kinako/Fox33工房 2020/11/07 03:36

近況報告

ご無沙汰しております。kinakoです。
前の更新から2か月もあけてしまいましたが生きています。

前回の更新での皆様のご意見を頂き、
次回作は前作の続き作品に決めて制作中です。

以前ci-enの記事でちょろっと書きましたゲーム内の世界観の話が絡んできたり、
前作と比べて話が複雑になりますし、登場人物の数も多くなってしまうので、
作者としては結構挑戦的なものになりそうです。


それに備えて、9月中はゲームの素材の選定やなどの下準備に加え、
色々なものを読んだり描いたりして吸収する、
ゲーム的に言えば装備を整えてレベリング、みたいな事をしていました。

実力的にはもっとずっとレベリングしていたい気分ですが、
試合をせずに素振りだけしてプロになった野球選手なんていないでしょうし、
今持てる全力を振るって、それを確かめる事をしなければ成長も無いでしょう。


前作においても力不足な点は多々ありましたが、
それでもぶっつけ本番でゲームを作った事は大正解だったと感じています。
製作の経験値と自信を得て、不足している部分も明確になり、
有難いことにプレイして頂いた方の反応も頂けて、多くの点でとても参考になりました。

ただ、作り続けるだけというのも自分の中身が枯渇しかねませんし、
こうした期間もまた重要ではあると思います。
製作中は時間とモチベーションの都合が取りづらいので、
こうした合間に新しい知識を仕入れて製作に反映していきたいです。


10月に入ってからはほぼずっとゲームに必要な絵を描いていました。

素材の製作はゲームの製作にとって必要なものではあるのですが、
作業を進めてもゲームがゲームとして出来ていくわけではありません。
「本当に進んでいるのか」
「このまま完成しないのではないか」
と長引くほどに不安が大きくなる、精神的に厳しい作業でもあります。

イベントのネタなども思いついてもすぐに実装できず、
メモに書き留めるだけ…というのは悶々としますし、
モチベーションを上げる意味でも早く体験版なりの形にしたいですね。

一応目標としては春に体験版、1年で完成くらいを目安にしています。


・絵の話
絵は私のゲーム製作において、やっていて一番辛い部分です。

前作制作時にまともに描き始めて以来修練を重ねてきたのですが、
おかしな箇所の部分的な修正がかえって全体のバランスを崩してしまったり、
以前より正確に形をとらえられるようになっているはずなのに、歪んでいた方がよく感じたり、

絵に関しては進むべき道が見えないというか、
何を指して上達というのかを捉えられていません。


とはいえ何も収穫が無い訳ではなく、
ある程度線は綺麗になって解像度を上げても見れるようになってきましたし、
描いているうちに「何となくわかってきた」と感じる事も増えました。

描きながらキャラクターの内面やシーンを考えるのは楽しいんですけどね。
「これはこう描く」といった絵柄さえ獲得できれば描くのもグッと早くなると思いますので、なんとか頑張りたいところであります。


現状、次回作の立ち絵でこんな感じ。


まずすっぽんぽんを描いてそれに服を何種も着せて描いて立ち絵差分色々!
とやっていたのですが、着衣状態に肉感を乗せにくかったり
剥いた時も棒立ちになってしまったりと、問題も感じてます。

そのまま上に服を乗っけるのでなく頭だけ共通で身体をそれぞれ別に描くとか
描くのが遅いのを工夫で補いつつ見栄えがするものになる様考えていきたいです。


・前作のアップデートについて
次回か、次々回あたりでお披露目できそうです。
告知の通りHシーン複数とそれに付随する小イベントのみの実装になりますので、
そこだけだと「待たせた割には」でボリューム不足に感じるかもしれないと
ちょっと不安ではありますが、モノはしっかり作ったつもりです。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

最新の記事

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索