投稿記事

2022年 03月の記事 (11)

ぶるがり屋 2022/03/27 22:47

鎌倉殿の13人 12話 の感想

鎌倉殿の13人 12話
「亀の前事件」の感想です。


見逃し・同時配信 - 鎌倉殿の13人 - NHK

【作】三谷幸喜
【音楽】エバン・コール
【出演】小栗旬、新垣結衣、菅田将暉、小池栄子、片岡愛之助/坂東彌十郎、宮沢りえ、大泉洋、西田敏行 ほか
(C)NHK

鎌倉殿の13人

 「ここまでするかぁ?」
前回の予告から約束だれたコント回 はてさて本当にコントかー!?

 コントじゃん!(歓喜
いやこの後の影響とか当人の恥とか大きいかもしれないけど、現代人の感覚からいうと、「面白おじさんの長髪がちょい長髪になった」だけだからなぁ(笑
人も死なず家族も壊れなかったよ…

源氏と北条

 各々が「大事にしたくない」「当事者になれない」から、秘密のはずがどんどん広がってつながって、おおごとで荒事に(笑
北条家と源兄弟ほぼみんな悪いのがヒドい(笑
最悪手は義時くんの義経を引き摺り込みかな、騒動にしかならないよ!
義経郎等はやっぱり義経シンパですね、ヒャッハー!!

 ただ行動理由は自分のプライドやストレス発散ばかりでなく、家族への愛が一番大きいのが微笑ましいですよ。
あと京と板東の意識の違い。

 頼朝が牧宗親を怒るのは義経が可愛いからですし、時政パパが怒るのは、家族が何より大事だからですよね。
家族が大事だから喧嘩好きの田舎者な自分を抑えこんできたし、家族が大事だからそんなものを投げ捨てる。
義経の暴走は少しは抑えられるし、りくも政子も困って怒るだろうけど、嬉しいじゃないかな。
 まぁ、あそこで時政が怒らなければ、奥で頼朝が政子に謝ったとは思いますが(笑

北条義時と三浦義村

 「教えてしまいました」「難しすぎてよく分からん」
全編壮大なコントでしたが、やはり小四郎平六のコンビがベスト。
これからも毎週やって下さいお願いします。

 義村の女性を狙う方向性がちょっと分かりました。
「俺の勝ちだー!」という勝負感覚なのですね。
それを性癖と捉えてスン…となる義時が可愛い。

女の戦い

 何回も描かれてきた政子・亀・八重の女の戦いが大事件に!
結局亀が逃げてほぼノーダメージ、他の色男になびく流れで笑ってしまいましたが、八重さんも鎌倉に戻る機満々で、
全然終わってねー!(笑
 亀はここからフェードアウトかもしれませんが、まだまだ続く八重さんの存在。
今回も「千鶴丸の仇」でないというズレ、次回頼朝と再会。
八重さんの物語上の役割がまだ分かりませんが、悲劇的な未来しか見えないですよ…

鎌倉殿の行方

 とはいえ、もちろんおかしい人間関係だけで終わる筈もなく。
今回の事件から大きく変わるのでしょう。
またこの後、今回のようにそこまでの悪意・敵意がない始まりから、大きな結果になっていく暗示なようにも思えます。

 大江広元が最後に伝えた懸念な何なのか。
今回の睨みを見るに、義経か上総広常か、頼朝と板東の関係性か、はてさて。


他、ちょこちょこ。

「田んぼのヒル」の語感、政子の迫力顔、義時の落ち込みっぷり(笑
上総広常可愛いー!
梶原景時怖い!恨まれ役ばっかり!オーベルシュタイン味!

 蟇目役、後妻打ち、髻切りと、時代の文化が彩り豊かに描かれますね。
説明少なくとも丁寧に描いていて、マニア心がくすぐられます(笑

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

ぶるがり屋 2022/03/24 05:02

平家物語 11話の感想

平家物語 11話 最終回
「諸行無常」の感想です。


【Amazon.co.jp限定】平家物語 Blu-ray box(「監督・山田尚子、音楽・牛尾憲輔スペシャルインタビュー」視聴コード付)

監督:山田尚子
脚本:吉田玲子
キャラクター原案:高野文子
音楽:牛尾憲輔!
発売日:2022/4/6
販売元:ポニーキャニオン

平家物語

 ショッギョ・ムッジョ!(挨拶
いやぁ、言霊って強いですよね。
「壇ノ浦」「諸行無常」と連続放映と聞き、心の傷を覚悟はしておりましたが、心にぽっかりと穴が空いたようです。
それでもこの言い方をすれば、ちょっと笑えて、ついつい口から出てしまいました(笑
 救いと言うにはあまりに儚くて、か細くて。

決戦 壇ノ浦

 イルカの逸話や「見るべき程のことは見た」が平知盛の言葉とは知りませんでした。
本当に、何度も何年も語り継がれてきた物語なのですね…
基本的に政治や戦いは薄味で、滅びゆく人のあはれを中心位描いてきた今作ですが、この壇ノ浦の戦いは激しく壮大で、圧倒されました。
そして、兵の勢い、潮の流れ、戦術が、
「変わった。」
 ああ、終わる、滅んでしまう。

各々の選択

 徳子があんなに守ろうとしてきたのに止められなかった理由は、私は分かりません。
ただ廃位された後の安徳天皇が無残に殺される可能性はそれなりにありますし、時子の安徳天皇を見る目は、本当に愛に満ちているのですよね…
誇りと憎しみでぐちゃぐちゃになっていたのも事実でしょうけど、孫が可愛くて不憫だったのも、きっと真実だったように思えるのです。

 最後まで名将、よいおじさんでした。
兵を率いて守り、敵を追い立て、家族を最後まで守り、家の誇りを見せつける。
平知盛、格好良かったよ…!

 追うように海に身を投げる、平徳子。
「見守る」と決めたびわも、徳子だけは運命を変えたかったのかな。
最後に本当の運命が見えたのか、助けたいという想いが予知を変えたのか、分かりませんけれど。

滅びを超えて

 時を経て、尼になった徳子と再会する後白河法皇。
侘しい……
権力も栄華も、一族も家族も、大事なものも全て失って。
罪を許して、死んでしまった皆の救いを祈る。
どんな苦しみなのか、心中なのか、私はとても分かりません。
救われたとも、これで良かったとも。
それでも、それでも。
狂乱のまま壇ノ浦で死んでいったよりは、良かったと。
びわの頑張りで少しだけ救われたのだと、そう感じるのです。

 後白河も毒気が抜けてますね…
平家を滅ぼす気がそこまで無かったのも、徳子個人に好意を持っていたのも事実でしょう。
 諸説ありますがこの時にはもう義経が失脚して追いやられていて、平家の追いやっても朝廷の復権もあやふや状態。
義経は西国に逃げ、静御前は捕縛され。
なんとも空しいですよ。

 資盛生きてたのかやったー!
ああ、良かったですよ、本当に良かったです。
生き延びて、傷だらけで苦しくても、許して、祈って、生き続けて欲しかったのです。
良かった、嬉しい。

 瞳が薄く、両目が浅葱色に変わり、髪が白く、長く長く伸びたびわ。
何が見えているのかな。
ずっとずっと、平家物語を謳っているのかな。
歌い継いでいるのかな。
許し、祈っているのかな。
びわは幸せになったのかな…… 幸せだったら良いな。

最終回を迎えて

 美しい、切なく儚い、美しい滅びと祈りの物語でした。
映像美に圧倒され、人の心の機微に惹きつけられ、終わってしまって置いていかれたような、心にぽっかりと穴が空いたような気持ちです。
 同じ時代を見せてくれる『鎌倉殿の13人』もこの先の展開、同じ舞台をどう見せてくれるかが楽しみですが、今はこの喪失感を大事に、眠りたいです。

 スタッフの皆様、お疲れ様でした。
3ヶ月ずっと水曜の夜が楽しみでした。
ありがとうございました!

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

ぶるがり屋 2022/03/24 03:52

平家物語 10話の感想

平家物語 10話
「壇ノ浦」の感想です。


【Amazon.co.jp限定】平家物語 Blu-ray box(「監督・山田尚子、音楽・牛尾憲輔スペシャルインタビュー」視聴コード付)

監督:山田尚子
脚本:吉田玲子
キャラクター原案:高野文子
音楽:牛尾憲輔!
発売日:2022/4/6
販売元:ポニーキャニオン

平家物語

 破れて、逃げて、落ち延びて、生き延びて、傷ついて。
時間をかけて、何度も戦って、時には勝って、短い時間で一方的に追い落とされるでなく。
だからこそ、平家の皆の傷が生々しくて、辛かったです。
諦めきれず、未練いっぱいで。

平維盛の選択

 ああ、ああ…
痛いよ… 逃げようと考えることすら自分を傷つけて、傷だらけじゃないですか。
僧に罪で傷つくことを許された時、死ぬと決めた旅に出る時、びわに許された時、昔を思い出した時。
維盛が少しでも救われていたら、良いなぁ。

京都、後白河法皇と源義経と静御前

 後白河法皇嬉しそう〜(笑
資盛の手紙を捨てさせてから義経を迎える声がもう猫なで声じゃないですか!(笑
自分の権力さえ戻れば、平家を殺す気まではないけれど、家庭で死んでも良いタイプですよね。

 ああ、静御前の舞が綺麗で、可愛いよ…
美男子の義経ととってもお似合いですよ……
出会って、しまいましたか。

平資盛とびわ

 もう一度、全てが見えてきたこの時にOPを見直すと、びわは重盛に誘われて平家の皆と笑顔で舞い回り、最後に、静かな面持ちの資盛と手を離して別れるのですよね。
飛び出て、清経、敦盛、維盛の死を見て、自分の意思で平家に帰ってきたびわと、資盛。
多分、最後のひと時。

 資盛は大人になったと思っていましたが、口も態度も悪いし生き汚いなぁ(笑
でもそれを自覚もしているのですね。
自分は語り継げれないと自嘲し、びわと口喧嘩する様に、なんだか安心しました。
平家は滅び、多くの死が待っているけど、2人の仲は子供の頃のままなのですね。
 伊子さんとの恋が続いているのも、それでびわにからかわれるのも、いいなぁ。

 資盛は最後に、どんな選択をするのかな。

平徳子と安徳天皇

 そうか、びわは徳子とも再会するのですね。
資盛との再会ばかり気になっていて失念していました。
「渦潮に呑まれる徳子」の予知のため、ここから最後まで一緒にいる筈でした。

 母となって強くなった徳子、母を知って生き方を決めたびわ。
流されるでなく、迷うでなく、覚悟を決めた、少女だった2人の姿が美しく、切ないですよ。

 ああ、安徳天皇成長したなぁ。
可愛い、可愛い男の子ですよ……。

 最後、舞台は壇ノ浦へ。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

ぶるがり屋 2022/03/20 22:10

鎌倉殿の13人 11話 の感想

鎌倉殿の13人 11話
「許されざる嘘」の感想です。


見逃し・同時配信 - 鎌倉殿の13人 - NHK

【作】三谷幸喜
【音楽】エバン・コール
【出演】小栗旬、新垣結衣、菅田将暉、小池栄子、片岡愛之助/坂東彌十郎、宮沢りえ、大泉洋、西田敏行 ほか
(C)NHK

鎌倉殿の13人

 コント→悲劇→コント→悲劇〜
からの予告コント!
もうちょっと情緒を保たせて!

北条義時

 「お断りします。」ジャジャジャーン!
じゃないよ!
本人確認とか根回しとか… 思いましたが、女心の理解はまだまだ小四郎義時には遠かったですね。
 答えを聞こうとする中で、実衣ちゃんだけ視線も口元も優しいのがなんとも。
源頼朝・政子からすると色々な感情が混ざりますが、実衣ちゃんにとっては大好きなお兄ちゃんと綺麗なおばさんの結婚だものなぁ。

 「一緒に暮らして、時が経てば。」
兄・宗時の無為の死を忘れてはいない、同時に頼朝を尊敬し主人と敬っている。
そういう意味なのでしょう。
 今回強く回り始めてしまった因縁の連鎖に、今まで隣で、間接的に苦しめられてきた義時は、だからこそ幸せに八重と語りプロポーズ失敗コントなぞしてこれましたが、これからはこの因縁に引きずり込まれていってしまうのかな。
それとも遠いいつかなのかな。

感情の化け物・源義経

 この九郎義経、感情の化け物だ。
愛で動き、怒りで戦い、嫉妬で殺す。
優しい笑顔で嘘をつけるのは怖いけど、証拠文書を人目のある場で破り、燃やさないのが甘い(笑
 せめて頼朝の優しい言葉で反省していれば…
でも好き/嫌いしかないと、反省も無意味かなぁ。
「もっと上手くやろう」としか思わなそう。

 まぁ義円が死んだのは、源行家おじさんの無能・無責任さも大きいよーな。

回り始める因縁の螺旋

 八重の献身、北条・三浦家の働きもあって、一度は止まり、終わりそうに見えた千鶴丸の死とその憎しみの因縁。
まさかこんな形で再び回り始めるとは…

 生きるために盗み、生きるために殺す。
たとえそれが過去の主人であっても。
ただ殺すというだけでなく、死の因縁が回り始めた理由が、「存在が発覚したから」なことに胸がすっと冷たくなりました。
 善児は存在が呪いの死神でしたか…。

 伊東祐親の史実を知っていれば、じ様の和らぐ顔色、いかつい拳を取るポーズ、義時の言葉通りに取り戻し始めた家族の日常が…
ああもう!

 大事だったから、幸せだったから、
失う痛みは忘れられなくて。
千鶴丸を殺した罪は、ぐるぐると回って、頼朝と全成と頼家と八重と、彼らと寄り添う北条家と、さらに梶原景時まで絡め取られたような、そんな気がして止みません。

 兄・義円を死なせた義経も、自ら因縁の輪を作ってしまった気がします。
清盛を失った平家はもう、とっくの昔に因縁の業火の中ですね。
失った命は、戻らない。
殺して、殺されて、許せなくて、続いていく。

女の戦い

 政子・亀・八重の女の戦いが…
気持ち悪い!怖いよぉ!
いやまぁ各々理由は分かるのですが、ひたりひたりと心が蝕まれていきますよ…
と思ったら次回爆発するじゃないですか(笑
やっぱり当時でも「そこまでするか」案件だったのかなー。
今までの陰険な牽制し合いと、暴力焼き討ちと、どっちがマシか、次回が楽しみです(笑

髪を整えて

 冒頭のプロポーズ…というよりは結納に近かったのかな?
で初めて髪を整える小四郎義時。
因縁の果てに許し許され、やっと家族に戻れる、そんな父・祐親の後ろ髪を剃る愛娘・八重。
 ハレの日に、希望を胸に、進んでいく、進んでいくはずだった日々へ。
今回は、とても印象に残りました。


他、ちょこちょこ。

安達盛長おじさんが最高に可愛かった…
流人を助けて守って、やっと報われてホワホワして。
ボロボロ泣いてる義時を慰めて、なぜか三浦義村との従兄弟喧嘩に巻き込まれたり(笑
 江間次郎は無理だったけど、盛長おじさんは報われて幸せに暮らしてー!

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

ぶるがり屋 2022/03/14 03:25

鎌倉殿の13人 10話 の感想

鎌倉殿の13人 10話
「根拠なき自信」の感想です。


見逃し・同時配信 - 鎌倉殿の13人 - NHK

【作】三谷幸喜
【音楽】エバン・コール
【出演】小栗旬、新垣結衣、菅田将暉、小池栄子、片岡愛之助/坂東彌十郎、宮沢りえ、大泉洋、西田敏行 ほか
(C)NHK

鎌倉殿の13人

 前回からどんな展開になるのか分からずワクワクして臨みましたが、鎌倉・頼朝軍が大きく、人と権力が集まっていく群像劇でした。
終わってから、思い起こすと、
いやー久しぶりに人死にが少ないコント回だった…
いや割と死んでたや、しかも死体の処理は一番酷かったや…
コント回だったけど!
という、魅力とイベント、新キャラいっぱいな回でした(笑

源義経 in 菅田将暉劇場!

 とは言え、やはり特筆すべきは源義経。
将器、覇気、軍略と愚かさ、何より幼さ。
なんて愛らしく恐ろしい爆弾か!
気持ち良いけど小憎らしい、絶対に歴史に名を残し若死にするい〜いキャラですよ。
菅田将暉さん、やはりいい仕事をする…
遠くから、遠くからかぶりつきで見ていたい!

 今の所感情の行き先は、頼朝お兄ちゃんLOVE!
範頼あんまり、坂東武者一絡げ、政子大好き! という感じですね。
義時は心配したり褒めたりしてますが、まだ一人の人間として見分けられて無いかなー。

 ラスト、乙若は強度の嫉妬が燃え上がる予感!
こうなると、義時は義経に認知されない方が良いよーな気がしてきました。
絶対嫉妬されるわー(笑

北条一家

 義時がまたモテ無いムーブしてるー(笑
義時が人の心、女性の心がよく分かってないのが主な原因ですが、三浦義村もポンコツなのか、八重さんが一途なのか、どっちなんだい?
義村クン、今の所男にはモテても女性にモテてるシーン無かったですよね?
 義時は、「あわよくばなんて考えてない、でも、もし八重さんから来てくれたら…」
という、一番ダメな考えだと思います(笑

 八重さんが託されるのも、頼朝から信頼されている証なように思います。
「義時なら問題・ゴタゴタにはしないだろう」というのは嫌な評価かもしれませんが、一番信頼して、人柄を信用しているのも事実でしょう。
 前回の問いも、一対一で、嘘は言わないと分かっているから、信じたくて、それでも孤独だったと絶望したのですから。
「義時だけは」と思っていたほどなのですから。

 政子さん、ファーストレディー教育!
うわ〜大変だ。
心労もいっぱいの上、辛いだろうなぁ。
 これから政略結婚のために「北条の女の子」として、実衣にも教育が必要なのも事実ですが、自分では愚痴が言えない分、横でグチグチ言ってる存在がありがたいのでは(笑

 義時と政子が、頼朝軍が大きくなるに連れて、重要度が増していくのですね。
本人たちは頼朝の為にがむしゃらに頑張ってるところですが、特に義時クン、自分が一番頼朝に近いという権力、まだ理解出来てないし利用出来ないだろうなぁ。
 今回もいつものように上総広常に振り回されてましたし(笑

 前回は義経とフラグか…?
と思った実衣ちゃん、今回は全成とフラグが。
うん、まぁまだ良し!

女の戦い

 政子・亀・八重の女の戦いが、
大庭景親の死体の扱いよりキッツい…
この中だとプライド高くて戻る地盤もあり、女の武器を使う気の無い八重さんは脱落気味ですね。

 初回から描かれて来た、振り回されながらも果敢に生きる、美しく強くちょっと狡く、で狡くなりきれない、八重さん。
義時や義村とくっつく感じはしませんが、この物語での八重さんの立ち位置、意味、そして顛末は気になります。
江間次郎のこともあって、不幸な終わりはして欲しく無いですよ。

他、ちょこちょこ。

和田義盛が可愛いおっちゃん過ぎる。
坂東の知将少な過ぎない?
大庭景親の「あの時頼朝を殺しておけば」は、頼朝に負けた者、付き従った者、両方への呪いだなぁ。
源範頼と伊東祐清は善意な余計な一言コンビ
「つぐみ」は「余計な一言」の象徴なのかな・
善児かと怖がったら頼朝だった!
頼朝兄弟のコントもっと見たい! けどもうダメかー。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

« 1 2 3

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索