母の浮気/68
適度な湯加減の湯につかり、母を腕の中に抱いていると、何とも言えないような満たされた気持ちに、良太はなった。これは、マザコン呼ばわりされても、もうやむをえないだろう。いや、というか、母に肉棒に触られて、しかも母のアソコも触ったのである。これは、もう単なるマザコンを越えた所作だろう。そんなことをした限りはこれ以上先に進んでも、同じことである。良太は、前に回した手を、母の体に沿って、上に移動させて、乳房の麓に当てた。
「おっぱい、揉みたいの、良太?」
母の問いに、良太は、ああ、とうなずいた。
「いいわよ。好きに揉んで」
良太は、母の双乳に、自らの手をそれぞれ重ねて、指をめり込ませるようにした。こちらが掴んでいるはずなのに、柔らかい肉にこちらの指がつかまれているかのような気持になった良太は、ゆっくりと大きく揉みしだくようにした。
「はあっ……上手よ、良太……」
母の吐息を聞くと、良太は、心臓がドクンと、高鳴るのを覚える。そうして、頭の奥に痺れが走るようになった。もっともっとその吐息を出させたい、喘ぎ声を聴きたい、乱れるところを見たい……。良太は、母の胸乳のトップに、指をつけた。
「はあんっ!」
腕の中で、熟女の体が跳ねる。乳首が弱いことは、覗き見で知っていることだった。良太は、どの程度の強さでつまめばよいか分からないものの、あまり力を入れないようにして、つまんだ。それで十分に感じるようである。
「ああっ……」
母は喘ぎ声を上げながら、体を震わせ続けた。
良太の肉棒はギンギンに勃起したままの状態である。それは、母の背中の下の方に引っ付けている形だった。良太は、一方の手で乳首をいじりつづけながら、もう一方の手を下へと持っていった。また先ほどの感触に触れたくなったのである。密毛の三角地帯を抜けて、そこへとたどり着くと、良太は、再び中指で割れ目をこするようにした。
「あっ、りょ、良太っ!」
母が焦った声を上げた。
秘唇は、やはり、お湯では無いぬるりとした液体を滲み出しているようである。良太は、中指で、下から上へなぞり続けた。
「ああっ、ダメッ……良太……ううっ」
母が首を横に振るようにするが、行為を止めようとする様子は見せない。良太の視界に、浴室の端に風呂用のマットが立てかけられてあるのが見えた。母は久司とここでシたのである。しかし、良太は、久司と同じことをする気は無かった。それではいかにも芸が無い……というような話では無くて、初めてが風呂場では、ちょっと格好がつかないと思ったのである。
そう、初めて。
良太は、初めての相手を母にすることに決めていた。