yatsureCreate 2018/09/08 08:35

【ノベル】TSと親友と戸惑いと−4

「・・・・・・・。・・・・・・!・・・・うえっ。」
「ご、ごめん・・・。」
「まっず・・・。生臭過ぎる・・・。流石にこれは飲めない・・・。」
「いいよ飲まなくて・・・。」
「・・・ソーロー。」
「ぐはっ・・・!だって、滅茶苦茶に気持ち良かったんだもん・・・。」
「何がだもん、だ。やめろ恥ずかしい・・・。」

膝が崩れるかと思うほどの快感をなんとか耐え、射精による脈動を打ち終えると、親友は肉棒から唇を離し、口から白濁色の粘液を手に吐き出した。そばにあったティッシュを渡してやると、手を拭い始め精液の食レポが始まり忍びない。そして間も無く、不可避の罵倒が飛んできて心に傷を負った。素直に原因を述べると、親友は恥ずかしそうに目を逸らした。可愛いやんけ、と眺めていると、何やら露骨にもじもじし始める。どうしたのだろうか。

「あ、あの、さ・・・。」
「ん・・・?」
「お、俺のも、その・・・。」
「お前の・・・?お前にちんこ無くね・・・?」
「ちげーよこのスットコドッコイ・・・!・・・もういい、アタマきた。」
「は・・・?え、わぷっ・・・!」
「俺の事、好きなんだろ・・・?じゃあ、舐めさせてやるよ。」

急に立ち上がったかと思えば、立ち上がりざまに下着を下ろし、その仕草に目が奪われる。スカートの中を見たいと思った瞬間、親友はスカートをめくり、彼を彼女と言わしめる秘部を自分の顔に押し付けた。ぬちゃ・・・と、何か、体液のようなものが鼻や唇に付着する。嗅いだ事のない、変な、匂い。近距離すぎてよく見えない。何か、勘違いをしていたようだ。どこか、女という生物が、自分とは全く異なる者に思えていて、例えば性行為なんか、ほとほと興味も欲も無いのだと感じていた。それは、親友に対しても。これが元々男だったからなのかどうかは定かにならないが、少なくとも親友は、自分の肉棒を舐めている間に発情したらしい。随分と上から物を言ってきたものだが、それこそ元々男だったから自分の気持ちなどお見通しなのだろう。男はいつだっておっぱい揉みたいしおまんこ舐めたい。だが、まさか親友が舐めて欲しいと言い始めるとは思いもよらなかったので、ちょっと嬉しい。それに、このぬるぬるとした液体は、噂に聞く愛液ではなかろうか。

「・・・・なんだよ、してくれねーの・・・?」
「・・・ちんこ舐めて、濡らしちゃったの?」
「わ、悪いかよ!仕方ないだろ、お前が、その、気持ち良さそうにしてるから・・・!」
「あはは、それで舐めて欲しくなったと?」
「〜〜〜っ!いいよもう!二度とお前のも舐めてやんねー・・・ひゃあっ!?」

ぴちゃ・・・。腰を押さえ、逃げられない様に。初めて舐める、女の性器。変な、味。酸味がある、くらいしか分からない。女性は男よりも感度が高いと聞くが、その分痛くなりやすいとも聞いた事がある。AVとか漫画の知識だが、なるべく痛くはならない様に、緩く、ソフトに舌を押し当て、花弁をなぞった。ぬるぬるの蜜を舌にまとわせ、充血した陰核へと這わせると、びくんっ、と親友の身体が跳ね、腰が退く。それでは舐めにくいので、両手をお尻に当てがい逃げられない様にする。柔らかい。女の子の体とは、こんなに柔らかいのかと、胸を揉んだ時のことを思い出す。ぴちゃ、ぴちゃ、と陰核を中心に舐めていると、早々と膝が震え始め、息を荒くしている。気持ち良さそうだ。

「はー・・・!はー・・・!あっ・・・!そこ、だめっ・・・!」
「・・・・・♡」
「待って・・・!膝、抜けちゃう・・・!ふあっ・・・♡」

舌の動きに合わせてびくっ、びくっ、と身体を震わせる親友の姿に、肉棒はみるみるうちに元気を取り戻していった。親友からは見えていない。ガクガクと膝を揺らしている親友の陰核を、執拗にねぶっていると、とうとう膝が崩れ、その場にへたり込んでしまった。親友から漏れる吐息が、酷く情欲を煽り、気づけば自分は親友を押し倒して覆いかぶさっていた。

「わわっ・・・!」
「ご、ごめん・・・。そうだ、コンドーム買って来たんだった。ちょっと待って・・・ん?」
「・・・・・・。」

もう我慢の限界だ。ひくひくと脈を打つ肉棒は、一刻も早く目の前のメスに入りたいと脳髄にガンガン指令を送りつけてくる。しかし、するからには避妊はしっかりしないといけない。こんな事もあろうかと、しっかり買って来ていた自分の周到さよ。カバンの方へと体を向けようとすると、くいっ、と服が引っ張られ、何事かと振り返る。親友が顔を真っ赤にしながらも、何かを言いたげな顔をしているので、早くゴムを手に取り装着して挿入したい衝動を我慢し、親友を待った。

「・・・・どうしたの?その、やっぱり嫌、とか?」
「・・・て、いいよ。」
「・・・?なんて・・・?」
「は、排卵は早くて半年後らしいから、その・・・着けなくて、いいよ・・・。」
「えっ!?!?ま、マジで・・・?」
「(・・・・こくん)」

びくんっ!と愚息が反応し、よりギチギチに充血していくのを感じる。それはつまり、俗に言う生エッチと言うヤツでは・・・?お、落ち着け。ここでがっついてはダメだ。何れにしても互いに初めてな訳で、なんなら親友サイドは痛みを伴うかもしれない。自分の勢いに任せて挿入なんかしてみろ、大惨事に発展しかねない。深呼吸して気持ちを落ち着かせたいが、興奮のあまりそもそも息が苦しく、深呼吸をする余裕がない。意識してゆっくりと動き、親友の足を持って開き、愚息を恥丘に乗せる。ふわふわとした茂みが裏筋を包み、ちょっと心地いい。そんな一連の流れを、親友は心配そうに眺めていた。肉棒を握り、亀頭を花弁へと擦り付け、愛液を纏わせる。

「はー・・・はー・・・。じゃあ、い、挿れる、ぞ・・・。」
「お、おう・・・。あ、そこのタオル敷いてくれ・・・。」
「ああ・・・。よし、これでいいな。」
「さんきゅ。」
「ん・・・?どこだこれ・・・?」
「た、多分、もう少し下・・・そう、そのあた・・・・痛っ!待って痛い!」
「OH・・・。ちゃんと膜が張ってるタイプってヤツか・・・?」
「わかんねー・・・けど、なんつーか、裂けるっていうか、千切れる感覚が・・・。筋を伸ばしすぎて熱くなる的な、危険な痛みがある・・・!」
「・・・・。」
「ちょ、ちょっとずつ、だな・・・あ"っ!!」

ブチブチッ・・・!押し返される様な抵抗に対し、ほぼ無理矢理肉棒を捩じ込んでやると、その最初の抵抗を過ぎた後は容易く奥までズプンッ、と突き進めた。あ、あったけぇ・・・。肉棒の全身が、隙間なくネトネトした愛液をまとう粘膜に密着され、親友の体内に居ることを実感させられる。当の親友は、大きく口を開け、破瓜の衝撃に耐えるべく呼吸を整えていた。

「かっ・・・・はっ・・・!おま、何してくれてんだ・・・マジで・・・!あっ!待て!うご、くなっ・・・!あっ・・・!あっ・・・!」
「なるべくゆっくり動くから、許してくれ・・・。うわ・・・すげー気持ちいい・・・♡」
「さい、てー、だぞ・・!待って・・・!あっ・・!本当に、まだ、痛いからっ・・・うっ・・・!あっ・・・!」
「はぁー・・・!はぁー・・・!ごめん、ちょっと、早く動くわ・・・!は・・・!」
「いっ・・!この、ケダモノっ・・・!あっ・・・!あっ・・・!」
「はぁっ・・・!はぁっ・・・!もう、出そう・・・!中で、いいんだよ、な・・・?」
「傷に、し、しみそうだから、出来れば外に・・・ああっ・・・!」
「うっ・・・!くっ・・・!」
「ば・・・か・・・!外に出してって、言った・・・のに・・・!」

びゅくくっ・・・♡びゅっ・・・♡びゅっ・・・♡
こんなに気持ちいい肉の壺、中で射精しないなんて、嘘だ。脳髄が痺れるほどの快楽を受けながら、親友の体内に情欲を撒き散らす。一応、心の中で謝りながら。肉棒が脈動する度に、その動きに合わせて蠢く膣壁がまた、格別に気持ちいい。全身が脈を打っているかの様に、押し寄せる快楽の波に合わせて痙攣している。ダメだ。こんな快楽を知ってしまったら。

「はー・・・。はー・・・。あっ・・・!なに、え、嘘だろ!?待って、やだ・・・!あっ・・・!あっ・・・!」

ぱんっ・・・♡ぱんっ・・・♡
大きく口を開け、呼吸を整える親友。本当に、誠に、申し訳ない。マジで申し訳ないが、愚息はまだ萎えていないんだ。こんなに気持ち良い事、一発で終われるわけがない。じゅぷっ、じゅぷっ、と腰を動かし、肉棒を膣に舐めさせる。細くなった親友の腰を掴み、体を起こしたまま体位は変えず、正常位で。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

記事を検索