少年の誰にも言えないこと ~叔母さんと初体験~/1
「あーっ、叔母さん」
あなたは、叔母を思い浮かべながら、オナニーをしています。まだ学生のあなたには、女性経験は無く、カノジョもいないので、もっぱら性欲を自慰で晴らしているばかりなのですが、この頃、その自慰の時に思い浮かべる対象が叔母になっています。
母の妹である彼女は、30代の前半でありながら、20代で通るほど若々しく、プロポーションも抜群、顔も愛らしくて、あなたは、この叔母のことが、幼い頃からずっと好きでした。
それが、性的な対象になったのは、ごく最近のことです。きっかけはほんのちょっとしたことで、彼女が家に泊まりに来て浴室から上がったとき、たまたま彼女の半裸の姿を見たことがあったのです。湯上がりの叔母が色っぽくて、そのとき、あなたはまたたくまに勃起してしまいました。
そのときから、あなたは叔母のことを女として見るようになっていました。しかし、もちろん、彼女を女性としてみたところで、血のつながった甥と叔母では何をどうすることもできません。できはしないのですが、だからといって思いを抑えることはできず、今もこうして肉棒を握っているのでした。想像の中の叔母は、あなたに優しく、しかもいやらしく迫ってきます。あなたの首筋に舌を付けて、あなたの体を包み込み、手はあなたの股間にあります。
「そんなに、わたしの手がいいの?」
叔母があなたの耳元で囁きます。
「いいです、叔母さん……」
あなたは妄想の声に答えながら、さらに高ぶっていきます。ギンギンに硬くなった肉棒の先からは、すでに我慢汁が滲み出しています。肉棒の底に熱い塊があって、それが上昇し始めています。あなたは硬くなった肉棒をごしごしとこすります。もう少しで頂点に達するはずです。
「イッちゃいなさい。叔母さんの手で。一杯出して」
妄想上の叔母の声に導かれて、あなたは、絶頂の手前に来ます。
「ああ、叔母さんっ!」
あなたは小さく叫ぶようにすると、そのとき、
「はーい、呼んだ?」
ガチャリと音がします。
その時の気持ちをあなたは何に例えることができるでしょう。いえ、何に例えることもできようはずがありません。自慰の対象にまさに自慰中のその場を見られたのです。これに匹敵する絶望感があれば教えてもらいたいくらいです。笑顔で入ってきた叔母は、あっと驚いた顔をしたあと、しばしそのまま固まっていたようでしたが、
「ご、ごめんなさい!」
そう言って、バタンとドアを閉めます。一人取り残されたあなたは、その場にへなへなと崩れ落ちます。もちろん、さっきまで元気よく勃起していた一物もともにへにゃりとしたことは言うまでもありません。