義弟と交わって/8
「はあっ……ああんっ!」
わたしは、甘えるような喘ぎ声を出しました。可愛い子ぶりたいというわけではなくて、やめてほしくなくて、そうしたのです。
「ほら、ここが気持ちいいっていいなよ、真由さん」
浩二くんが意地悪い口調で言ってきます。
わたしが、首を軽く横に振るようにすると、
「言わないと、やめちゃうよ」
と言ってくるではありませんか。わたしは、やめてほしくなくて、
「……気持ちいいわ」
と素直さを見せました。すると、浩二くんは、
「イキそうだったら、イッていいよ」
と言いながら、わたしのスイートスポットを、同じ速度とタイミングで、刺激し続けました。くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ、といういやらしい水音が響く中で、わたしは、声を押し殺そうとして最大限の努力を要しました。両手は、しっかりとシーツを握っています。こんなことだったら、どこかラブホテルにでも行けばよかったと、幼子を持つ身でありながら、そんなことを考えては、必死に声を出さないようにしました。
「可愛いよ、真由さん」
浩二くんの声が柔らかくわたしの耳に届きます。
わたしは、ついに耐えきれなくなって、
「ーーーーッ!」
声なき声を出しながら、絶頂に達しました。頭の中が真っ白になるその心地よさは、近頃、感じていなかったものです。わたしは、荒い息をつきながら、ぼんやりとした目を、浩二くんに向けました。
すると、浩二くんは、ボクサーブリーフを脱ぎました。わたしは目が覚める思いでした。ブリーフの中からあらわれたそれは、まるで大砲のようで、夫のものより、一回りも二回りも大きかったんです。
「舐めてくれないかな、真由さん」
浩二くんは、わたしの顔の前に、肉棒を持ってくるようにしました。わたしは、オスの匂いを嗅いで、クラクラするような気持ちでした。あまり、フェラチオが好きではないわたしでしたが、そのときは、抵抗無く、というよりも、むしろそうしてあげたくなって、浩二くんのペニスの先を含みました。
「ううっ……」
浩二くんが気持ちよさそうな声を上げます。わたしは、これまでされたことのお返しとばかりに、浩二くんのものを、わたしが知っている限りのテクニックで、責め立ててあげました。玉袋や、お尻の穴にも手を回してあげると、
「ああっ、真由さん、気持ちいいよっ」
とせっぱ詰まった声が上がって、わたしは、いっそう、唇と舌に力を入れました。