官能物語 2020/06/25 14:00

義弟と交わって/27

 浩二くんはベッドの中央にその身を横たえるようにしました。たくましいペニスが天井を向いています。どうして、わたしじゃなくて、浩二くんが仰向けになったのか不思議でしたが、

「真由さん、自分で挿入してみなよ」

 この言葉で全てが分かりました。
 いわゆる、騎乗位をしろと言っているのです。以前は、シックスナイン、今度は騎乗位。この調子で要求されたら、いったい次はどうなってしまうのでしょうか。そんなことを考えている余裕もなく、わたしは、言われたとおり、浩二くんの腰のわきに膝をつくようにしました。このまま腰を下ろしていくと、浩二くんのペニスがわたしの膣内に入ることになります。

「自分で入れてみてよ、真由さん」

 浩二くんがまた言ってきます。わたしは、これまで、男性のモノを自ら挿入したことなどありません。しかし、理屈は単純なわけです。ペニスの先を、秘唇につけて、そのままナカに迎え入れればいいわけですから。わたしは、腰を沈めながら、浩二くんのペニスを握りました。

 その硬さと熱さにうっとりとしたわたしは、軽く首を振って正気を取り戻すようにすると、亀頭を、秘唇につけるようにしました。そこはすでにぐっしょりと濡れています。そのまま、ゆっくりと腰を沈めていくと、浩二くんとの距離が縮まっていき、わたしは、腰を全て下ろすようにしました。

「はあっ!」

 浩二くんのペニスの圧倒的な迫力に、わたしは声を上げました。ただ挿入されているだけなのに、どうしても体を震わせざるを得ません。

「ああ、気持ちいいよ、真由さん……」

 浩二くんが熱い視線をわたしに送ってきます。わたしは、どんな目でそれを見返していたでしょう。きっと、とろけたようないやらしい目に違いありません。わたしは、浩二くんのペニスを体内に感じながら、体を折り曲げるようにして、彼の顔に顔を近づけました。彼の上になっていると、まるでわたしが彼を犯しているような妙な気持ちになります。その気持ちのまま、わたしは、浩二くんと唇を合わせました。そうして、わたしから彼の口の中に舌を差し込みます。

 わたしは、彼の口内のいたるところを舐めてやりました。いつものお返しとばかりに。

「んんっ、んんっ」

 鼻から上がる息がせつなげに聞こえて、わたしは、嗜虐的な気分になります。もっともっと喘がせてあげたいと思ったわたしは、キスをしたまま、自然と、腰を上下に動かしていました。浩二くんのペニスを、わたしの肉壺で上下にこするようにします。ぐちゅっ、ぐちゅっ、といういやらしい水音が、確かにわたしの耳に届きました。

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