主婦の秘めごと ~義父と家族風呂に入って~/22
キスをしながら義父は、あなたの背中に手を回して、背筋を撫でるようにしてきます。義父の指の感触それ自体も気持ちいいのですが、それよりもキスしている間でさえ、こちらを感じさせてくれようとするその気持ちに、あなたは感じてしまうものがあります。
義父がキスをやめて、唇を離します。ねっとりと絡まり合っていた舌先が離れると、唾液の糸が引かれます。あなたは、息を荒くします。夫の言うとおり、確かに夫とこの体位でシたときはあなたも別に興奮はしませんでした。しかし、今はどうでしょう。体は熱くなり、鼓動は速くなっています。騎乗位と同じように、男性の上になっているということが、あなたの興奮を誘います。しかし、それだけではありません。騎乗位のときと違うのは、安心感があることです。
互いに座って見つめ合って、抱き締め合っていると、心の底からリラックスした気持ちになるのです。これもまた夫の時にはまったく感じなかった感覚です。
「ふふっ、こうしているとちょっと照れるね」
義父が言ってきます。そんな義父のことを可愛らしく感じたあなたは、あなたの乳房に彼が顔を隠すようにするのを見ます。恥ずかしくて顔を隠したのかと言えば、もちろん、そういうわけではなくて、あなたの乳首を責めるためです。
あなたは義父の舌が乳首に当てられるのを感じます。はあっ、と甘い吐息を落としたあなたは、義父の顔をかき抱くようにします。義父は、あなたの乳首をレロレロと舐めるようにしたり、チュポンと吸うようにしたり、軽く歯を当てたりしてきます。口唇でさんざんに乳首をいじられたあなたは、軽くイってしまいそうな心持ちになります。
乳首をいじられていることだけではなくて、この座位という体位は、普通よりも深くまで義父のモノが届いているような気がするのです。とは言っても、寝バックのときも同じように感じたので、ただの錯覚かもしれませんが、深くまで挿入されているという感覚それ自体はきちんとありますので、それが本当なのか錯覚なのかは、現に快感を得ているあなたにとっては、どちらでもいいことです。
そのあともしばらく、さんざんに義父に乳首を責められたあなたは、
ーーああっ、イクッ!
ビクビクッと体を震わせて、義父の上で、イッてしまいます。はあっ、はあっ、と荒い息をつきながら、あなたは性感の余韻に浸ります。義父にイッてもらうつもりが、また自分の方がイッてしまって申し訳ないという気持ちも、絶頂の快楽の前では、はかなく霧散してしまいます。