官能物語 2020/06/24 14:00

義弟と交わって/26

 浩二くんのペニスは、わたしの愛撫に応じて、すぐに、むくむくと大きくなりました。その反応にわたしは嬉しくなります。わたしを求めてくれているのだということが、はっきりと目に見えて、胸の鼓動が速くなるのを覚えます。わたしは、亀頭のエラの部分に舌をつけました。そうして、舌を左右に滑らせるようにすると、

「ううっ、いいよっ、真由さん」

 浩二くんが感じている声が聞こえます。
 わたしは、そのまま少し下に、舌を移動させて、亀頭と竿をつなぐ橋渡し状の部分である「裏筋」を舐めます。

「おおっ、真由さんっ!」

 ペニスの中で最も感じる部分であるというもっぱらの噂であるそこを、わたしは、何度も何度も、舌で上下になぞるようにしました。こんなちょっとした部分が感じるのですから不思議ですが、女性にしても、クリトリスが感じるわけですから、同じようなものなのかもしれません。

 舐める舌を休めて、ちらっと上を見ると、浩二くんは、とろけたような目で、わたしを見ているのが見えます。嬉しくなったわたしは、今度は、彼の亀頭から、ゆっくりとペニスの半ばまでを口に含むことにしました。口の中に彼の硬さを感じながら、舌と頬の肉でぴったりと吸い付くようにして、そのまま竿をこするように顔を上下させます。

「うおっ、それいいよ、真由さん……ああっ、このまま出したいよ」

 褒め言葉に気分がよくなったわたしは、口の動きを続けながら、浩二くんの玉袋を触ったり、お尻に手を回して、お尻の穴にも少し触れるようにします。そんなこと今まで誰にも、夫にもしたことがありません。それを浩二くんにはためらわずできることが、わたしにとっては嬉しいことであって、それを嬉しいと感じることが、わたしの浩二くんへの気持ちを表していました。

「ああっ、いいよっ、真由さん……」

 浩二くんの、手がわたしの頭に置かれています。その手に撫でられると、わたしは、胸の奥がきゅんと鳴るようになって、もっともっと彼の悦ぶことをしてあげたくてたまりません。もっともっとフェラを続けて、彼の精液を口の中に受け止めたくなったわたしでしたが、

「そこまででいいよ、真由さん。本当に出ちゃうから」

 と言われて、断念しました。わたしは、はあ、はあっ、と荒い息をつきました。フェラチオで息が切れたわけではありません。そうではなくて、フェラをしている間に、興奮が高まって、それで呼吸が速くなっていたのです。

「シようか、真由さん」

 そう言って、浩二くんは、わたしをベッドに上げました。

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