催○と洗脳の違いをちゃんと考えてみた。(他進捗等
修道女シリーズは催○物なのか、洗脳物なのか。
そもそも洗脳催○ってなんだ?
鋭意制作中である修道女シリーズの第六章、それを作りながら自分はある疑問を感じるようになりました。これって催○物なのかな、洗脳物なのかな?
当初は「洗脳催○物」と一緒くたにまとめて考えていたんですが、作品アップロード時のジャンルを設定する際、「洗脳」と「催○」にタグが別れているので、いつも迷ってしまってました。
そこでこのシリーズが「洗脳物」なのか「催○物」なのか、ここでハッキリさせてしまおうかと思います。
その前にまず洗脳と催○の定義ってどうなっているんでしょうか? 調べてみましょう。
皆が大好きだけれど皆の殆どが募金をした事の無いウィキペディアさんによりますと、洗脳とは「強制力を用いて思想や主義を根本から変える事」であり、催○とは「暗示を受けやすい変性意識状態」だそうです。
人間を洗脳する方法は調べた所、大きく分けて二つ。
薬物や暴力等の強引な外的刺激を用いて一種のトラウマに近い人格改造を行うやり方と、巧みな話術や論理で心理誘導を行い新たな価値観に鞍替えさせるマインドコントロール。
前者は戦争中の捕虜への尋問や、オ~ムのような過激宗教集団が行っていたもので、後者はねずみ講の勧誘等で用いられたりしてるとか。
もう一つの催○術のやり方ですが、これはいくつかのステップを踏む事で可能となるそうです。
まず初めに催○術に対する抵抗心を取り払う、受け入れる気持ちを持ってもらうよう交渉やカウンセリングをする事。
次に変性意識と呼ばれる状態にして(どうやんねん)暗示をかけやすくする。こうやって催○状態に入った人に通常ではありえない感覚や認識を体験させる事が出来るようになるとか。
催○術を行う上で大事なのは、いかに相手を変性意識状態にするか、そうなってもらうか、と言う事なのかもしれませんね。エロ漫画ではこの対象と信頼関係を結び変性意識状態になってもらうまでの交渉は、都合上すっ飛ばされてますね。
こう比べてみて自分が感じた大きな違いですが、それは「シラフな状態か、そうでないか」と言う事です。
洗脳は自身の行動の判断基準を書き換える物ですが、催○はそもそものマトモな判断が出来ていない、一種の酔っぱらった状態に思えます。
また、催○は最後に簡単に解除する事が出来ますが、洗脳は正常な判断基準を再び書き換え直さないと治療出来ない物でもあります。
酔ってる間だけ効くのが催○で、一度書き換えれば永久に効力が続く物が、洗脳と言う事になるでしょうか。
ひとまず洗脳と催○の定義を上記の物と過程して、よくある洗脳催○物エロ漫画のシチュエーションが、どちらに分類されるのか考えてみましょう。
1:便利アイテムで痴女化、惚れさせる
スマホのアプリで女性を操り、変態行為をさせたり自分に惚れさせたりするシチュエーションは、スマホの普及によりここ数年で良く見られるようになりました。
アプリの機能で瞬時に対象の意識を変更させ、任意のタイミングで効果をOFFにし元に戻せたり、効力の強弱を自由に変更出来るのであれば、それは「催○アプリ」となるのでしょうか。
逆に認識や人格を完全に書き換えてしまうのであれば、「洗脳アプリ」と呼べるかもしれません。
スマホアプリ以外でも、例えば魔法やおまじない、脳に直接作用する未来の機械等、便利な設定の小道具を使うシチュエーションは多く見られますよね。
2:身体の制御を奪われ、エロ行為をさせられる
女性側は自分の意識を正常に保っているのに、身体を何者かに操られ勝手に服を脱ぎだしたり、好きでも無い男と絡まされたりするシチュエーションもありますよね。
これはあくまでその現象を自身は「異常事態」と認識出来ているので、少なくとも洗脳では無いと言えそうです。
似たようなシチュで本人は意識が無くお人形状態な物もありますが、これは完全に催○物と言えるでしょうね。
3:ヒロインの悪堕ち
悪の手に落ち正義に敵対する側へ寝返ったヒロインを題材にしたエロ漫画もありますよね。悪者風衣装に身を包み別のヒロインをサディスティックに凌○したり、真面目な主人公を逆レ○プしたり、悪の親玉と寝取られセックスをしたり。
こちらはお話の流れで洗脳か催○かを分ける事が出来そうです。一度は悪に敗れ敵対者側にかしずく事を自ら選んだヒロインが、主人公の言葉で正義の心を取り戻し悪に再び立ち向かう、と言う流れであればそれは洗脳からの逆洗脳、つまり判断基準の書き換え直しであるので洗脳物として考えられます。
悪者の魔力によって悪落ちしたのであれば、悪者を倒す事で魔術から開放されたヒロインが正気を取り戻す、つまり催○解除と言う事で催○物と見れるでしょう。
修道女シリーズはどちらに属するのか?
長々と定義やパターンを見て来た所で、実際に自分の描く修道女シリーズがどちらに属するのか、判断して行きたいと思います。結果から言えば、本作は「催○物」であると言えます。
本作は悪魔の魔術によってヒロインが操られてしまう、と言う設定になってます。ですがそもそもヒロイン毎にこの魔術の使い方や効き方が違うので、それが原因でハッキリと判断する事が今まで出来ていませんでした。
例えば最初のヒロインのサーラは主人公の一声で性奴○化し、性奉仕中の記憶は本人にはありません。これはONとOFFの切り替えですので、催○物と言えます。
他のヒロインであるエヴァとカテリーナ。エヴァは主人公との行為に対する抵抗心を奪われ、挙句快楽を受け入れるよう操られ、最後は記憶も保持しています。
主人公の性奴○として扱われる事を許してしまった彼女は、新たな判断基準に洗脳されたと見れます。
カテリーナは凌○とレ○プによって必死に保っていた理性を打ち崩され、主人公のどんな命令にも従う常時トランス状態になっています。
起きてる間、彼女は催○術を受け入れるボーッとした状態が続いている、と言う事です。
こうしてそれぞれのパターンを見ると催○物と洗脳物がごっちゃになっている様に見えますが、ヒロインにかけられた魔術を解除さえしてしまえば、本人たちはかつての正常な判断に戻れます。
なので本作は個別に見れば両者を取り入れているが、シリーズ全体を通してみた場合は「催○物」とジャンル分け出来る事になります。
あ~長かった。ですがこれでハッキリしました。これからはタグ決めの際、催○のタグを選ぶ事にします。
でもFANZAには洗脳催○のタグ無いっぽいんですよね……。それどころか、いつからかレ○プのタグまで無くなっちゃいましたし。ハード物作家の肩身が狭くなってきてる気がする。
誰でも良いんで、FANZAの中の人を洗脳して来て下さい。洗脳がダメなら催○でも構いません。頼みます。
進捗報告
修道女シリーズ第六章の進捗を報告します。前回は下書きを終えた事を報告しましたが、今回はキリの良い所まで進んでません。skebサンプル用に一枚絵を描き続けたせいで、漫画の描き方を忘れたか?
ペン入れの気分が乗らない時は、既にペン入れが終わっているページの下地塗りをしてます。これがまた気が楽なんですわ。何も考えずに作業が出来ます。
でもとりあえず、前回お見せした4枚の下書きイラストのペン入れを終えた物をお見せします。無駄な情報が無くなったので絵がかなりスッキリ、と言うかサッパリ、と言うかアッサリ、と言うか……。
いっそここで締め切りを宣言する事で、気持ちを奮い立たせましょうか? そうですね、12月の15日までには完成させる、と言うのはどうでしょう。まぁ、こうやって締め切りを自分で決めた所で、毎回ブッちぎっているんですが。
途中画像
目にかかった髪は線がうるさくて邪魔なので、マスクをかけて透明化させます。差分づくり用にレイヤー分けを工夫しているんですが、なかなかややこしくて大変。またクリスタのオートアクションが妙な形で暴発しそうで、不安だ……。
雑談
雑談として語りたい事が特に思いつきません。なので今回は、自分が最近思っている疑問について語りたいと思います。
よく「究極の二択」みたいな話題で「うんこ味のカレーとカレー味のうんこ」の話が出てきますよね? まるでどちらも同じぐらいキツい物で、どっちを選ぶかでその人間性が判断できるような、そんな質問になっています。でもこれ、選ぶまでも無い愚問ではないでしょうか?
ハッキリ言って、この二択は「うんこ味のカレー」がはるかにマシと断言できます。なぜなら、うんこ味のカレーはいくら味が酷いからと言っても、中にうんこが入っているワケでは無く、あくまで「味」がうんこになるよう工夫して作られたカレーです。つまりちゃんと衛生的な台所で、ちゃんとした食材を用いて、うんこ風に調味したワケです。
しかし問題は「カレー味のうんこ」です。いくら味がカレーだからと言って、うんこである限りそれは人間の肛門からひり出された物である事に変わりありません。(人間のじゃなくても良い)要するに超不衛生なのです。「吐くほどまずいが衛生的な食べ物」と「味は良いが体に悪い不衛生な物体」、どちらを食べるか、決まり切っています。
さて、この「うんこカレー問題」を究極の二択として正しく機能させるにはどうすれば良いのでしょう? 少し考えてみましたが、こんなのでどうです?
「うんこ味のカレーと、うんこ臭いカレー、どっちなら食える?」
自分はどっちも嫌です。