筆おろし撮影
街を歩いているときに、突然背後から話しかけられた。
「すみません……おじさん、童貞ですか?」
あまりの失礼な物言いで無視しようかと思ったが、その声がとても幼かったので思わず振り返ってしまう。
そこにいたのは自分よりも頭一つ半ぶんくらい小さな女の子で、ちょっとはにかんだ顔をしていた。
この子、どこかで見たことがあるような気がする。
恥ずかしながら、今のところそういう経験がない。日々忙しく働いているうちに、気がつけば青春時代を過ぎてしまい、女性と縁がないままこの歳になってしまった。
「やっぱり!良かった。あの、私に筆おろしさせてくれませんか?」
可愛い顔をしてとんでもないことを言う。
そうだ、思い出した。彼女はティナ・トピア。知る人ぞ知るロリ系AV女優で、彼女が出演した作品を見たことがある。正直超絶に好みで、こんな美少女がAVに出ていいのかと思うほどだった。
その彼女がいま目の前にいる。実物のティナは思っていたよりずっと背が小さくて、小等部と言ってもまだ通じそうな感じがする。
案の定、これはAV撮影の企画で、すでにこの勧誘シーンから撮影が始まっているらしい。一瞬迷ったが、こんな機会は二度とないと思い、つい頭を縦に振ってしまった。
そしてそのまま近くのホテルに直行する。今から続きを撮るらしい。
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