少年の誰にも言えないこと ~叔母さんと初体験~/22
「ひあんっ、あっ、ダメッ……ああっ!」
あなたは、叔母がぶるっと体を震わせるのが分かります。「ダメ」というのはどういうことでしょうか。舐めても良かったけれど、吸ってはいけなかったということでしょうか。もしかしたら、痛かったのかもしれないと思ったあなたは、乳首から唇を離します。
「あっ……どうして、やめちゃうのぉ……」
叔母が悲しそうな声を出します。彼女の顔を見ると、その瞳には、切なげな色が見えます。あなたとしては、「ダメ」と言われたから、ダメなのかと思ってやめたわけですが、どうもそういうことではなかったらしいと思い直し、もう一度乳首に唇をつけます。そうして、再びチュウッと吸い上げるようにすると、
「はあっ!」
さっきよりも大きな喘ぎ声が上がったかと思うと、あなたは、頭をぎゅっと抱かれるのを感じます。もちろん、叔母の手です。あなたは、叔母に抱かれたまま、彼女の乳首を吸い続けます。遠い昔、母親の乳首をこうして吸っていたことがあるということらしいのですが、当然に、あなたはその頃のことを覚えてはいません。ただ、こうして叔母に抱かれていると、心から安心するのを覚えます。ずっとこうしていたいと思うあなたでしたが、そう思う一方で、叶えたいことがあり、その願望を伝えるタイミングを計っています。
「……はあっ、ああっ……はああっ!」
叔母の喘ぎ声は変わらず高いままです。そんなに乳首を吸われると気持ちがいいのでしょうか。ピンとこないあなたでしたが、よがり声を上げる叔母はいやらしく、あなたはますます欲望が高まるのを感じます。それからしばらく乳首を吸い続けていたところ、
「ああっ、もういいわ……はあっ……」
叔母がストップを命じてきます。
あなたは、まだまだ乳首を舐めていたい気持ちでした。乳首に執着しているというよりは、叔母に抱かれて、叔母の喘ぎ声を聞いていたかったのです。とはいえ、止められてしまったからには、やめる他はなく、乳首から唇を離したあなたは、自分の頭から叔母の腕が離れるのを感じます。
顔を上げると、叔母の顔が見えます。軽く開いた唇から浅い呼吸を繰り返す叔母の頬はバラ色に染まって、その目は、とろんとしています。あなたは、自分の中にある欲望がますます高まるのを覚えます。正直に言えば、いますぐ彼女を犯したくてたまりません。それを止めていたのは、叔母に対して乱暴をしたくないという気持ちではもはやなくて、ただ単に一度もしたことがないがゆえのためらいに過ぎないのでした。