアーム状態をチョイスしてみましたが、もう少し誇張してもよかったかもしれません。


X、アマゾン、ストロンガーです。これで栄光の7人ライダー勢揃い!
ここから一気に「仮面ライダー」のデザインの枠組みが広がります。
Xは一見1号からの流れを感じる正統派風ですが、案外崩してあって個性的なデザインをしています。
灰色ベースということもあって地味な印象も受けやすいですが、なにげに情報量も多いんですよね…要素の取捨選択に結構悩みました。
個人的に一番好きなライダーでもあるので、ソリッドな魅力が伝わるようにがんばってみましたが…どうでしょう?

アマゾンはとにかく色のチョイスに悩みましたが(透過色抜きで3色という縛りなので)、本家の方が手袋とブーツに赤を使っていたので、それにならった感じです。
ここで一つ何か開眼したような気分です。
特徴であるヒレをがんばって拾ってみましたが、身体ちっちゃいからよくわかんないですねw

ストロンガーはとにかく大きな特徴の塊なので、比較的楽に描けました。
大ぶりなスタイルをどうにか再現しようと他ライダーに比べて頭を小さく胴体を大きくしてあります。そのお陰で特徴的な変身ベルトのデザインも拾えた自信作ですが、できれば後一色欲しいと切に思いました…白が入ればもっと締まっただろうになぁ…
ちなみに目は光沢を入れずにのぞき穴を描いてあるのはコダワリポイントです。


そして世代が一つ代わり、スカイ、スーパー1、ZXです。

スカイはとにかく色に悩まされました。正直情報の取捨選択もあまり上手くいかなかったかなーと思いますが、今の自分にはこれが限界です…
おそらく1番時間かけてあれこれやってみたんですが、これに落とし込むのが精一杯でした。いずれリベンジします。

スカイから一転してわりとすんなり行けたのがスーパー1です。
きらびやかで派手なイメージがありますが、案外シンプルで特徴特化型のデザインなんですね。5色のファイブハンドが乗る前提故か、本体カラーが銀黒赤の3色のみで構成されていて色で悩む事もありませんでした。
そしてまたこだわりののぞき穴です。

10号誕生!ZXです。
描いてて思ったのですが、マスクやプロテクターの形状などかなり複雑で野心的なデザインですね。ぱっと見ドット起こしは面倒くさそうな印象ですが、アピールポイントがわりとしっかりしたデザインなので、それほど迷いなく描けました。
色で悩まなくていいというのは本当に素晴らしいです。

※記事投稿後とても気になってしまったので再度スカイライダーを描き直してみました。
タレ目を強調し、独特の形状をした頭部、そしてクラッシャー部分の情報整理など意識しての再挑戦で最初に比べると随分マシな感じに落ち着きました。


どうにか「わかる」範囲に落とし込めたかなーとは思いますが、まだパシっとハマったという感じにまでは昇華できませんでした…絶妙に難しいデザインですねコレ…
といいますか、比較すると前のバージョンのブサイクさに我ながら笑ってしまいますが、戒めとして差し替えではなくこういう形で手を加える前のブサイクバージョンと改良バージョンの両方を残しておくことにします。
漠然とした状態だと締りのないものが出来上がるというよい見本です。

いよいよ昭和ライダー最後の世代、BLACK、RX!
まぁ厳密には平成にまたがっているシリーズなのではありますが…

それはさておき。
この世代からデザインが劇的に変化し、ライダーの身体がスーツからプロテクターに変化します。
マフラーも廃止され、今にも繋がるスタンダードデザインがここで生まれたといった感じでしょうか?
BLACKにはシンプルが故に古びれないかっこよさがあります。
ちなみにここから意識して、ZX以前より頭を小さく描いてあります。
(順序でいえば先に描いたネオライダーたちとのイメージの差別化の為に1号~ZXの頭を大きくしていた訳ですが…)
ヘルメットもキュッと裾部分を絞り込んで小顔感が出るように意識してみました。
あと、特徴的な関節の生体繊維部分をどうにか拾ってみましたが、このサイズだとイマイチ活きませんね…
胸の文様も拾うかどうか迷いましたが、胴の銀ライン優先で外しました。そこがちょっと心残りです。

そしていよいよトリを務めるRXです。
デザイン的情報量ではBLACKよりもさらにシンプル化しているのですが、シルエットが激変していて唯一無二のスマートなかっこよさを醸し出しています。
高く立てられた襟や、二連の風車(実は片方は風車じゃないんですけどね)のついた変身ベルト、緑色のボディスーツや胴体部分のプロテクターの形状など、おそらくBLACK=1号(及び2号)に対するV3的な変化を意識してデザインされたのでしょうかね?

さて、その特徴的なシルエットを落とし込む為に、首周りはあえてツライチにはせずにつなぎ目を書き込んであります。
サイズ的にBLACKと差はないのですが、スラッとした印象になるよう目の位置を高くしたり、ヒロイックなイメージを強調するために、グレイの配色を少し明るめにするなどの工夫も。
個人的にRXは緑色のイメージが強い(歌じゃ「黒いボディ~」とか言ってますけどw)ので、グレイの部分を緑系にするかどうか迷ったのですが、ストロンガーでちょっと失敗したかなー感があったので、ここはグレイ優先の配色にしました。
その代わり、本体の黒をやや緑寄りにしてあるという悪あがきをしてますが、そんな印象変わるもんでもないですねw
とりあえず明るいグレイにしたお陰で目の周りのラインも綺麗に表現できてるのではないでしょうか?
今回は胸の文様に対してアプローチを試みましたが、私じゃ点打つのが限界なのでただの光沢表現にしか見えなくなってますね。あとリストビットもサイズ的な理由で断念しています。残念。

はてさて思いがけず長文を垂れ流してしまった訳ですが、お付き合いいただいた酔狂な方、お疲れ様でした。
私がこんな事考えながらドット打ちしてんだなーとか知っていただき、何かの参考になるなら参考にしていただければなーなどと言っても…たいした話もしてませんので、まぁ鼻でもほじって聞き流してください。

ちなみに今回描いたライダーたちはあくまで習作で特に使いみちもないので、使っていただけるなら適当にフリー素材扱いで引っ張っていっていただいて結構ですよ。
本格的に仮面ライダー倶楽部的なゲームを作るという話でしたらさらにご協力させていただきますよ?などと無責任に言ってみる。

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