主婦の秘めごと ~義父と家族風呂に入って~/23
少しの間、あなたは、義父の上で、呼吸を整えています。呼吸を整えるという行為が、次の快楽に対して準備を行っているようで、あなたは恥ずかしくなります。どうやら、恥ずかしいという気持ちを感じられるほどには、性感が醒めてきたようです。しかし、次の瞬間、あなたは義父の手があなたの尻肉をぐっとつかむようにするのを感じると、体に再び火が入ったかのような心持ちになります。
「好きに動いてごらん」
義父が優しく言います。騎乗位のときと同じく自分から動くように言われたあなたは、座位の状態での動き方など全く分からないながらも、やっぱりこれも騎乗位のときと同じように、自分が感じるように動いてみます。それで義父も感じてくれるのかどうかは分かりませんが、好きに動けと言われたからには、そうするほかありません。
あなたは、ぎこちなく腰を動かします。すると、動きはぎこちなくても、快感はスムーズに伝わってきて、頭のてっぺんに性感の電流が走ります。
「はあっ、ああっ……」
あなたは、喘ぎ声を落とします。さっきイッたばかりだというのに、また快感に喘いでいるとは、どれだけ溜まっていたのかと思わないでもありませんが、そのような気持ちはやはりすぐにどこかへと行ってしまいます。
「すごく気持ちいいよ、上手だね」
義父から、褒め言葉がかかります。あなたは嬉しくなります。この頃、誰からも褒められたことなどないのです。子どもを褒め、旦那はよいしょしてやらないといけないあなたは、久しぶりに褒められる立場になって、褒めてくれた義父のことを一層好ましく思うようになります。
それにしてもこの座位という体位の何という気持ちよさでしょうか。正常位だとどうしても「されている」という風に感じますし、騎乗位はこちらが動かなくてはならないので、こちらが「している」と感じてしまいますが、座位だと二人でセックスに参加しているという気持ちになることができます。
座位はあなたのお気に入りの体位になりました。これからもこの体位でセックスしたいと思ったあなたですが、夫とはかなうべくもありません。せっかく、お気に入りができたというのに、その体位でできないなんてとがっかりしたあなたですが、
ーーまた、お義父さんと……。
すればいいのではないかと思います。そのとき、いっそう激しい性感が体の中心部から湧き起こるようになって、あなたはまた絶頂の予感を得ます。次の瞬間、
「おおっ、出すよ」
義父の切羽詰まったような声を聞いて、直後に、どくどくどくっ、と義父の肉棒が爆発して、お腹の中が温まるのを感じたあなたは、
ーーああっ、イクッ!
ガクガクと体を震わせて、義父の背をしっかりと抱きながら、クライマックスに達します。