切傷甲 2021/07/22 01:13

ゲームはゆっくりと作るよ……。あ、ハサウェイ見て来たよー。

語るネタが出来たのでブログ更新です


 最近月2回しかブログ更新出来てません。たいして進んで無いのにチマチマ進捗報告してもしゃーないかなーと思っていたのと、進捗報告以外に何かオマケで語るネタがあんまし思いつかないので、月2回くらいになっちゃってました。

 でもですねぇ! 出来ましたよ! 語るネタ!!

 そうです、映画を見て来たんですよ~! 例のトカゲとゴリラが戦う奴……では無く、ハサウェイです。閃光のハサウェイ。トカゲとゴリラ? んなもんどーでも良いわい!!! でもゴジラとXXXXXが戦うらしいんで、それだけ見たいかな……。

 とにかく、ハサウェイすごい面白かったんで、自分がどんな風にこの映画を見て感じたかをツラツラ書いてみる事にします。ちなみに自分は映画オタクでも何でも無い一般人なので、深い考察等は期待しないで下さい。あと、ガンダムと言うかロボット自体描けないので、今回は絵は無しです。すま~ん。

 内容にガッツリ触れて行くつもりなので、ネタバレ予防として内容は後ろの方に持って行きます。興味ある方はマウスホイールをクリクリクリッとよろしくお願いします。

進捗報告

 今描いてる漫画の方はそこそこ進んでます。進捗度は大体60%くらいでしょうか。いや、55%くらいかな? う~ん、57%くらい……。きざんでどーすんねん。

 残りの作業を箇条書きにするとこんな感じ~。

・女体の塗り(全体の約半分程が残ってます)
・汗や汁等の水気の塗り(これも半分程)
・台詞と擬音文字(ほぼ全部)
・背景(全部だ!)
・モザイク処理(ほぼ全部)
・差分づくり等の最後の仕上げ

 うひゃ~~~、たくさんあるなぁ! 8月上旬完成を目標に頑張ってますが、どうだろう出来るかなぁ~? きびしいかも。文字周りに1日、背景に2~3日、モザイク処理と差分作りで1日だと考えると、女体の塗りの進み次第かな。やばい、映画なんか見てる場合じゃ無かった……。頑張らねば!

 それと、合間合間に三馬鹿娘の二人目の追加ページも進めていて、下書きが大分出来上がって来た具合です。今の漫画が完成したら即ペン入れを開始出来る状態にしておくつもりです。

 ……ゲームですか? ゲームは本当に、作るの大変なの!(泣)
 大変と言うか、上手く行かない事が多すぎて進めたくても進めない状態です。本当、unityに自由変形機能がデフォで入っていれば、それだけで済む話なんだよなぁ。

経過画像

 いつもの経過画像と、追加ページの下書きも数枚掲載しておきます。







 一部ページは殆ど変化無いように見えます。でも微妙に違う。
 どこが違うかわかるかな~?

 これは追加ページの物。


 前部分に二人の乳繰り合いを入れたせいで、20Pになってもうた。

 「きゃ~、誰か助けて~!」どこかで見た事ある男に襲われる美少女。

映画見たから語りてぇ……!(ネタバレあり)

 ネタバレありなので、既に見てる人だけスクロールして見て下さい。一応もう一月くらい前から上映されてる作品ですし、見てる人も結構いるんじゃ無いでしょうか?

 大丈夫? じゃ、語りま~す。

閃光のハサウェイを見た、率直な感想

 難しいけど、難しいのが楽しい!
 まず正直に白状させてもらいますが、自分は宇宙世紀ガンダムに関しては初代と逆シャア、それに08小隊くらいしか見た事無いです。Gガンダムって宇宙世紀に入るんだっけ? 原作小説ですら読んだ事ありません。でも何年か前にウィキペディアであらすじ見ちゃって、オチは知ってます……。だから逆にハラハラするんですが。

 そんなすげーガンダムにわかな自分ですが、今回ハサウェイを見る前の印象は「SFのクセに時々わけわかんねぇオカルト要素が出て来る辛気臭くて説教臭いアニメなんだろ?」と言う散々な物で、正直言って戦闘シーンの派手さだけを楽しみにしてました。怪獣映画を見るノリですね。なら素直にゴジラゴリラ見とけやって話なんですが。

 でもいざ見てみるとあまり一見さんお断り感が無く、「そーいや逆シャアにもハサウェイって出てたなぁ」レベルの自分ですら、設定や話のプロット自体にチンプンカンプンになる事がありませんでした。この辺の親切な情報の与え方に、丁寧な仕事を感じましたね~。

 しかしやっぱり難しい。会話も言葉の一つ一つに複数の情報が同時に含まれている様な感じで、聴覚より視覚優位な自分にはこれを瞬時に理解するには、非常な集中力を要しました。つうか、ぶっちゃけ殆どわからん! ただ、このインテリジェンスな会話のやり取りが何故か面白く感じてしまい、わけわからなくてもずっと聞いていたいと思える物でした。小難しい話っていいですよね。自分も頭良くなった気になれるんで。

 逆に戦闘シーンより非戦闘シーンの方が、自分は面白いと思いました。戦闘も戦闘で良いんですけどね。でもこの映画の魅力はやっぱり、小難しい会話とハサウェイのドキドキスパイ大作戦にあるのでは無いでしょうか?

多くを語らない演出が「映画」してる!

 ハサウェイの行動をこの映画はイチイチ観客に説明しませんよね。まず「見せる」。キャラクターが何かしている所を見せる。そしてそれが何のための行動なのか観客に考えさせ、その後その答えを「見せる」。謎も解答も全て語らず見せる事で、この映画は情報を与えようとします。

 それが良いのよ!!! 映画っぽくて!!!

 ハサウェイを含む全ての登場人物の恐らく殆どのセリフが、観客に説明するためで無くその物語の世界で生きて行くための物である。だから観客は登場人物達に教えてもらうのでは無く、登場人物の会話からそれがどんな情報であるかを考える必要があるワケです。

 これぞまさに映像作品ってヤツでしょう? 小説だと地の文で人物の心情を率直に書いちゃう事が出来ますが映像に文字は登場させられないから、地の文の内容を象徴する何かを見せなきゃいかん。

 アニメでもそこらの邦画でも、この見せる事を面倒なのか何なのか知りませんが放棄して、登場人物の感情を無遠慮に露出する物が多いですよね。外人はそうなのかもしれませんが、日本人ってそんなに感情的になる生き物じゃ無いでしょ?

 いい歳した大人がでけー声で怒鳴ったり、青春ドラマみたいなクッセェ台詞や綺麗事すぎるお説教を垂れ流したりしたら、フツー引くでしょ。何こいつ入れ込んでんだって。この映画にはそんな醒める描写がほぼ一切無いので、ストレス無くずーっと見てられる。

 登場人物達は物語の中で彼らの日常(普遍的と言う意味じゃ無くて)を生きている。それを映像で客観的に描写する。ただそれだけの事がずっと続く。言葉は台詞では無く会話として存在していて、観客はその会話の内容を抽象度を上げて理解する事を求められる。

 何故彼らはこんな事を話しているんだろう、どうして彼らはこんな事をするんだろう。それすなわち、この物語を作った人はどのような目的でこの会話を設定したのだろう。そんな風に言葉の意味そのものを理解するのでは無く、その言葉が存在する意味を考えながら映画と対話を行う様は、まさしくハサウェイとギギの情報量の多い不思議な会話と同じなのでは無いでしょうか。そうです、この映画との対話、これが楽しーんですわ! ただ悲しい事に、自分はその理解が追っつかないのですが。オールドタイプの悲しみ……。

 そんなワケで、思っていたより落ち着いた地に足着いた映画になってて、良い意味で予想を裏切ってくれてとても満足でした! 自分も見習わんといかんなぁ。偉そうに語ってますが、自分自身がちゃんとした演出で漫画を描けてるわけじゃ無いですからね。まー、語るだけならタダだし。タダ大好き!

 しかし、また見たいな~!
 BD買うか、もう一度映画館行くか。でもBD高ぇんだよな……。

登場人物も物語的に冷静で良いよねぇ。

 先ほども書きましたけど、ハサウェイを中心に多くの登場人物が馬鹿じゃ無いのが良いですよね。ケネス大佐が序盤で「若い頃は美人を見てドギマギしてた」と発言していたので、そうでは無くなった大佐との対比としてハサウェイがそんな若い人物として描写されるのかと思いましたが、あいつずーっと冷静でギギ相手にしどろもどろになったりしませんでした。そこが良かったですね~。

 マフティーの指導者としての立場がそのままハサウェイの精神になっていると言うか、プロフェッショナルと言うと職人っぽく感じちゃいますが、何と言うか「腹くくってる」すげー奴と言う安心感が有って、この映画の中で一番好きなキャラクターになりました。時々女の体に目線が行っちゃうのも、童貞っぽくて良いよね。

 ギギは大人の女なのか子供の女の子なのか、よ~わからんですね。精神の発達がいびつなのか知りませんが、この子に関しては好きになるにはもうちょい深堀りが必要です。何故か分からないんですけど、ギギに色気を感じねーんだな。どうしてケネス大佐はギギに粉かけるんだか。ケネスの前だとイイ女になって、ハサウェイの前だと生意気なガキになる、みたいな感じなのかな。めんどくせぇ女!

 ケネス大佐はカッコイイし出来る大人感あるし、何より声が良い。馬用の鞭をペシペシ言わしてビヨヨンビヨヨンとなってるシーンが個人的に好きです。馬関係の小道具との絡みが多いですけど、これは「種馬」的な表現? それとも「当て馬」? でも、完全に好きにはなれないですね~。なんか怖いよ、この人。市街地の被害を無視する指示を出したのって多分この人ですよね。捕虜への扱いもひでぇ所あるし。この人がどのようにハサウェイを追い詰めて行くのか、恐ろしくもあり楽しみでもあり……。

 他にも新型機のパイロットの兄ちゃんが意外と正々堂々とした漢(あるいは甘ちゃん)なのが好感あったり、マフティーの仲間たちの個性豊かな感じもわくわくする気持ちを高ぶらせてくれますね。特にガウマンが生きて回収できたのがすごい嬉しかった。よかったねぇ~って。でも、そんなマフティーメンバーもケネス大佐によって消耗させられるのかと思うと、今からもう鬱勃起が止まらねぇや。

最後にガンダム

 クスィーとペーネロペー(あるいはペネロペー)は良いね! 最初見た時はなんじゃこのゴテゴテのトゲトゲは! と思いましたが、見慣れて来るとこの三角形でマッシブな姿がカッコよく見えてくるんですわ。

 ペーネロペーの股間のモノアイと言い頭の上のジョウロみてーな奴とかも、悪者感あってたまらん。ギュミミミミーと音立てて飛んでく所とか、一人だけすげーキメェ奴居るな! と存在感ありましたね。

 クスィーガンダムは目が良いね!!! 目が最高!!! 横に長いのが妙にカッチョヨイ。ハサウェイが乗り込んでコンテナから手をガシーンと出した時は、来ました来ました~とテンションMAXで、その後チンタラ飛んでる青いガンダムもどきを「邪魔だオラッ」とぶっ飛ばした所が笑い所。

 中盤の市街地MS戦もおっかなくて良かったな~。あのビームのジュルジュルに当たったら即死ですよね。痛そ~! 上からMSが容赦なくボボボと降りて来るのも怖ぇーよ。この映画は全体的にMSを人間が見上げる物として描いている所が、リアルな感じ有って好きです。

 コックピット内の視点で重そうにグワァ~ッと浮上した後流れて行く夜景とか、デカくて足しか見えないマンハンターのMSとか、戦闘中コックピットを開く時に正面モニターがブラックアウトしてちょっと閉所恐怖症的な不安感を覚える所とか、MSが動き回る建造物みたいに表現されてるのが、自分もその中に居る様な手触りを感じられるんですよね。

 色々言いましたが、でも最後の戦闘はもうちょっと長くても良かったでしょ~! もっとデカガンダム同時の対決見たかったよ~! ロボット同士でぶん殴り合ってくれ! 殴り合い地球やってくれ! ミサイル、バルカン、バズーカ、ビーム、色んな武装を次から次に撃ちまくって、装甲とかぶっ壊れまくってくれよう! 次章で見れるかな? 楽しみにしておきます。


 以上、閃光のハサウェイを見た自分の感想でした。
 長ぇよ馬鹿たれ!

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