少年の誰にも言えないこと ~叔母さんと初体験~/29
これがあなたのファーストキスです。あなたは、気持ちよさを感じるとともに、不思議な気持ちになります。唇をつけるという行為は、肉体的なものというよりは、社会的なものという意味合いが強くあります。快感を得るというよりは、愛を確かめ合うためのものなのです。あなたは、叔母と愛を確かめ合うことができて、嬉しいながら、こんなことがあるのだろうかと思ってやみません。
しかし、確かに叔母とキスしているわけであって、それをはっきりと認めたあなたは、今度は興奮が一気に高まるのを感じます。憧れていた女性と愛を確かめる行為をしている。
まずい、と思ったときには、時既に遅く、どくどくどくどくっ、と叔母の唇を奪ったままの状態で、彼女のナカに思い切り放出してしまいます。あなたが目を開くと、少し遅れて、叔母の瞳が開きます。唇を離したあなたは、
「出ちゃった?」
叔母のからかうような声を聞きます。あなたが、素直にうなずくと、
「もうおしまいにする? それとも、まだこのままでいて、もう一回シてみる?」
叔母の二者択一に、あなたは、もちろん後者を選びます。もう一回でも二回でも続けたいという気持ちがあります。叔母となら何度でもできそうです。
「ふふっ、じゃあ、頑張ってみる?」
叔母は、すっかりとさきほどまでの悲しげな色を楽しそうなそれに塗りつぶすようにしています。あなたは、ホッとします。こうして叔母と体を重ねることができたことはもちろん本当に心の底から嬉しいのですが、それ以上に、叔母との関係がこじれなかったことが、嬉しいのです。
「もう一回、チュウしようか?」
叔母が、タコのように唇を丸く突き出すようにします。あなたはその唇に、自分の唇をつけます。再びのキスは、やはり素晴らしい感触です。あなたが、うっとりとしていると、唇からにゅるりと何かねっとりとしたものが、口内に侵入してくるのが分かります。
叔母の舌です。
あなたは、叔母の舌に、自分の舌先がチロチロと舐められるのを感じます。唇をただ合わせているだけでも気持ちがよかったあなたは、舌を入れられて舌先をなぶられ、のみならず、口内をまさぐられるようにして、頭の奥がしびれるようになるのを感じます。そのうちに、さきほど精を吐き出して萎えたはずの肉棒が、再び勢いを取り戻してくるのが分かります。
「はあっ……どう、叔母さんの舌、気持ちよかった?」
ディープキスを止めた彼女が言ってきます。あなたが、素直にうなずくと、
「もう大きくなったみたいね。好きに動いていいからね」
と彼女が続けて言ってきます。