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ルカの記事 (23)

猫虎屋 2023/03/14 00:23

天使の教え

ルカが宿屋の仕事にフルタイムで入ることにしたのは、そこで愛の無い行為が行われていると聞いたからだった。

男女の性行為とは、愛し合っているもの同士でしなければならない。
一時の快楽のためにしてしまうなんて言語道断である。
愛の女神に使える天使。愛の伝道師としては黙ってはいられない。
それを訴えるために、直接その場に乗り込むことにしたのだが、なんだかんだで言いくるめられて流されてしまった。

客として来る男を、直接説得して改心させるつもりだったが、どんな聡明な男も、ルカの裸を前にするとIQの低いケモノと化してしまう。
(うう・・結局こうなるのですね。)

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猫虎屋 2023/02/05 02:51

ミルクプラント(3)

前話:ミルクプラント(2)

母乳体質となった女性冒険家は、週に一度ミルクプラント工場で搾乳をするのが習慣である。

この日ルカはぱんぱんに張った胸を抱えてプラント施設に入った。
シャワーで身体を綺麗にしたあと、いつも通りガラス張りの搾乳筒の中に入る。ここは搾乳する女性しか入れないためプライバシーは守られている。
しかしこの日は事情が違った。

「は~い、こちらが搾乳施設になります~。みんな騒がないで静かにね~」
「うわすげーー!」
「なかにひとがいるよ!」
「静かになさい~!」

(わわ…子どもたちが…!)
小学生たちが工場見学に来たらしく、女性たちが搾乳している場所にずかずかと入ってくる。ガラス一枚で隔てられているとはいえ、見学にやってきた子供達に搾乳しているところを見られてしまうのはなかなかに恥ずかしいことだった。

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猫虎屋 2023/01/06 01:05

新たな姉

茶熊学園に新たにフルーエスールと呼ばれる制度ができた。
兄弟と姉妹を意味する言葉で、下級生を上級生が正しく導くことを目的としている。
中等部の女子には高等部のお兄様が、中等部の男子には高等部のお姉様が一人つき、およそ3ヶ月の間、一対一で指導する。
相手を選ぶことはできず、学園側によって指定される。

中等部に新たに入学したジークにも、お姉さま〈スール〉としてルカがつくことになった。

学生寮のジークの部屋に、ルカが突撃してくる。
「こんにちはー!あなたがジークですね。姉としてのお役目を頂いたからには、ビシバシしごいたりますよー!」
「ああ、めんどくさいのに当たったな…」
ジークは心底ダルそうに下を向く。うるさくて過干渉な姉は、もう十分間に合っている。
ネコミミストの時に会ったエレノアのような優しくて控えめなお姉さまならいいと思ったのに、来たのは"姉"よりもさらに輪をかけてうるさそうな姉だった。
「今日から私がお姉さんですよー」
「姉なんて大嫌いだ。」
やたらと距離を詰めてくるルカを邪険に振りほどく。

ルカは部屋の中を見回した。
「おやおや、男の子の部屋なら、もっと乱雑としているかと思っていましたが、意外と綺麗にしてるんですねー!」
「ああ、だらしない姉を見ていると自然とそうなるのさ。」
「しっかりしてるんですね~。……と見せかけて……ここだーー!!」
「あ…馬鹿…っ!!」
ルカはすかさずベッドの下の空間に手を伸ばした。そこには何冊も積まれた写真集や漫画などが隠されている。ジークの必死の静止も間に合わず、秘蔵の本たちが日の下に晒されてしまった。

えっちな本や漫画がずらりと並べられて、ルカはにやにやと笑った。
「ふふふ、ですよねー!男の子といったらやっぱりこれじゃなきゃ」
「うるさい!いきなりなんなんだよ。出ていけよ!」
プライベートをズタボロに晒されて、苛立ちげに怒鳴った。だがその程度で怯むようなルカではない。

「おやおやおや~……これは…」
秘蔵のコレクションを一冊一冊見分していくと、ある特徴があるのを発見した。
「馬鹿…見るなっ!!」
「『姉と夏休み』『甘えさせてくれるお姉ちゃん』『姉の胃袋を満たすのは僕』『近親相○、一線を越える日』『姉アンソロジー』……これは全部お姉ちゃん関係ですね。」
「くっ……!」
何か言い訳をしようと必死に頭を巡らせたが、何も思いつかない。

「サテラさん、魅力的ですもんね~」
「だらしなくてうるさいだけの姉だよ。学園に来なくてせいせいしてるくらいだ。というかサテラを知ってるのか?」
「目立つ姉弟なので、時々見かけてましたし、サテラさんは応援団で一緒に戦いましたからね~」
「わかったら出ていってくれよ。」

「ふふふ、ダメですよー!私は、あなたを正しく導くために派遣されたんです。弟が実の姉をえっちな目で見るのいけないことです。知っていますね。」
「知ってるよ!というか、別にそういう目で見てないし。」
「この本に残っている残留ソウルを見ればわかります。毎日この本で…していますね。」
「なっ……!」
言葉を失った。ルカが手にしていたのは、本に挟まっていた一枚の写真。サテラの水着姿を写したピンナップ写真だった。
「なので、"姉"として責任をもって、今日から私が管理してあげます!」

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猫虎屋 2022/12/01 05:24

【全体公開】天使のビデオ

ルカはこれまでにも多くの人助けをしてきたが、郵便屋さんを始めてからは、より多くの人々の不幸に触れるようになっている。
一人でも多くの人を助けたい。その一心で日々奮闘していた。
そんなある日に出会った少女。
彼女は見るからに不幸なオーラが漂っていた。

ルカから手紙を受け取った瞬間、少女の表情が暗い闇に包まれる。
「どうしたんですか!?」
「いえ……、大丈夫です。次の撮影、決まった。行かなきゃ……」
「どう見ても大丈夫じゃないですよ!」
「それが…」

少女はみなしごで貧しく、その細腕で二人の弟を育てていた。
しかし年頃の女の子が、幼い弟たちを世話しながら短時間で稼げる仕事など限られている。
親の残した貯金が尽きてからは借金が増え、その返済のために月に二回ほどえっちなビデオに出演して、その余ったお金で生活をしている。
だがそのお腹は次第に大きくなり、周囲から見ても明らかなほどになっていた。
「こんなお腹じゃ、もう……」
「そうですよ!そんな仕事やめましょう!」
「でも契約が……」
借金取りとは10回の撮影をする契約をしていた。あと1回出れば、満額の報酬が貰えて借金も完済できる。だがそれができなければ違約金を払わされる…
でもこれ以上の出演は、お腹の子にも悪影響が出かねない。

「わかりました!私が話をつけてきましょう!」
ルカは意気揚々と、その子の代わりに出かけていった。

「こ、こんな格好までするんですか……」
「当たり前だ、ここは温泉だぞ」
「でも男の方がたくさん…それにカメラが……」
「だから、撮影なんだってば!いい加減に覚悟を決めろ。」
「うう……こんな事になってしまうとは…」

少女との契約を解除しこれまでの報酬を払うようにというルカの要求は退けられた。
ただし、代わりにルカが出演するならいいという代替案を引き出すことができた。
思わずそれに乗ってしまったルカだが、後から考えて失敗だったと気付く。

AVプロダクションとしても、妊婦のAVなどマニア向けにしかならない。天使のAVのほうがよっぽど売れることを理解していた。だからこその提案だ。

「じゃあ、そこの岩に手をついてね。」
「はい…」
男の指に散々弄ばれたあと、いよいよその時が来る。
覚悟を決めたつもりだったが、恐れていた瞬間だった。
背後から男優のそれがぬるりと侵入してきた。
「は……あっ……!」
深い息を吐いてその感覚に耐える。


後ろから片足を持ち上げられ、結合部がカメラにもよく映るようにされた。
恥ずかしさで顔が真っ赤になる。
「こ…こんなの……っ!」
撮られていることが羞恥をますます引き上げる。

後ろから腰を打ち付けられ、バチャバチャと水音が激しく波打った。
もう十数分も温泉の中で突き上げられているので、のぼせて頭がぼーっとしてくる。
「あ……っ……!んあ……っ!」
激しくなるピストン。
大切なところに乱暴に出入りする竿には、何の覆いもつけられていない。

「出すぞ……!」
「ま、待ってください…それは……!」
少女のお腹が大きかったことを思い出す。そうだ、彼女が妊娠したのは、おそらくこの撮影のせいだろう。つまりは何の配慮も対策も施されていないということだ。
「あっ……ああーーーっ!」
だがその懸念は虚しく、ひときわ激しいピストン運動が急停止した途端に、体内でびゅくびゅくとそれが弾けた。

あまり深くは考えていなかったが、腟内に出されて始めてその実感が湧いてくる。同時に走馬灯のように思考が急回転し、この先のことを考える。
もしこれが女神様にバレてしまったなら。いや、女神様だけでなく、かわいい後輩たちにも。AVに出るような淫らな先輩だと思われたくない。ましてや、名も知らない相手の子を孕むようなことがあっては。

「あ…ん……っ!」
だが、そんな心配はよそに、撮影は続けられた。
男優は一射精ごとに交代するらしく、次は別の男が挿入してくる。
休む間も与えられず、お風呂の熱気で頭がぼーっとしてくる。

「あ……」
湯気に染まる視界の中で、こんなハードな撮影、あの子にさせなくて良かったと、ふと考えるルカだった。

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猫虎屋 2022/12/01 05:18

【全体公開】筆下ろし実習

私立白熊学園には性行為実習があり、そのカリキュラムのひとつにソープ実習がある。
マットでの奉仕は様々なメニューをこなす必要があるため、通常は技術のある男性講師がリードする。
だが実際に現場で相手するのは素人の客が多いため、今日はその練習のために不慣れな男子を相手に実習することになった。


「あら…あなたは。」
「本日、ご相手を務めさせていだ・・いただきます、ヨシュアです。よ!よろしくお願いします」
「あらあら~、これは元気がいいですね~♪」

ソープ実習は女子全員の必修課程だが、男子はそうではない。ゆえに、全ての男子が性行為にあずかれるわけではなく、ヨシュアもまだ一度も本番を伴う実習は経験したことがなかった。
童貞少年の筆おろし。不慣れな相手を正しく導くのが今日の課題だ。

「私がリードしますから、あなたはただ楽にして身を任せてくださいね。」
「は、はい!」

ヨシュアは緊張の面持ちで返事をした。

一緒にシャワーを浴びたあとは、ローションを湯に溶いて温め、裸体にぬりたくっていく。
その姿を見て、ヨシュア少年の股間がむくむくと起立していった。
「あら、可愛い♡」
年相応の大きさのそれはまだ皮に包まれていた。じっと見つめると落ち着かなそうにソワソワしている。そんな姿も可愛い。

「じゃあ、ご奉仕していきますね。マットに横になって。」
「は、はい!」
「そんなに肩を張らなくていいんですよ~、ほら~力を抜いて~」
「はい~……」
横になったヨシュアの上に馬乗りになり、胸を押し付けて滑らせていく。ローションのおかげでぬるぬるとぬめり、ほとんど摩擦なく滑る。この状態で動くのはなかなか難しいのだが、日々の練習のおかげで今は自在に動けるようになった。
「ふふふ、どうですか?」
「き、気持ちいいです~~…こんなの初めてで…」
反応一つ一つが新鮮で、ルカは愉しみながらご奉仕をしていった。

膝コキ、パイズリ、フェラ、69、などをこなしていって、素股をする段階になり、ヨシュアはもうすっかり興奮が止まらないようだった。

素股とは、挿入こそしないものの、挿入に近いポーズを取って擬似的なセックスをする行為である。股間付近でローションでぬめらせた手を使ってイカせる。マニュアル的にはこれが最後の段階で、ここで射精させてワンセット終了である。
「僕…もう我慢できなくて……!」
正常位の手コキ素股でイキそうになっていたヨシュアは必死に射精衝動をこらえていた。
「ふふふ、このままイかせてもいいのですが……。せっかくなら挿入れてみますか?♡」
「いいんですか!?」
「童貞少年という耽美な肩書を奪い去ってしまうのはいささか勿体ないですが……私でよければ…いいですよ」
「あ、ありがとうございます!では失礼します!」
もう我慢の限界だったようで、ヨシュアは急に力を入れて、秘裂に押し付ける。そのままぬるりと中に入ってしまった。
「んんっ!」
「待ちなさ…い、こういう時はちゃんとつけてからじゃない…と…っ」
ルカは自分の中に入ってきたものの大きさに驚く。さっきまで扱いていたのより一回り大きい気がする。いや、太さこそ年相応だが、長さが半端ではない。その証拠に奥までしっかり当たっている。
ヨシュアは無意識に魔竜エインの力を覚醒させてしまっていたが、それに二人は気付いていなかった。


「もうダメです!限界です!」
入れてから一分も経たないうちに、ヨシュアの声が上ずる。そして間髪入れず、びゅくびゅくと射精が始まった。その量は半端なく、入り口から溢れ出してくるほどだった。
「もう…ちゃんとつけてからって……っ」
許可なく膣内射精したこと咎めようとしたが、ルカは年下の少年の性欲と体力をいささか見誤っていた。射精した直後だというのに、抜かずにそのまま第二次ピストンが始まる。
一往復するたびに子宮が突かれて、リードしていたはずのルカもすっかりたじたじになっていた。腰を何度も上下させて絶頂を迎え、それでもピストンが止まらない。

結局三回中出しされるまでヨシュアの暴走は止まることなく、ふたりともぐったりとマットに横になった。

「不合格です!」
「ええっ!」
二人でシャワーを浴び、着替えた後、ルカは怒った顔でヨシュアを咎めた。
「もっと女の子は優しく扱わないといけないですよ。勝手に中出しするなんて言語道断!」
「す…すみません。」
ヨシュアはすっかり縮こまってしまい、肩をすくめる。

「だから、補習です。」
ルカの顔が優しい笑顔に変わった。
「え?」
「明日また練習しましょう。次はちゃんとできるように」

「はい!」
ヨシュアの元気な声が浴室に反響した。

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